俺の大好きな作家、馳星周。最近はなんだか、おとなしい内容で昔程、暗黒モードのグイグイ引っ張る狂気は失せてきている、、、
今回はなにやら金融まじりで社会派狂気小説?
文体も昔とだいぶ変わってきている。
難しい熟語、漢字がたくさん組み込まれているが、辞書から取り出した感が拭いきれない。
俺たちがあなたに期待しているのはそんな語彙の自慢ではなくて、本物の狂気を期待しているのだ。
プロット仕立て中心ではなく、昔の爆発オーラの勢いが欲しい。
多分馳のファンは皆昔を懐かしんでいるだろうし、過去の作品のような熱い本にぶちのめされたいはずだ。
正直、もう小説を書く意欲が少なくなってきてるんだと思う。しょうがないが、、、頼む、俺を、俺たちをもう一度ぶちのめしてくれ。
馳は最高だ!他の作家じゃ書けない人間を書けるし、人間の暗い根っこを強烈にスマッシュしてくれる。この作品もその香りがする。でもまだだ。強烈なアッパーがほしいぜ、馳星周!!!
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トーキョー・バビロン 単行本 – 2006/4/1
馳 星周
(著)
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購入オプションとあわせ買い
進化する馳ノアール−−−新たなステージへ。ブラック・マネーを掻っ攫え!!若くして<人生の敗者>となった三人が仕掛ける起死回生の大勝負。
- 本の長さ613ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104575235474
- ISBN-13978-4575235470
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 613ページ
- ISBN-10 : 4575235474
- ISBN-13 : 978-4575235470
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,331,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,103位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 約束の地で (ISBN-13: 978-4087465662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の不朽の名作、「不夜城」と比べると、ちょっと甘い(笑
まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。
裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。
たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、
ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、
怒るんじゃないかな。
この人の不朽の名作、「不夜城」と比べると、ちょっと甘い(笑
まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。
裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。
たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、
ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、
怒るんじゃないかな。
現実は小説よりもっとえぐいよ。
まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。
裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。
たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、
ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、
怒るんじゃないかな。
この人の不朽の名作、「不夜城」と比べると、ちょっと甘い(笑
まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。
裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。
たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、
ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、
怒るんじゃないかな。
現実は小説よりもっとえぐいよ。
2006年11月12日に日本でレビュー済み
IT長者から、滑り落ちて、莫大な借金を抱える男。
暴力だけを信じて生きているヤクザ。
身体を壊し、酒が飲めなくなった元No1キャバクラ嬢。
この3人が、一発逆転を狙って大勝負に出た。
展開は相変わらずスピーディーでおもしろく、個々の登場人物も個性的だ。
ただ、ラストは、他の馳星周の作品を読んでいたら、容易に想像できるものだ。
たまには、異なったエレガントな終わり方はないのだろうか?
裏世界を描いているが、表世界を真っ当に生きていても、少しのきっかけで
裏に足を踏み入れてしまい、そこから出られなくなることが当たり前のようにあることが
わかる。
まあ、ラストは兎も角、読んでみることをお勧めする。
少しワルの気分になれるからだ。
暴力だけを信じて生きているヤクザ。
身体を壊し、酒が飲めなくなった元No1キャバクラ嬢。
この3人が、一発逆転を狙って大勝負に出た。
展開は相変わらずスピーディーでおもしろく、個々の登場人物も個性的だ。
ただ、ラストは、他の馳星周の作品を読んでいたら、容易に想像できるものだ。
たまには、異なったエレガントな終わり方はないのだろうか?
裏世界を描いているが、表世界を真っ当に生きていても、少しのきっかけで
裏に足を踏み入れてしまい、そこから出られなくなることが当たり前のようにあることが
わかる。
まあ、ラストは兎も角、読んでみることをお勧めする。
少しワルの気分になれるからだ。
2015年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人物設定も面白い。ヤクザは恐い、シャブは恐い、baccaratも恐い。でもかっさらうカネが、2億円でいいのか????4人なら一人5,000万円だ。一人でも2億円では、そんなに長く逃亡生活を送れないハズだ。かっさらうのは、2億円ではなく、最低でも20億円だろう。がしかし、20億円は、一人では運べない。う~~ん。どうしたもんか??おしい!なのでホシ4つ。
2009年1月24日に日本でレビュー済み
時代の寵児だベンチャーの雄だともてはやされ、持ち上げられ、ただ運が良かっただけなのに
その気になり、すべてを失った後でも自分は他人とは違うのだと思い込むことで苦難に耐えてきた。
いつか、そのうち。いつか、かならず。いつか、あの栄光を再び。
いつかなどという日は永遠に来ないのだ。自分にはあると思っていた才能など、実はちっぽけな
ものでしかないのだ。人より計算が速く、機を見るに敏なだけ。それ以外の才能など皆無だし、
人を引きつける魅力などどこにもない。ただ生意気で身の程知らずな若造が自分だ。
この小説を通じて、作家が最も言いたかったことがこれだろう。
その気になり、すべてを失った後でも自分は他人とは違うのだと思い込むことで苦難に耐えてきた。
いつか、そのうち。いつか、かならず。いつか、あの栄光を再び。
いつかなどという日は永遠に来ないのだ。自分にはあると思っていた才能など、実はちっぽけな
ものでしかないのだ。人より計算が速く、機を見るに敏なだけ。それ以外の才能など皆無だし、
人を引きつける魅力などどこにもない。ただ生意気で身の程知らずな若造が自分だ。
この小説を通じて、作家が最も言いたかったことがこれだろう。
2011年5月3日に日本でレビュー済み
金に目が眩んだ男女四人組が消費者金融から
二億円を騙し取る話なのですが、
この金融会社が驚くほどいい加減な会社。
近々上場しようと言うのに、オーナー会長のワンマン経営で
二言目には「おれの会社だ」を連発。
おまけに警察関係者への裏金や反社会的勢力への対応は
全て社内稟議で会長決済という現実にはありえない(多分)会社なのです。
ですのでスクラムをがっちり組んでいればチョロイ仕事なのですが、
欲で組まれたチームはやがて2対2になり、1対3になりと
仲間割れしながら終焉に向かいます。
最後に金を手にするのは誰でしょうか・・・?
本作で興味深かったのはヤクザ世界の組とフロント企業の関係でした。
これが一般社会での会社で言えば、本社と関連会社との関係とまったく同じで、
組で使えない奴がフロント企業へ出向(?)となるらしい。
フロント(関連会社)へ飛ばされたヤクザは組(本社)の人間に対し、降格人事の屈辱を味わい、
後輩でも下手に手出しをするとオトシマエを着けさせられます。別組織ですから。
何とか手柄を立てて組に戻りたいと、無理を重ねるという構図はどの社会も同じで、なるほど!と思いました。
二億円を騙し取る話なのですが、
この金融会社が驚くほどいい加減な会社。
近々上場しようと言うのに、オーナー会長のワンマン経営で
二言目には「おれの会社だ」を連発。
おまけに警察関係者への裏金や反社会的勢力への対応は
全て社内稟議で会長決済という現実にはありえない(多分)会社なのです。
ですのでスクラムをがっちり組んでいればチョロイ仕事なのですが、
欲で組まれたチームはやがて2対2になり、1対3になりと
仲間割れしながら終焉に向かいます。
最後に金を手にするのは誰でしょうか・・・?
本作で興味深かったのはヤクザ世界の組とフロント企業の関係でした。
これが一般社会での会社で言えば、本社と関連会社との関係とまったく同じで、
組で使えない奴がフロント企業へ出向(?)となるらしい。
フロント(関連会社)へ飛ばされたヤクザは組(本社)の人間に対し、降格人事の屈辱を味わい、
後輩でも下手に手出しをするとオトシマエを着けさせられます。別組織ですから。
何とか手柄を立てて組に戻りたいと、無理を重ねるという構図はどの社会も同じで、なるほど!と思いました。
2006年4月20日に日本でレビュー済み
騙されヤクザに飼われる元IT起業の青年社長、その同級生だったヤクザ、なじみのホテス。
彼らが一発逆転のために、嵌めようとしたのは、大手消費者金融の総務部長。そこに、金の匂いを嗅ぎつけた、ヤクザ達、悪徳警官、ジャーナリストなどが入り乱れ、暴力、策略、騙し騙され、誰が仲間で誰が敵なのか。次々発生するトラブル、裏切り、そして、最後に笑うのは・・・。
良かったです。二転三転するストーリー、登場人物たちの想い、クライマックスに向けて、スピードアップ、ヒートアップし、読み始めると、と止まらなくなる本でした。ボリュームも満足、満足です。いろいろな面で、とくにストーリー展開に力の入った力作であった印象です。
彼らが一発逆転のために、嵌めようとしたのは、大手消費者金融の総務部長。そこに、金の匂いを嗅ぎつけた、ヤクザ達、悪徳警官、ジャーナリストなどが入り乱れ、暴力、策略、騙し騙され、誰が仲間で誰が敵なのか。次々発生するトラブル、裏切り、そして、最後に笑うのは・・・。
良かったです。二転三転するストーリー、登場人物たちの想い、クライマックスに向けて、スピードアップ、ヒートアップし、読み始めると、と止まらなくなる本でした。ボリュームも満足、満足です。いろいろな面で、とくにストーリー展開に力の入った力作であった印象です。
2007年3月10日に日本でレビュー済み
普通にオモシロかった。
夜の歓楽街に生きる男女の、欲望と裏切りのストーリー。
馳星周お得意のダークサスペンスである。
短いセンテスで畳み掛けるような文体が売りだった
かつての小説に比べると、ここ最近の著者の作品は、
小慣れた文章と鷹揚な雰囲気が目立つ。
そのスタイルがノワール小説の世界観と緊張感をぶち
壊すことも多かったのだが、この「トーキョー・
バビロン」では珍しく成功していたような気がする。
つまり各登場人物を丁寧になぞっていくことによって、
入り組んだ物語が、よりクリアに浮かび上がってくるのである。
多少のご都合主義はあるものの、追い詰められていくキャラ
たちの緊迫のドラマを、安心して追うことが出来た。
もっとも他の評価がなかなか辛口なのは、デビュー作にして
最高傑作でもある「不夜城」の存在のせいか。つねに評価の
引き合いに出される「不夜城」の呪縛から、馳が解き放たれる
日がくるのだろうか………。
夜の歓楽街に生きる男女の、欲望と裏切りのストーリー。
馳星周お得意のダークサスペンスである。
短いセンテスで畳み掛けるような文体が売りだった
かつての小説に比べると、ここ最近の著者の作品は、
小慣れた文章と鷹揚な雰囲気が目立つ。
そのスタイルがノワール小説の世界観と緊張感をぶち
壊すことも多かったのだが、この「トーキョー・
バビロン」では珍しく成功していたような気がする。
つまり各登場人物を丁寧になぞっていくことによって、
入り組んだ物語が、よりクリアに浮かび上がってくるのである。
多少のご都合主義はあるものの、追い詰められていくキャラ
たちの緊迫のドラマを、安心して追うことが出来た。
もっとも他の評価がなかなか辛口なのは、デビュー作にして
最高傑作でもある「不夜城」の存在のせいか。つねに評価の
引き合いに出される「不夜城」の呪縛から、馳が解き放たれる
日がくるのだろうか………。