某Vtuberがお勧めしていたので購入。
非常に読みやすく面白かったです。読み進めるまでガンダムプラモデルの話が出てくるとは知らず、突然長文のガンダム解説が現れたときは驚きました(笑)
しかし長いガンダム史(現在はさらに20年程経ちましたが…)が簡潔に語られていて分かりやすかったので読んでいて辛くなく、むしろガンプラに興味が湧いてきました。
作中ではその他にも様々な「趣味の世界」が登場し、その度に中学生の主人公と一緒にワクワクできました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
慎治 (双葉文庫 こ 10-1) 文庫 – 1999/10/1
今野 敏
(著)
- 本の長さ341ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日1999/10/1
- ISBN-104575506958
- ISBN-13978-4575506952
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (1999/10/1)
- 発売日 : 1999/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 341ページ
- ISBN-10 : 4575506958
- ISBN-13 : 978-4575506952
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,256,780位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1955(昭和30)年北海道生れ。
上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。
さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』『花水木』『TOKAGE』『心霊特捜』『処断』『疑心―隠蔽捜査3―』『同期』『凍土の密約』など著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この先の可能性を信じられる若者って、今、どれだけいるだろうか。自分が子供の時には考えられなかった世界を、教えてくれる大人に出会いたかったな。
今からでもチャレンジしようと思わせてくれた本です。
今からでもチャレンジしようと思わせてくれた本です。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
警察や格闘技アクションものを期待している読者にとっては一見とっつきにくい作品だと思う。電子書籍で買える今野作品をほぼ全部読んだ後まだ読んでいなかったのは本作とギガースくらいだ。今野氏の興味は、いわゆる「オタク」趣味として不当評価されているような分野にまで及ぶようで、今回はアニメやプラモデル、サバイバルゲームにハマる大人たちといじめられっ子の交流を描いている。日本社会の学校や会社という非常に閉じられた濃縮で密な世界においてイジメは被害者にとって命を絶つところまで追い詰めるものだ。別に打ち込めるもの、別の世界を持つことでずっと楽になるよ、そういうことを今野氏は、訴えたいのではないか。果たしてそうなのだ。その辺の機微をうまく描写している。世間の大人のように、イジメの被害者である主人公を子供扱いしないマニアの大人たちも実にいい味を出している。
2014年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荒唐無稽という氣もしますが、豊富な情報が真実感をもたらす感じがします。
とても良い読後感でした。
とても良い読後感でした。
2016年2月22日に日本でレビュー済み
学校でいじめにあっている主人公の慎治が、教師の古池の力により、少しずつ勇気を取り戻していく物語。
物語は主人公がプラモデルの世界にのめりこんでいくというもの。前半はプラモデルの話(それもガンダム)がメイン。
なので、ガンダムに興味がない人にとっては、前半はかなり読んでいて面白くないかもしれない。
今野敏は人間描写がとても巧いが、今回の作品はいつもの作品と違ったタッチで描かれてる。
内容がいじめ問題ということもあるのだろうが、どこか重松清と作風が似ている印象を受けた。
ガンダムに興味がない人は、前半は流し読みでもよいかもしれない。
プラモデル自体に興味がない人は・・・、正直言ってこの本はおすすめできない。
ただ、今野敏がこの作品で言いたいことはかなり伝わってくる。
そういう意味では、この作品はかなり良作と言えるだろう。
物語は主人公がプラモデルの世界にのめりこんでいくというもの。前半はプラモデルの話(それもガンダム)がメイン。
なので、ガンダムに興味がない人にとっては、前半はかなり読んでいて面白くないかもしれない。
今野敏は人間描写がとても巧いが、今回の作品はいつもの作品と違ったタッチで描かれてる。
内容がいじめ問題ということもあるのだろうが、どこか重松清と作風が似ている印象を受けた。
ガンダムに興味がない人は、前半は流し読みでもよいかもしれない。
プラモデル自体に興味がない人は・・・、正直言ってこの本はおすすめできない。
ただ、今野敏がこの作品で言いたいことはかなり伝わってくる。
そういう意味では、この作品はかなり良作と言えるだろう。
2008年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
慎治をいじめから救ったのは、
金八先生のような熱血先生ではなく、
教育に関して全く情熱が無いばかりでなく、
子ども、生徒とのかかわりを極力避けたいと
願っているガンダムオタクの教師だった!!
いじめに苦しんでいる人も、
また、いじめをしている人にも是非読んでもらいたい作品です。
金八先生のような熱血先生ではなく、
教育に関して全く情熱が無いばかりでなく、
子ども、生徒とのかかわりを極力避けたいと
願っているガンダムオタクの教師だった!!
いじめに苦しんでいる人も、
また、いじめをしている人にも是非読んでもらいたい作品です。
2009年6月3日に日本でレビュー済み
一読、爽快感が押し寄せる作品でした。
いじめられっ子の真治が、一人前の男(オタク?)に成長していく過程を描いているのですが
これが、普通の過程とはかけ離れています。
死を思いつめるほど追い込まれた中学2年のひ弱な真治君。いじめっ子たちは、容赦なく真治を追い詰め、ついには万引きまでさせられてしまいます。
真治のふがいなさと、相手の卑劣さにイライラしながら読んでいくと、最後には爽快としかいえないカタストロフが待ってます。そのきっかけが、いかにも今野さんらしい。
ガンダムやモデルガン、戦闘シミュレーションゲームに全く興味ない私ですが、それでもすごくスッキリいたしました。
いじめられっ子の真治が、一人前の男(オタク?)に成長していく過程を描いているのですが
これが、普通の過程とはかけ離れています。
死を思いつめるほど追い込まれた中学2年のひ弱な真治君。いじめっ子たちは、容赦なく真治を追い詰め、ついには万引きまでさせられてしまいます。
真治のふがいなさと、相手の卑劣さにイライラしながら読んでいくと、最後には爽快としかいえないカタストロフが待ってます。そのきっかけが、いかにも今野さんらしい。
ガンダムやモデルガン、戦闘シミュレーションゲームに全く興味ない私ですが、それでもすごくスッキリいたしました。
2014年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人には、色々な側面があるし、人生の選択肢も様々。こういうアプローチがあるのか、と改めて感動しました。