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翼がなくても 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/18

4.0 5つ星のうち4.0 267個の評価

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。
交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。
アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。
犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は?
どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!
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出版社より

ブックレビュー:小説推理2017年3月号掲載

翼がなくても

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (2017/1/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/1/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 312ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4575240141
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4575240146
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 267個の評価

著者について

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中山 七里
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作家。

1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第8回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞し、2010年に作家デビュー。著書に、『境界線』『護られなかった者たちへ』『総理にされた男』『連続殺人鬼カエル男』『贖罪の奏鳴曲』『騒がしい楽園』『帝都地下迷宮』『夜がどれほど暗くても』『合唱 岬洋介の帰還』『カインの傲慢』『ヒポクラテスの試練』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』『隣はシリアルキラー』『銀鈴探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『復讐の協奏曲』ほか多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
267グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもよかったです。簡易包装で、良かったです。
2023年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
突然の交通事故で左脚を失ったアスリートがパラスポーツで再起を目指す!無免許運転が危険運転致死傷罪の対象にならないこと!?身体に障害を持つことによる社会との乖離!これだけでも十分に重いテーマなのに被害者の彼女にもう一度アスリートとしての道を歩ませる。それにしても作者はどこでスプリンターの疾走感を会得して文章に落とし込んだのだろう?おまけに(いやおまけではない)、この件に絡んで殺人事件が発生し、あの犬養刑事が登場し御子柴弁護士の存在が明らかになり、両者の対決まで用意されている。まさに一粒で二度、いや四度美味しい作品だと云える。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月9日に日本でレビュー済み
本年2020年にパラリンピック東京大会があるわけで、本作品で描かれた障碍者スポーツでのアスリートの姿に興味を覚えました。

アスリート・市ノ瀬沙良にはあまり感情移入できなかったですね。いろいろな意味で唐突ですし、生き方もまた攻撃的でしたから。その心情の表現も類型的でしたが、200m走での走行中の描写は、得意の音楽物の同様に目の前に映像が浮かぶような精緻なものでした。
事故の加害者である相楽泰輔をもう少し描写していただくともっとストーリーの奥深さが伝わったのではないかと思いました。

中山七里さんは本当にストーリーテラーですね。様々なジャンルを取り上げ、そこで繰り広げられるスポーツでの激しい駆け引きや、裏方ともいえるサポートする人々たちの姿を魅力的に描いていました。そんな作者の想像力の素晴らしさを今回もじっくりと堪能させてもらいました。

悪徳という枕詞が付く御子柴礼司弁護士や警視庁の犬養隼人刑事など、それぞれの人物は、他書でも登場する人々です。2人ともシリーズものになっているほどの中山作品では有名人物ですから。それらをストーリーに絡ませる手法は健在ですし、上手く描いていたと思いました。

中山七里さんの作家としての上手さが今作でも生かされています。筆力のある作家なので読んでいても安心感がありました。なお、ミステリーですが、その趣きは少ないですね。
ミステリーとして読むとがっかりするかもしれません。関係者も限られています。5000万円の保険金のイメージもちらついていましたので。そんな制約もありましたから、アスリート小説としての趣きが勝ちました。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
障害者になってからの、陸上選手として再起する過程は痛々しいほど伝わり、更に中山七里さんのお馴染みの人気キャラクターも登場し一気に読めると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな君のために、僕にできることは何だろう? 君の希望を奪ってしまった僕には、何もないのかもしれない。 せめてとどけ!! この想い(贖罪)。 夢を叶える「翼」を再び、君に贈りたい。

絶望から立ち上がり、もう一度前を向いて歩きだすには、現実を真っ直ぐに見つめ、受け入れることからしか始められない。 なぜ私だけが、彼奴がいなければ 、あの時○○しなければ・・・。 天(神)は、我に試練を与えた、優秀だから。 天(神)は、乗り越えられない壁(障害)は与えない。 

他人は、再び立ち上がった姿を見て、単純にスゴい!!の一言しか言わない。 並々ならぬ努力と研鑽と苦悶の日々に思いを馳せることすらせず。 健常者なのに、さしたる頑張りもしない己が恥ずかしいかぎりで。 
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月7日に日本でレビュー済み
犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が出てきて、この二人が対決する部分がありなかなか面白い。御子柴が主人公の沙良の競技会を見に行くのがあって、ちょっぴり彼の内面を垣間見せてくれるのが嬉しい。が、ミステリーの部分は付け足しで、片足を失ったアスリートの沙良が立ち上がり、パラリンピックを目指して奮闘していく姿がメインだ。いつもながら思うが、テーマの事項についてよく調べていて、それを迫真の描写につくり上げていく技量が凄い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月15日に日本でレビュー済み
期待半分くらいで読み始めたが、大当たり、面白い!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月18日に日本でレビュー済み
単純に好みの話ですが、ヒロインの厚かましさに苛々したw
「食い扶持の心配」が必要ない人物にはどんなに気の毒でも移入できないから
もう初っ端に、部の枠から障害者枠になれば万々歳だろうよ部持ってる様な大きな企業ならちゃんと仕事すれば「その人の為の新規設備」を入れなくて済む「障害者枠を埋める」人材は結構歓迎されるのに。…でも仕事出来ないんじゃだめかあ。みたいな
こんなエキセントリックなプロモーションで気に入る人の気持ちも分からないし、こんな自負ばっか肥大な売り込みを「ビジネスセンスがある」と判断する人の気持ちも分からなかった
パラに関しては「結局『道具』の善し悪しなのねえ」の方に行ってしまった
このヒロインのサポートをしようとする酔狂人のすべてが???だった

ちなみに「おふくろが受取人になってる」生保の保険料はおふくろが払ってたんじゃ?それをどうこうする権利があるの保険料払ってただろう「おふくろ」だろう。が一番の引っ掛かりドコロだった。被保険者が自分だと、「自分の物」だと勘違いする人って、いるよね~的な
個人的にはこれはパスで良かった