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ママの狙撃銃 単行本 – 2006/3/1
荻原 浩
(著)
福田陽子は一見ふつうの主婦。ある時、「もう一度仕事をしてみないか」??25年ぶりのKからの電話。幼い頃米国に住む祖父の元で暮らした陽子は、祖父からあらゆることを教わった。射撃や格闘技、銃の組み立て・分解。そう、祖父の職業は「暗殺者」だったのだ。
- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-10457523544X
- ISBN-13978-4575235449
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 355ページ
- ISBN-10 : 457523544X
- ISBN-13 : 978-4575235449
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,612,479位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 408,516位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんな分野を手がけている感じで、時には外れもあるが、全体的に好きな作家である。
2017年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荻原浩さんの作品は初めてですが、(素人に褒められても困るだろうけど)うまいなあと思いました。
無理を理にする持って行き方に感心しました、結構強引だけど。
映画「シリアル・ママ」をちょっと思い出しました、設定もお話も全然違うけど。
あちらは実話がモデルで殺人に微塵もためらいはない。
一方、こちらは架空ではあるけれど主婦がためらいつつも標的を狙撃する、娘の同級生を銃で脅す、現場近くに息子を連れていく。
映画だと手放しで面白く観られたかなと思うけど、やはり文字でこのストーリーを追うのは少々つらいものがある。
ママの大変さ、孤独と幸福の関係、世間への理不尽さはよくわかるのだけれど、無理を理にしようとする力技がかえって読む者のカタルシスを薄めてしまったかな。
と、ブツブツ言いながら、久々に一気に読んだ本でもある。ちょいと気になる作家に巡り合った。
無理を理にする持って行き方に感心しました、結構強引だけど。
映画「シリアル・ママ」をちょっと思い出しました、設定もお話も全然違うけど。
あちらは実話がモデルで殺人に微塵もためらいはない。
一方、こちらは架空ではあるけれど主婦がためらいつつも標的を狙撃する、娘の同級生を銃で脅す、現場近くに息子を連れていく。
映画だと手放しで面白く観られたかなと思うけど、やはり文字でこのストーリーを追うのは少々つらいものがある。
ママの大変さ、孤独と幸福の関係、世間への理不尽さはよくわかるのだけれど、無理を理にしようとする力技がかえって読む者のカタルシスを薄めてしまったかな。
と、ブツブツ言いながら、久々に一気に読んだ本でもある。ちょいと気になる作家に巡り合った。
2011年6月22日に日本でレビュー済み
とはいえ、後味がそこまでいいわけでもないのです。
ユーモアミステリーとするなら、ヨーコは
最後自殺しようとする、なんてことはして欲しくないのです。
ハードボイルドで攻めるなら、
殺した亡霊が周りを取り囲むような描写はいらない。
どっちつかずなので、なんだかつまらないのですね。
この小説の中で、印象深いシーンは2つ。
アメリカで祖父から銃の特訓を受ける回想シーン。
やってることは結構過激なのですが、「北の国から」のようなほのぼの感があります。
そして、
いじめにあっている娘を守るため、いじめっ子を銃で脅すシーン。
いじめっ子がすっかり改心する、というありがちな展開にならないところがリアルですが。
私は「フライパン」しか持たない母ですが、子どものためなら包丁を持ち出せるか?と問いかけられた気がしました。
ユーモアミステリーとするなら、ヨーコは
最後自殺しようとする、なんてことはして欲しくないのです。
ハードボイルドで攻めるなら、
殺した亡霊が周りを取り囲むような描写はいらない。
どっちつかずなので、なんだかつまらないのですね。
この小説の中で、印象深いシーンは2つ。
アメリカで祖父から銃の特訓を受ける回想シーン。
やってることは結構過激なのですが、「北の国から」のようなほのぼの感があります。
そして、
いじめにあっている娘を守るため、いじめっ子を銃で脅すシーン。
いじめっ子がすっかり改心する、というありがちな展開にならないところがリアルですが。
私は「フライパン」しか持たない母ですが、子どものためなら包丁を持ち出せるか?と問いかけられた気がしました。
2009年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語の展開が大変面白く、読者の期待を裏切らない。
エドも、ママ(=曜子)も、Kも、実は悪人なのだけれど、あまりマイナスイメージは無い。
それより、娘の珠紀をいじめる同級生を、銃で脅す下りは胸をすく思いで、いじめ撃退の荒療治として、大変面白い。
それにしても、作品は最初から最後まで、銃に彩られている。
平凡な主婦である曜子が、実は卓越した銃の遣い手であるというギャップが面白い。
曜子の子供達は、普通に頼もしいものの、主人は頼りないネ。
この新規事業は、逃避であるばかりか、騙されているのだと、当初から感じてしまう。
それが判明してからも、妙な誇大妄想にしがみついているあたりも情けない。
頼れるママと、頼りないパパという面でも、ギャップが大きい。
ただ、3回目の暗殺の依頼は、実に妙だ。
これから、本書を読まれる皆さんは、この依頼者像を、どんな風に想像されるだろうか?
私は、この依頼者が誰なのか、二人の実名を想像し、最終的には、一人に絞り込んで、読み進んだ。
それは、最終的に的中したが、この部分に関して、推理小説的に想像しながら読むのも面白い。
暗殺という、大変な犯罪を伴うこの作品。
それなのに、暗いイメージは無く、読後感も清々しい。
不思議な魅力を持った、非常に痛快な作品だ。
エドも、ママ(=曜子)も、Kも、実は悪人なのだけれど、あまりマイナスイメージは無い。
それより、娘の珠紀をいじめる同級生を、銃で脅す下りは胸をすく思いで、いじめ撃退の荒療治として、大変面白い。
それにしても、作品は最初から最後まで、銃に彩られている。
平凡な主婦である曜子が、実は卓越した銃の遣い手であるというギャップが面白い。
曜子の子供達は、普通に頼もしいものの、主人は頼りないネ。
この新規事業は、逃避であるばかりか、騙されているのだと、当初から感じてしまう。
それが判明してからも、妙な誇大妄想にしがみついているあたりも情けない。
頼れるママと、頼りないパパという面でも、ギャップが大きい。
ただ、3回目の暗殺の依頼は、実に妙だ。
これから、本書を読まれる皆さんは、この依頼者像を、どんな風に想像されるだろうか?
私は、この依頼者が誰なのか、二人の実名を想像し、最終的には、一人に絞り込んで、読み進んだ。
それは、最終的に的中したが、この部分に関して、推理小説的に想像しながら読むのも面白い。
暗殺という、大変な犯罪を伴うこの作品。
それなのに、暗いイメージは無く、読後感も清々しい。
不思議な魅力を持った、非常に痛快な作品だ。
2009年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もの凄く悲惨で劇的な話を、どちらかというと日常生活の描写によってコミカルに
さえ感じさせる筆致で読ませてしまう。
両親が亡くなり祖父に育てられる少女時代や帰国子女として苦労した学生時代、そ
して娘のいじめ問題から夫のリストラの話等々。
勿論、最大の物は自分が殺人者であり、始終自分が殺した人間が幻覚としてリアル
に見える事だろうけれど。
どれ一つををとっても人によってはくじけて立ち直れないような事柄ばかりなのに
主人公はタフに乗り越えていく。
面白いのは、日本の風習にどっぷりとなじんだ現在は、どちらかというとゴミだし
のルールをまもらないご近所さんに睨まれ文句も言えない主婦なのに、スナイパー
すなわちアメリカに居た頃の自分になった途端にとてつもなく強くなる。
勿論家族を自分の手で守らなければという使命感が強く働いてはいるものの。
日本人の典型的なダメ亭主である夫やうるさい姑からの電話。世話の焼けるいたずら
盛りの長男に反抗期の長女。それらに対し、オクラホマ州の広大な大地(がどんな
に広大か知らないのだけれど)のようなおおらかさで接する主人公曜子には辛かっ
たであろう過去を感じさせない明るさがあり救われる。
曜子の考え方や行動力、やさしさなどは、犯罪行為に対する道徳や倫理を超えて共感
し、モネをやっつけるくだりなどでは爽快感すら感じた。
それにつけても、この亭主はダメだねぇ。我が身にそっくりだ。
なのにこのダメ亭主を愛し、家族と一緒に生活できることに幸せを感じるというこの
アメリカ育ちの主婦を見ていると、何故か元気をもらった気がする。
さえ感じさせる筆致で読ませてしまう。
両親が亡くなり祖父に育てられる少女時代や帰国子女として苦労した学生時代、そ
して娘のいじめ問題から夫のリストラの話等々。
勿論、最大の物は自分が殺人者であり、始終自分が殺した人間が幻覚としてリアル
に見える事だろうけれど。
どれ一つををとっても人によってはくじけて立ち直れないような事柄ばかりなのに
主人公はタフに乗り越えていく。
面白いのは、日本の風習にどっぷりとなじんだ現在は、どちらかというとゴミだし
のルールをまもらないご近所さんに睨まれ文句も言えない主婦なのに、スナイパー
すなわちアメリカに居た頃の自分になった途端にとてつもなく強くなる。
勿論家族を自分の手で守らなければという使命感が強く働いてはいるものの。
日本人の典型的なダメ亭主である夫やうるさい姑からの電話。世話の焼けるいたずら
盛りの長男に反抗期の長女。それらに対し、オクラホマ州の広大な大地(がどんな
に広大か知らないのだけれど)のようなおおらかさで接する主人公曜子には辛かっ
たであろう過去を感じさせない明るさがあり救われる。
曜子の考え方や行動力、やさしさなどは、犯罪行為に対する道徳や倫理を超えて共感
し、モネをやっつけるくだりなどでは爽快感すら感じた。
それにつけても、この亭主はダメだねぇ。我が身にそっくりだ。
なのにこのダメ亭主を愛し、家族と一緒に生活できることに幸せを感じるというこの
アメリカ育ちの主婦を見ていると、何故か元気をもらった気がする。
2013年5月12日に日本でレビュー済み
基本的に明るい作品だが所々違和感が残るほどのダークさが混じり、
読めないことはないがどうにもどちらつかずで中途半端
サスペンスとしても陰謀に巻き込まれて危機に陥ったりするわけではないので、
盛り上がりどころがない
まあ気楽に読むにはちょうどいいかもしれない
読めないことはないがどうにもどちらつかずで中途半端
サスペンスとしても陰謀に巻き込まれて危機に陥ったりするわけではないので、
盛り上がりどころがない
まあ気楽に読むにはちょうどいいかもしれない
2006年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は装丁と、「世界の平和より、今夜のおかず」という文句が非常に
気に入り、買ってしまいました。
内容を読んで思ったのは、非常に等身大でリアルな話だということ。
スナイパーであるという事実を覗けば普通の主婦なのです。
重い過去を持っていますけれど、ハードボイルドではなく、かつ面白い。
主婦の方には是非読んで欲しい一冊。
出来れば休みの日などに一気に読んでみて欲しいです。
ちょっと違う世界が見えるかもしれません。
気に入り、買ってしまいました。
内容を読んで思ったのは、非常に等身大でリアルな話だということ。
スナイパーであるという事実を覗けば普通の主婦なのです。
重い過去を持っていますけれど、ハードボイルドではなく、かつ面白い。
主婦の方には是非読んで欲しい一冊。
出来れば休みの日などに一気に読んでみて欲しいです。
ちょっと違う世界が見えるかもしれません。
2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見、平凡な主婦だが、元米軍の狙撃兵だった祖父に仕込まれ、素質が開花!
超一流の射撃の腕を持つスナイパーに育っていた
主婦と狙撃銃、という設定が面白そうだし、作者が荻原氏なので、楽しい本だと思って購入
だが、どこまで行っても殺人は殺人
本人も悩み苦しみ、常に幻覚に悩まされ、でも表向きは平凡な家庭で、という設定に無理があり、読んでいて暗い気持ちになってしまいました
超一流の射撃の腕を持つスナイパーに育っていた
主婦と狙撃銃、という設定が面白そうだし、作者が荻原氏なので、楽しい本だと思って購入
だが、どこまで行っても殺人は殺人
本人も悩み苦しみ、常に幻覚に悩まされ、でも表向きは平凡な家庭で、という設定に無理があり、読んでいて暗い気持ちになってしまいました