非常に希な殺人予告で出だしは面白いと思いましたが、全体的に筋書きが平易すぎてサスペンス的な凄みが感じられません。
また、容疑者の割り出しのところも平凡で意外性が感じられない気がします。
このストーリーのテーマは容疑者の殺人動機にあると思いますが、最後の「自供調書」に至るまでの推理的な要素に深みが感じられないのも残念な気がします。
もっと人間同士の意外な関係や感情の縺れなどが盛り込まれていれば、読み応えのある作品になっていたかもしれません。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日光鬼怒川殺人ルート―十津川警部 (双葉文庫 に 1-44) 文庫 – 2010/1/7
西村 京太郎
(著)
浅草駅構内に設置されたコインロッカーから、俗名梅原誠と書かれた位牌と“特急スペーシアの車内で死す”という、殺人予告の入った骨壷が発見された。十津川警部と亀井は対策を協議し、予告日の特急列車を監視することにしたが…。
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2010/1/7
- ISBN-10457551327X
- ISBN-13978-4575513271
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2010/1/7)
- 発売日 : 2010/1/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 283ページ
- ISBN-10 : 457551327X
- ISBN-13 : 978-4575513271
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,892,965位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,052位双葉文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1930年東京都生まれ。
都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。
十津川警部シリーズは現在も多くの読者の支持を得ており、現在著作は450冊を超える。
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。