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夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) コミック – 2004/10/12

4.6 5つ星のうち4.6 2,463個の評価

昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (2004/10/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 103ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4575297445
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4575297447
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 2,463個の評価

著者について

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こうの 史代
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1968年広島市生まれ。おもな作品に『夕凪の街 桜の国』(第8回文化庁メディア芸術祭大賞、第9回手塚治虫文化賞)など多数ある(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『天下無敵のお嬢さま!〈4〉柳館のティーパーティー』(ISBN-10:4494028169)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
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戦争は絶対してはいけないと、静かに訴えかけてくる作品
5 星
戦争は絶対してはいけないと、静かに訴えかけてくる作品
コミックス『夕凪の街 桜の国』(こうの史代著、双葉社)は、戦争は絶対してはいけないと、静かに訴えかけてくる作品である。「・・・この近所の子?」。「うん、時々ああして手伝いに来てくれんさるんよ。あの通りちいととろい子じゃし、こないだお父さんを亡くしてねえ。中学出たばっかりのお兄ちゃんと二人じゃけえ心配じゃろ」。「うちねえ、赤ちゃんの時、ピカの毒に当たったん・・・ほいで、足らんことなってしもうたんと」。「・・・誰が言ったの?」。「みんな言うてじゃ」。「先生も?」。「うん」。「・・・すぐ原爆のせいとか決めつけるのはおかしいよ。どれ、教科書見せてごらん。ぼくが教えてあげるから」。「・・・」。「・・・あんた被爆者と結婚する気ね?」。「母さん・・・」。「何のために疎開さして養子に出したんね? 石川のご両親にどう言うたらええんね? なんで、うちは死ねんのかね。うちはもう知った人が原爆で死ぬんは見とうないよ・・・」。「・・・母さんが38で死んだのが原爆のせいかどうか誰も教えてはくれなかったよ。おばあちゃんが80で死んだ時は原爆のせいなんて言う人はもういなかったよ。なのに、凪生もわたしも、いつ原爆のせいで死んでもおかしくない人間とか決めつけられたりしてんだろうか」。絵はほのぼのとしているが、訴えはずしりと重い。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み返したくなる本はそうはありません。
他に読みたくなる作者を探す旅を止めても、この作者の作品ばかり探してしまう。
2024年4月3日に日本でレビュー済み
「夕凪の街」の若いヒロインが、
やっと男性を愛することを自分に許せたと同時に10年も経つのに発病。

いや許せて張り詰めていたものが解けたからこそ発病したのかもしれない。

発病して悪化し恐ろしい姿になっていくのを敢えて白枠に本人の台詞だけにしているのが、
よりかなしみや怖さを倍増させていると思います。
最後に好きな男性からもらったハンカチを握る手だけが描かれ、
「ああ、あの日と同じ、夕方のあの沢山の遺体が浮いた川からの風が来るな…」
という、こと切れていくヒロインの台詞で終わっていくのがすごく悲しいけど、
見事です。

ただ第二次世界大戦〜太平洋戦争は日本国内では原爆の他に各地の空襲や、
これも無かったことにされている沖縄(琉球)の人たちの被害、満州引き上げ時の残留孤児や、ロシア兵など男性に性暴行をされた女性、南方で餓死した日本兵、シベリアで亡くなった日本兵の人達

帰ってきてもPTSDで酒や薬物の乱用により亡くなっていった、英霊ではない一人の傷ついた人間としての日本兵の姿が最近やっと研究などで明らかになっています。

逆に今語られづらくなっていますが、日本もまた、狩猟民族のアイヌや琉球人、東北アジアや東南アジアなどアジア全体の人々に、同じアジアの血が流れているのに大日本帝國として沢山の人を殺め、深く傷つけました。

そして今もロシアのウクライナへの侵攻、イスラエルのガザの人々の虐殺などが現在進行形で終わりがありません。

何処の国にもそれぞれの
日本の「この世界の片隅に」のような良い漫画文化や音楽や伝統美術などがあり、それを分かち合う時は憎しみなど無いのに、とても残念です。
拙い文ではこうとしか言えません。

長文失礼しました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3つのお話がちゃんと連関しているのですね。
せつないです。悲しいです。。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表示通りの商品が届きました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原爆投下数年後の戦後直後の広島とその数十年後の現代の東京を舞台に、原爆に家族を奪われ自身も後遺症によって蝕まれていく戦後の20代女性と、平和な世の中を普通に生きながら被爆2世としての面も併せ持つ現代の20代女性を主人公として描かれる。
原爆から生き延びたことによって幸せになることへの罪悪感が消えず、次第に病に蝕まれていきながら、それでも現実と向き合って強く前を向く姿がとても印象的。

未だにKindleに入れて旅行のたびに何度も読み返している。
映画版もおススメしたい。麻生久美子の芝居に涙が止まらなかった。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通の生活のなかに原爆や戦争への体験が詰まって、知って欲しい。
亡くなった広島、長崎の人たちのことを
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この世界の片隅にを読んで、映画を見て買いました
原爆の時に亡くならなくても10年後
原爆2世としての同じ日本人の差別。
落としたのはアメリカなのに
それを日々の中にほっこりとした絵に入れてくる
とても静かに重い
いい作品。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも死んだ人の無念のこと考えてたら幸せになんかなれない。
だが死んだ人のことを忘れるのは人として腐ることなのだと思う。
感動なんかできる話じゃない。
どうしたらいいんだ。
そういうキッツイ本だと思う。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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