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真相 単行本 – 2003/5/1
横山 秀夫
(著)
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2003/5/1
- ISBN-104575234613
- ISBN-13978-4575234619
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
事件とは、死者にとってのドラマではなく、死者を取り巻く人々の哀しみや懊悩-。そうだとするなら、事件が終わった後にこそ、人の胸を焼き焦がす「真の事件」が頭を擡げる。『小説推理』掲載の短編5編を収録。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2003/5/1)
- 発売日 : 2003/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 291ページ
- ISBN-10 : 4575234613
- ISBN-13 : 978-4575234619
- Amazon 売れ筋ランキング: - 274,857位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76,522位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1957(昭和32)年、東京生れ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒。上毛新聞社での12年間の記者生活を経て、作家として独立。’91(平成3) 年、『ルパンの消息』がサントリーミステリー大賞佳作に選出される。’98年「陰の季節」で松本清張賞を受賞する。2000年、「動機」で日本推理作家協会賞を受賞。現在、最も注目されるミステリ作家のひとりである。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 看守眼 (新潮文庫) (ISBN-13: 978-4101316727)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5編とも暗い話なので、読むのが途中で嫌になった。最後まで読んで改めて思う。普通に生きて行くのは大変なコト。「他人の家」という話の中で、映子が英治に言った「人並みの生活はさせてね」という台詞。重い。
2024年1月14日に日本でレビュー済み
短編1 真相
税務会計事務所の篠田の息子の佳彦が殺害され,10年たって犯人が逮捕された。佳彦は,本屋の帰りに鈴木という電気工に刺されたのだ。鈴木は,佳彦が書店で万引きをしたことをネタで脅したということが分かり,篠田は耳を疑った。佳彦に限って万引きなんて考えられないと。さらに,その場には佳彦のほかにもう一人いた。犯人の供述が明らかになるにつれ,篠田にはもう一人の人物が分かってきた。
短編2 18番ホール
県庁に勤めていた樫村は,有志に担ぎ出されて村長選に出馬することになった。対抗馬の青柳との一騎打ちか思われていたが,もう1人柏木が出馬することになった。樫村には忌まわしい過去があった。この選挙に必ず勝たないとならない理由があった。選挙戦は混迷を極めが,樫村は,村長選に当選した。樫村は過去の形跡を消し去るためにある場所へ向かったが,新たな悲劇が起きた。
短編3 不眠
自動車販売会社をリストラされた山室は,睡眠障害に関する薬剤の治験のアルバイトをしていた。不規則な睡眠の影響で通常の睡眠もままならなくなり,夜中に眠れずに町を歩いた。その時間にとある場所で殺人事件が起きた。同時刻に町を歩いていた山室は車を運転していた主を知っていた。結局警察は車を運転していた男を逮捕し,男も殺人を認めた。しかし,山村はその男が犯人ではないという証拠を持っていた。山室は,男の家に行き真実を知ることとなる。
短編4 花輪の海
大学で空手部に所属した1年生の部員は,夏の合宿で先輩の暴力,体罰のごとき「しごき」に会う。部員の中のサトルが夜中の練習の「夜襲」で海岸で溺れてなくなってしまう。体力も精神力も疲弊した結果,波にさらわれたのだろうと思われていた。数年ぶりに当時の部員が集まることとなった。その場で真実が明かされた。
短編5 他人の家
刑務所を出所した貝原は,妻と平穏に暮らしていた。しかし,アパートの大家が貝原の素性を知り,アパートを退去させられることになった。貝原は,日頃から顔を合わせていた佐藤に相談すると,養子縁組で佐藤姓を名乗ること,佐藤が死んだ後の財産を引き継ぐことを聞かされた。貝原は,姓を変え佐藤の家に住み始めたが,ある人物の出現によって事態が一変する。そして,佐藤の家の秘密も明らかになる。
税務会計事務所の篠田の息子の佳彦が殺害され,10年たって犯人が逮捕された。佳彦は,本屋の帰りに鈴木という電気工に刺されたのだ。鈴木は,佳彦が書店で万引きをしたことをネタで脅したということが分かり,篠田は耳を疑った。佳彦に限って万引きなんて考えられないと。さらに,その場には佳彦のほかにもう一人いた。犯人の供述が明らかになるにつれ,篠田にはもう一人の人物が分かってきた。
短編2 18番ホール
県庁に勤めていた樫村は,有志に担ぎ出されて村長選に出馬することになった。対抗馬の青柳との一騎打ちか思われていたが,もう1人柏木が出馬することになった。樫村には忌まわしい過去があった。この選挙に必ず勝たないとならない理由があった。選挙戦は混迷を極めが,樫村は,村長選に当選した。樫村は過去の形跡を消し去るためにある場所へ向かったが,新たな悲劇が起きた。
短編3 不眠
自動車販売会社をリストラされた山室は,睡眠障害に関する薬剤の治験のアルバイトをしていた。不規則な睡眠の影響で通常の睡眠もままならなくなり,夜中に眠れずに町を歩いた。その時間にとある場所で殺人事件が起きた。同時刻に町を歩いていた山室は車を運転していた主を知っていた。結局警察は車を運転していた男を逮捕し,男も殺人を認めた。しかし,山村はその男が犯人ではないという証拠を持っていた。山室は,男の家に行き真実を知ることとなる。
短編4 花輪の海
大学で空手部に所属した1年生の部員は,夏の合宿で先輩の暴力,体罰のごとき「しごき」に会う。部員の中のサトルが夜中の練習の「夜襲」で海岸で溺れてなくなってしまう。体力も精神力も疲弊した結果,波にさらわれたのだろうと思われていた。数年ぶりに当時の部員が集まることとなった。その場で真実が明かされた。
短編5 他人の家
刑務所を出所した貝原は,妻と平穏に暮らしていた。しかし,アパートの大家が貝原の素性を知り,アパートを退去させられることになった。貝原は,日頃から顔を合わせていた佐藤に相談すると,養子縁組で佐藤姓を名乗ること,佐藤が死んだ後の財産を引き継ぐことを聞かされた。貝原は,姓を変え佐藤の家に住み始めたが,ある人物の出現によって事態が一変する。そして,佐藤の家の秘密も明らかになる。
2020年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編の各主人公の心理を追っていくが、最後にこれが「真相」というどんで返し。
流石うまいですね。
流石うまいですね。
2020年5月23日に日本でレビュー済み
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登場人物の追い詰められた感情がリアルに伝わってきて、精神的にダメージを受ける。悪い人間じゃないのに、間違った時間に間違った場所にいてしまったが為に、追い詰められていく。読んでて苦しくなりました。それだけ読み応えがありました。
2020年11月26日に日本でレビュー済み
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内容は良いが、経年劣化で汚いです。
2007年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横山作品の中でも特に重い内容だと思う。
ハラハラしながら読みすすめるうちに各話とも主人公に感情移入してしまうのは本に入り込みやすい私の性格か、それとも著者の力量なのか。
なんとか悪事が明るみに出ないものか、幸せに暮らして欲しい、と思うものの結果的には。。。。
当たり前のことなのに妙に悲しくなってしまう最後が用意されている。
読後感が暗いが、登場人物が人間臭くて面白かったと思う。
ハラハラしながら読みすすめるうちに各話とも主人公に感情移入してしまうのは本に入り込みやすい私の性格か、それとも著者の力量なのか。
なんとか悪事が明るみに出ないものか、幸せに暮らして欲しい、と思うものの結果的には。。。。
当たり前のことなのに妙に悲しくなってしまう最後が用意されている。
読後感が暗いが、登場人物が人間臭くて面白かったと思う。
2019年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横山秀夫の小説は、展開が、おもしろい、読み終えると、現実にありそうと思えるし、いずれの短編も満足できる。