今風の絵柄ではありませんが、とても丁寧で綺麗で世界観に合っていてどんどん引き込まれます。
そして話が面白く、登場人物たちも魅力的で読みすすめる手が止まりません。
妖怪関係のちょっと薄暗い雰囲気ですがあたたかいお話ばかりです。
毎回事件を解決しながらお妖たちの関係も変化していくという感じなので、何話かずつ短編集のようにさらっと読めるので是非!
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うらめしや 1 (ジュールコミックス) コミック – 2001/4/1
魔木子
(著)
- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2001/4/1
- ISBN-104575332526
- ISBN-13978-4575332520
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 163ページ
- ISBN-10 : 4575332526
- ISBN-13 : 978-4575332520
- Amazon 売れ筋ランキング: - 171,575位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うらめしや 1 (ジュールコミックス)
うらめしや 2 (ジュールコミックス)
うらめしや 3 (ジュールコミックス)
うらめしや 4 (ジュールコミックス)
うらめしや 5 (ジュールコミックス)
うらめしや 6 (ジュールコミックス)
うらめしや 7 (ジュールコミックス)
うらめしや 8 (ジュールコミックス)
うらめしや 9 (ジュールコミックス)
うらめしや 10 (ジュールコミックス)
作者も驚いたと書いていますが、明らかに当初、これほど息の長い作品になる気配は、まったくありませんでした。
作者の「魔木子さん」……えっと名字も名前もなく、本当に「魔木子(まきこ)さん」と、お呼びするそうです。ある種のこのペンネームにされた時点で、もうまともな作品?を描く意志は無かったのかも知れません。その作者御本人が、10巻の後書きで「自分が描いている作品の中で、驚くべき事にこれが一番長く続いている事になる!」と、言われています。
見事なまでにこの方の主な作品は、全て女性向けマンガ誌。
いわゆるレディーズ・コミックなのです。ですが失礼ながら、たぶん女性でも一部の人にしか知られていない、マンガ家さんだとは思います。
それは、基本的にと言うか、元来の得意ジャンルがエロティック・サスペンスで、女性も男性も主人公が、色仕掛けとにかく目的の男女をオトシ、大概は死も含んで破滅させます。
ですが、この『うらめしや』のヒロイン〈お妖(よう)〉は、今で言えば霊媒師か霊能力者。それもとびきりの、当時江戸で1番と言われる霊能力者です。ですが、今以上に迷信深い江戸時代(歴史物では無いので、架空の江戸時代です)の事です。
当然のように、幽霊が見えたり退散させたり出来る彼女は、自分自身が化け物扱いされている事をよく知っています。それでも人は自分達に怪異が起こり、当時の常識ではどうにもならなくなると、彼女を頼り、金で解決してもらっています。
「この間のお代がわりに、こいつはどうだい?今夜も大雪になりそうだ」と言いながら、上がり込む佐治をお妖は追い出しません。むしろこんな寒い夜に、1人は寂しく寒すぎて、辛すぎる。
そう、あの橋の上で待ち続けた娘のように……だったら、2人で!とは、言葉になっていませんが、2人で酒を飲むシーンで、この第1話は終わっています。
正直、この後10年間で10冊分、要するにこういう話の繰り返しです。
さらに時間が経ち、飯屋の手伝いをする内に、すっかり料理に目覚めた佐治は、そこの主人に是非娘の婿にと、望まれるほどの腕前になります。
その事もあって、2人は結局今では幽霊飯屋と呼ばれる、荒れ果てた元は繁盛していた飯屋の跡に済む事になります。もちろん、怪異な事件絡みで……。
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さらに時間が経ち、飯屋の手伝いをする内に、すっかり料理に目覚めた佐治は、そこの主人に是非娘の婿にと、望まれるほどの腕前になります。
その事もあって、2人は結局今では幽霊飯屋と呼ばれる、荒れ果てた元は繁盛していた飯屋の跡に済む事になります。もちろん、怪異な事件絡みで……。