非常に面白かった。言葉使いが悪い部分があるので良く思わない人もいると思うが、自分はそれよりも内容や説得力に圧倒されました。
車好きなら読んで損はないですね。
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自動車ロン 単行本 – 2002/9/1
福野 礼一郎
(著)
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- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2002/9/1
- ISBN-104575294667
- ISBN-13978-4575294668
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
プレス発表会、試乗会にも姿をみせない孤高の自動車評論家、福野礼一郎が書きまくった、もう一度読みたい自動車評論。日産フェアレディZ、トヨタ・ソアラ、いすゞ117クーペ、マツダRX-7など名車が続々登場。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2002/9/1)
- 発売日 : 2002/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4575294667
- ISBN-13 : 978-4575294668
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,051,598位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
祝文庫化。安く読めるのはいい事だ。
90年代後半のブルータス、カーマガにのせた文章をまとめている。暴走族時代の70年代日本車も車をめぐる当時の熱もふくめて、多数掲載されているので、旧車好きな人にもとってもお勧め。
題字・挿絵が寺田克也氏なのも泣かせる。
福野氏の車評は、機械はどこまでいっても物理の法則に支配されるという醒めた視点と、それを作り出した人への尊敬と愛情、それと少しの毒舌から成り立っている。読んでみて、「こいつ何様?」と思う人もいるだろうし、そういう人に受け入れられないのは仕方ないだろう。
ただクルマ評論家という立場自体がもともと「何様?」っていう立ち居地が前提だし、その中では群を抜いて真摯だと思います。
余談だが筆者はあとがきとなる、馳星周氏との対談において、雑誌から写真やレイアウトの苦労など無視して、文章だけぬきとるのは本当に嫌だと言っている。
そういう氏の仕事の成果すべての部分にかけるプライドが好きだ。クリエィティブディレクターなんだろう。基本的に立ち居地が。
90年代後半のブルータス、カーマガにのせた文章をまとめている。暴走族時代の70年代日本車も車をめぐる当時の熱もふくめて、多数掲載されているので、旧車好きな人にもとってもお勧め。
題字・挿絵が寺田克也氏なのも泣かせる。
福野氏の車評は、機械はどこまでいっても物理の法則に支配されるという醒めた視点と、それを作り出した人への尊敬と愛情、それと少しの毒舌から成り立っている。読んでみて、「こいつ何様?」と思う人もいるだろうし、そういう人に受け入れられないのは仕方ないだろう。
ただクルマ評論家という立場自体がもともと「何様?」っていう立ち居地が前提だし、その中では群を抜いて真摯だと思います。
余談だが筆者はあとがきとなる、馳星周氏との対談において、雑誌から写真やレイアウトの苦労など無視して、文章だけぬきとるのは本当に嫌だと言っている。
そういう氏の仕事の成果すべての部分にかけるプライドが好きだ。クリエィティブディレクターなんだろう。基本的に立ち居地が。
2009年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽快なトーク調子を原稿に起こしたような内容と数字の羅列、
氏は外車かぶれ、OFFのイタ車とONのドイツ車以外は認めないと思いがちだが
もともと氏は国産チューニングカー世代ど真ん中で身銭を切った人
国産車、旧車を時々引っ張り出しビスタで始まりビスタで終わる
開発者の努力と知恵に敬意を払い、合理的に正しいものを正しいと書いてある本だと
・・・・・・たぶん思う
氏は外車かぶれ、OFFのイタ車とONのドイツ車以外は認めないと思いがちだが
もともと氏は国産チューニングカー世代ど真ん中で身銭を切った人
国産車、旧車を時々引っ張り出しビスタで始まりビスタで終わる
開発者の努力と知恵に敬意を払い、合理的に正しいものを正しいと書いてある本だと
・・・・・・たぶん思う
2007年5月16日に日本でレビュー済み
先に「いよいよ自動車ロン」を読んでおもしろかったので、流れでこれも読んでみました。
昔の名車(と著者が思っている)とか話題になった車(かならずしもほめてない)を
取り上げていろいろ書いてますが、乗ったことがない人や、もう乗る機会のない人に
とってはピンとこないような話ばかりですね。
雑誌に連載していた記事を載録してるという体裁だからしょうがないけど
「論」はあまり期待しないほうがいいと思いますよ
昔の名車(と著者が思っている)とか話題になった車(かならずしもほめてない)を
取り上げていろいろ書いてますが、乗ったことがない人や、もう乗る機会のない人に
とってはピンとこないような話ばかりですね。
雑誌に連載していた記事を載録してるという体裁だからしょうがないけど
「論」はあまり期待しないほうがいいと思いますよ
2003年3月16日に日本でレビュー済み
本書は70年代から90年代の日本車を中心に語っています。
クルマ好きには、とにかく読んで面白い本です。クルマをただ何となくけなす評論ではなく、物理学・人間工学などの見地から自分なりのポリシー(セダンはかくあるべき、スポーツカーはかくあるべき等)に基づいて分析された結果の評論です。また同氏の若かりし頃のバカ話も随所に散りばめられ(セリカXXの改造話は特に笑えます)、ただ理論の話に終始していないところが気に入りました。
書きなぐった部分もあるみたいで、文章としてはちょっと調子に乗り過ぎているところもありますが、これは読み手の好き好きでしょう。
付け加えるなら「クルマはかくして作られる」も読まれれば、クルマの世界(と福野氏)の奥の深さを知ることができるの!ではないでしょうか。
クルマ好きには、とにかく読んで面白い本です。クルマをただ何となくけなす評論ではなく、物理学・人間工学などの見地から自分なりのポリシー(セダンはかくあるべき、スポーツカーはかくあるべき等)に基づいて分析された結果の評論です。また同氏の若かりし頃のバカ話も随所に散りばめられ(セリカXXの改造話は特に笑えます)、ただ理論の話に終始していないところが気に入りました。
書きなぐった部分もあるみたいで、文章としてはちょっと調子に乗り過ぎているところもありますが、これは読み手の好き好きでしょう。
付け加えるなら「クルマはかくして作られる」も読まれれば、クルマの世界(と福野氏)の奥の深さを知ることができるの!ではないでしょうか。