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コメント: 2011年第1刷発行。帯付。カバーと小口にわずかなヤケやイタミ、汚れなどありますが、ページ内部は概ね良好な状態です。
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伊庭八郎凍土に奔る 単行本(ソフトカバー) – 2011/3/30

4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

箱根から箱館までの戊辰戦を戦い抜いた幕臣の軌跡。箱根三枚橋の戦で片腕を失くした伊庭八郎は数々の艱難を乗り越え、旧幕府軍の待つ北へ。厳寒の地、蝦夷の大地に立つ。盟友土方歳三らと共に遊撃隊隊長として新政府軍を迎え撃ち、短くも峻烈な命を散らせた。
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商品の説明

著者について

1968年、福岡県生まれ。『歳三 往きてまた』で作家デビュー。主な著書に『晋作・蒼き烈日』、『漢方医有安・波紋』、『総司 炎の如く』、『茶々と家康』、『群雲に舞う鷹』、『雨に添う鬼ー武市と以蔵』、「からくり文左江戸夢奇談 」シリーズなどがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (2011/3/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 457523723X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4575237238
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

著者について

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秋山 香乃
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月13日に日本でレビュー済み
起伏に富んだストーリーで退屈せず、中断なしに読み通せましたが、おそらく、他の作品で書かれた部分を割愛されたのでしょう。八郎がなぜ徳川幕府にここまで殉じようとするのか、そのモチベーションが描き切れていないために、単独作品としては、やや消化不足気味でした。先代将軍徳川家茂の親衛隊に入り紋所入りの扇子を頂戴したことが繰り返し出てくるのですが、それ以上深い描写がないので、同じように五稜郭において最後を迎えた土方歳三と異なり、単細胞・自己陶酔型の人物に見えかねない作品となっています。武士が主君に忠義を尽くし、愚直なまでに自己犠牲を払うべしと言うのは、徳川幕府の体制維持のための教育成果であり、ある意味主人公はその教育に毒されてしまった典型のようにも思いました。
2011年4月29日に日本でレビュー済み
幕府遊撃隊隊長、隻腕の剣士伊庭八郎のお話。
戊辰戦争の最初から最終局面まで戦い続けた男のドラマ。

作者の秋山さんが双葉文庫から若かりしころの伊庭のドラマを
小説化していましたから、期待して読んでみましたが
随分あっさり目の小説になっちゃったなあという感想です。
イベントや出来事は劇的なのですが、あまり印象の残らない書き方になってしまった。
最後の歳三さんとの別れも
歳三 往きてまた (文春文庫) の別れのシーンに比べれば
平坦になってしまった感じです。
歳さんが八郎に最後に語る言葉はよかったんですけどね。

櫓のない船ー伊庭八郎幕末異聞(3) (双葉文庫) の続編にはなっていますが
義務感で書かなくちゃならなかったのだろうか。
じっくりと長編で書いて欲しかったなあ。

サダちゃんの正体は自分の想像通りだった。
これももっとじっくりと書いて欲しかったよ。

色々な意味で残念でした(号泣。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名前は知っていたもののどんな人物かは知らなかった。新選組が好きで出会った一冊。作者の文章は読みやすく、脚本であるかのように現状が浮かぶ。剣術家に生まれながら剣を拒んだ幼少期。一転剣に目覚め自分の役割をさとり模索する少年期。将軍家茂を護り、幕府側の武士として、隻腕となりながら義を貫く。北海道に渡ってからの戦闘場面は、本当に息をのむ。友情や愛惜、信頼、別離など人間模様が織り交ざり、このまま自分の中でドラマが展開していて、おもわずあつくなる。印象にのこるひと時であった。歳三様とどこかで今の世を眺めているかもしれない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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