家族を取り上げた短篇集。
著者は、数々のヒット曲の作詞家。
ほんわかとあたたかい文章が、
家族を浮かび上がらせてます。
泣きたくなるけど、泣けないほど追いつめられての逃避行。
救ってくれるのは、蛍の光ほどのあたたかさなのかもしれませんね。
泣けばいい。
その、泣く場所が、大切なのだと思います。
“なぁ、靖子、オレは思うんだよ。所詮、あの子たちが我が子でいてくれるなんて精々二十年くらいのもんだって。そりゃあ親子の縁は死んでも切れないが、生活は別々になっていく。オレだって十八で家を出た。たかだか二十年だ。せめてそれくらいの間は家族でまとまっていたいって思ってもおかしくはないだろう?なのに達也のやつ、最近はどこに誘っても『オレは行かない』だからな。”
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家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1) 文庫 – 2008/12/10
森 浩美
(著)
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家族に悩まされ、家族に助けられる。誰の人生だってたくさん痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。作詞家森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。「ホタルの熱」「おかあちゃんの口紅」はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。あなたのなかの「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説。
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2008/12/10
- ISBN-10457551246X
- ISBN-13978-4575512465
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商品の説明
著者について
放送作家を経て、1983年より作詞家。現在までの作品総数は700曲を超え、荻野目洋子「DanceBeatは夜明けまで」、田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」、森川由香里{SHOWME]、スマップ「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」、KinkiKids「愛されるより愛したい」などの数々のヒット作を手がける。
著書に掌編小説集「推定恋愛」「推定恋愛twoーyear」などがある。
著書に掌編小説集「推定恋愛」「推定恋愛twoーyear」などがある。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2008/12/10)
- 発売日 : 2008/12/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 301ページ
- ISBN-10 : 457551246X
- ISBN-13 : 978-4575512465
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,012位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月8日に日本でレビュー済み
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2019年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを参考にして買いましたが泣ける本でした。森さんの本の内容は本当に泣けます。
2019年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞の紹介記事を見て購入しました。タイトルどおり、様々な過去を持つ主人公の「ドラマ=いまこうしているわけ=言い訳」に共感し、涙ながらに読みました。
2017年3月14日に日本でレビュー済み
家族の思い、距離感、そこでの物語。心に響くショートストーリー。起承転結が素敵に展開してほっとする内容になっている。話の運びがうまい。
2018年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
共感できる部分が多くて、すらすらと読んでしまいました。いつも、就寝前に読むのですが、本を読みたくて早くベッドに入る日が多かった気がします。お勧めです。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
無条件に褒めるには難がある。読者の精神状態によって、評価が分かれる作品集。閉塞感を感じる傾向にあるときは、主人公にシンクロして泣けるのではないか。逆に高揚感を感じているときは、損した気分になりそう。
家族をテーマにした短編8編から成る。全体的に暗い雰囲気が漂う。主人公の追い詰められた状況設定に、読んでいて気が滅入る。結末も然程(さほど)明るいとは感じられず、主人公ほどには救われない。
しかし、見逃せない描写も多数見受けられる。母親が主人公に「本当に賢い女」について語る台詞(カレーの匂い)、主人公が煙草に火を点けられないくだり(おかあちゃんの口紅)、幼い息子が具合の悪くなる度に主人公に向けて放つ一言(ホタルの熱)などなど……
8作品の中では、最後の2編「イブのクレヨン」と「粉雪のキャッチボール」が好みに合いました。ありがちな結末ではありますが、しかし他のラストシーンや展開では、話が収まらないでしょう。
結論としては、辛いときや気持ちに余裕のないときに読むと良いかも知れません。
家族をテーマにした短編8編から成る。全体的に暗い雰囲気が漂う。主人公の追い詰められた状況設定に、読んでいて気が滅入る。結末も然程(さほど)明るいとは感じられず、主人公ほどには救われない。
しかし、見逃せない描写も多数見受けられる。母親が主人公に「本当に賢い女」について語る台詞(カレーの匂い)、主人公が煙草に火を点けられないくだり(おかあちゃんの口紅)、幼い息子が具合の悪くなる度に主人公に向けて放つ一言(ホタルの熱)などなど……
8作品の中では、最後の2編「イブのクレヨン」と「粉雪のキャッチボール」が好みに合いました。ありがちな結末ではありますが、しかし他のラストシーンや展開では、話が収まらないでしょう。
結論としては、辛いときや気持ちに余裕のないときに読むと良いかも知れません。
2024年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日新聞の書評にあったので読んでみたが、お涙頂戴的ストーリーでつまらない。がっかりした。
2010年11月11日に日本でレビュー済み
生きていると、無性に泣きたくなる時があります。
心が渇いているのか、喜怒哀楽を忘れてしまったような、悲しい出来事があったわけでもないのに、無性に泣きたくなる時があります。
いくつかの短編が収められています。
特別な物語ではないです。
ありきたりの物語ですが、心に揺さぶりをかけてくれます。
作詞家の著者らしく、言葉の先に物語が広がるさまは見事です。
読み手の人生の情景に、それぞれの重なり方を仕掛けてくる様子が読んでいて心地よかったです。
心が渇いているのか、喜怒哀楽を忘れてしまったような、悲しい出来事があったわけでもないのに、無性に泣きたくなる時があります。
いくつかの短編が収められています。
特別な物語ではないです。
ありきたりの物語ですが、心に揺さぶりをかけてくれます。
作詞家の著者らしく、言葉の先に物語が広がるさまは見事です。
読み手の人生の情景に、それぞれの重なり方を仕掛けてくる様子が読んでいて心地よかったです。