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亜智一郎の恐慌 (双葉文庫 あ 6-7) 文庫 – 2000/7/1
泡坂 妻夫
(著)
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2000/7/1
- ISBN-104575507377
- ISBN-13978-4575507379
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2000/7/1)
- 発売日 : 2000/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 283ページ
- ISBN-10 : 4575507377
- ISBN-13 : 978-4575507379
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,767,752位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年1月16日に日本でレビュー済み
「一発逆転ストーリー」という短編集の中に雲見番拝命だけが収録されていて、はじめて泡坂妻夫さんの作品に出会うことができました。亜智一郎の実力があるのに、おとぼけで、厄介なことは避け、ハンサムなのに、ボーっと口をあけて雲を見ている姿も似合ってしまう、二枚目の課三枚目なのかはたまた・・・?なキャラクターにやられました。話の内容もそれなりに面白く、楽しめました。亜愛一郎シリーズも読んでみたくなりました。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
亜愛一郎のご先祖の話である。その他に愛一郎の事件簿に登場する人物のご先祖も登場するときう。遊び心の満載された秀作だとおもう。
2004年11月10日に日本でレビュー済み
とぼけた味が魅力の探偵、亜愛一郎の祖先が、
幕末の頃に活躍する短編集です。
歴史ものとしても、割とカッチリと書かれていますし、
あいかわらずの亜さんの活躍に、シリーズのファンの人なら、
楽しめる一冊だと思います。
ただ、亜探偵シリーズは、謎解きが、牽強付会的で、
推理を楽しむというより、キャラのとぼけた味わいと、
作者の蘊蓄を楽しむ、という感じなので、
本格ミステリーを期待すると、ちょっと、物足りないかもしれません。
幕末の頃に活躍する短編集です。
歴史ものとしても、割とカッチリと書かれていますし、
あいかわらずの亜さんの活躍に、シリーズのファンの人なら、
楽しめる一冊だと思います。
ただ、亜探偵シリーズは、謎解きが、牽強付会的で、
推理を楽しむというより、キャラのとぼけた味わいと、
作者の蘊蓄を楽しむ、という感じなので、
本格ミステリーを期待すると、ちょっと、物足りないかもしれません。
2004年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸城の雲見楼の番頭 亜智一郎が主役の短編集です。
将軍から直に探索を命じられ、忍者の末裔、力自慢、趣味自慢の3人の部下達と色々な活躍を見せてくれます。
啖呵はよくてもへっぴり腰だったりするところがご愛嬌。
とくに「補陀楽往生」の沼気の推理が流石です。
将軍から直に探索を命じられ、忍者の末裔、力自慢、趣味自慢の3人の部下達と色々な活躍を見せてくれます。
啖呵はよくてもへっぴり腰だったりするところがご愛嬌。
とくに「補陀楽往生」の沼気の推理が流石です。
2003年12月22日に日本でレビュー済み
雲見番の亜智一郎氏は、愛一郎氏のご先祖様です。この本に興味を持たれるのは、きっと『亜愛一郎シリーズ』のファンのかただと思います。
「亜さんのご先祖様? く、雲見番!?(なんじゃそりゃー!)」と、一体どんなものか期待に胸を膨らませて読んだのですが、彼は愛一郎氏ほど浮世離れしていませんし、行動も突飛ではありません。愛一郎氏と同じようなキャラクター性を、彼に求めて読みますと、少なからずガッカリしてしまうと思います。
ですが、『亜愛一郎シリーズ』とはまた違った、淡々とした面白さがありますし、登場人物たちには、ついニヤリとしてしまいます。『亜愛一郎シリーズ』を踏まえたうえで、「番外編」という扱いではなく「別物」として読まれると、調度よい作品だと思います。
「亜さんのご先祖様? く、雲見番!?(なんじゃそりゃー!)」と、一体どんなものか期待に胸を膨らませて読んだのですが、彼は愛一郎氏ほど浮世離れしていませんし、行動も突飛ではありません。愛一郎氏と同じようなキャラクター性を、彼に求めて読みますと、少なからずガッカリしてしまうと思います。
ですが、『亜愛一郎シリーズ』とはまた違った、淡々とした面白さがありますし、登場人物たちには、ついニヤリとしてしまいます。『亜愛一郎シリーズ』を踏まえたうえで、「番外編」という扱いではなく「別物」として読まれると、調度よい作品だと思います。
2008年8月6日に日本でレビュー済み
1997年に双葉社から出た単行本の文庫化。ちなみに2000年には双葉文庫にもなっている。
1992-97年に書かれた7つの短篇を収める。いずれも、亜愛一郎の祖先である亜智一郎を主人公としたもの。江戸時代、それも家定、家茂が将軍であった幕末が舞台となっている。そんななかで亜智一郎らが隠密的な活躍をしていく。
ミステリというよりは、時代小説にちょっと謎をからめたという感じ。推理小説を期待して読むと、肩すかしを食らうかも。
登場人物がいずれもユニークで、のほほんとした味わいがある。忍術を使ったり、大力であったり。ただ、個々の能力を生かし切れていないような。そのあたり、時代小説とミステリの狭間で苦しみ、消化不良に陥っているように思えた。
1992-97年に書かれた7つの短篇を収める。いずれも、亜愛一郎の祖先である亜智一郎を主人公としたもの。江戸時代、それも家定、家茂が将軍であった幕末が舞台となっている。そんななかで亜智一郎らが隠密的な活躍をしていく。
ミステリというよりは、時代小説にちょっと謎をからめたという感じ。推理小説を期待して読むと、肩すかしを食らうかも。
登場人物がいずれもユニークで、のほほんとした味わいがある。忍術を使ったり、大力であったり。ただ、個々の能力を生かし切れていないような。そのあたり、時代小説とミステリの狭間で苦しみ、消化不良に陥っているように思えた。