とにかく最初から最後までスリリングな展開で楽しませてくれます。
船戸先生の会心の一編と言えよう。
南米三部作「山猫」−「神話」−「伝説」や「猛き箱舟」のときのページをめくる手が止まらない
時代を思い出しました。
★★★★★★でもいいくらいです。
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黄色い蜃気楼 (双葉文庫 ふ 7-1) 文庫 – 1995/9/1
船戸 与一
(著)
- 本の長さ611ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日1995/9/1
- ISBN-104575505323
- ISBN-13978-4575505320
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (1995/9/1)
- 発売日 : 1995/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 611ページ
- ISBN-10 : 4575505323
- ISBN-13 : 978-4575505320
- Amazon 売れ筋ランキング: - 740,891位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1944(昭和19)年、山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。
1985年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。1992年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞する。主な著書に『猛き箱舟』『炎 流れる彼方』『蝦夷地別件』『龍神町龍神十三番地』『緋色の時代』『三都物語』『河畔に標なく』などがある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年11月2日に日本でレビュー済み
アフリカ大陸砂漠を舞台に、秘密書類をもって、逃げる男、追う男、主人公二人のダンディズムが、ぶつかりあう、これぞ、船戸流、冒険小説。
2006年11月22日に日本でレビュー済み
最近の船戸作品には、ちょっと物足りなさを覚えていたが、
この頃の船戸作品からは「熱気」が立ち上ってくるようだ。
本作品も船戸ワールド特有の予定調和に終わるのだが、それはそれでかまわない。
そこに至る過程が大切なのだから。
伏線の張り方も文句なしだし、ストーリーテラーとして非凡なものを見せつけてくれる。
ただ、普通の女性の書き方がややステレオタイプなのが残念。
この物語は、読みようによっては、二人の日本人女性のビルドゥングスロマンと読めないこともないのだから、もう少し書き込んでほしかったというところである。
とにもかくにも、現在の船戸に飽き足らない方や、
「熱気」を求める方には非常にお勧めである。
この頃の船戸作品からは「熱気」が立ち上ってくるようだ。
本作品も船戸ワールド特有の予定調和に終わるのだが、それはそれでかまわない。
そこに至る過程が大切なのだから。
伏線の張り方も文句なしだし、ストーリーテラーとして非凡なものを見せつけてくれる。
ただ、普通の女性の書き方がややステレオタイプなのが残念。
この物語は、読みようによっては、二人の日本人女性のビルドゥングスロマンと読めないこともないのだから、もう少し書き込んでほしかったというところである。
とにもかくにも、現在の船戸に飽き足らない方や、
「熱気」を求める方には非常にお勧めである。
2004年6月17日に日本でレビュー済み
ぐいぐいとストーリーに引っ張られ一気に読めます。エンターテイメントとして必須の、ストーリーの妙、特徴のある主人公とその脇役たちの設定などがしっかりしているためだと思います。
ネタばれにはならないと思いますので書きますが、1つのペンダントが非常にうまくストーリー構成に使われ、こちら読み手を先へ先へと読み進まずにはいられなくさせているところはさすが。所々挿入されている本編とは別のエピソードも、決して流れの邪魔にならないばかりか、非常にうまい伏線になっていると思います。
少し血なまぐさいことは否めませんが、エンターテイメントとして楽しむことに主眼を置いている方であれば、十分に満足できるのではないでしょうか。
ネタばれにはならないと思いますので書きますが、1つのペンダントが非常にうまくストーリー構成に使われ、こちら読み手を先へ先へと読み進まずにはいられなくさせているところはさすが。所々挿入されている本編とは別のエピソードも、決して流れの邪魔にならないばかりか、非常にうまい伏線になっていると思います。
少し血なまぐさいことは否めませんが、エンターテイメントとして楽しむことに主眼を置いている方であれば、十分に満足できるのではないでしょうか。