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『坊っちゃん』の時代 (第2部) (双葉文庫) 文庫 – 2002/11/12
谷口 ジロー;関川 夏央
(著)
秋の舞姫
- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2002/11/12
- ISBN-104575712302
- ISBN-13978-4575712308
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2002/11/12)
- 発売日 : 2002/11/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 300ページ
- ISBN-10 : 4575712302
- ISBN-13 : 978-4575712308
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,880位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治初期。怒涛のような価値観の変革期を生きた夏目漱石らの群像劇にはただただ圧倒されるばかり。肥大した青春期の青年のような自我、バランスを欠いた自意識という近代の病理は、いまだに我々が罹患している“現代の”病なのだと思う。
2012年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この第二部もどんどん会わせてます。二葉亭四迷、石川啄木、樋口一葉、西郷四郎(姿三四郎)、広瀬武夫、清水の次郎長、等々。主役はエリス(舞姫)と森鴎外です。ドイツ留学時代の鴎外は、「自分がしていることは役者が舞台に出て役をつとめているにすぎない…自分は全然自分ではないのです」と、まるで海外駐在に出ているサラリーマンのような青臭いことを言います。鴎外がエリスとの出会いで示したギ(義)の心を、遠く日本にやってきてまで貫いたエリスに対して、鴎外には結局覚悟が無かったのでしょう。
「あなたには所詮無理です 恋人のために命を投げ出すギの心がない」
「若くて老いているのだ この国は そしてわたしもそうなのだ…」
「しんしんと寂しくなりました」
読んでいる私の心も、しんしんと寂しくなった。
エリスの気っ風のよさだけが心に残った第二部でした。
「あなたには所詮無理です 恋人のために命を投げ出すギの心がない」
「若くて老いているのだ この国は そしてわたしもそうなのだ…」
「しんしんと寂しくなりました」
読んでいる私の心も、しんしんと寂しくなった。
エリスの気っ風のよさだけが心に残った第二部でした。
2012年1月27日に日本でレビュー済み
本作「坊ちゃんの時代」は、私の好きな漫画ベスト5に入ります。
内容も絵もとても素晴らしいです。
中でも、この第2巻が一番気に入っています。
内容も絵もとても素晴らしいです。
中でも、この第2巻が一番気に入っています。
2007年8月8日に日本でレビュー済み
まさしく『坊ちゃんの時代』。
あの時代、多くの魅力ある人材がうごめいていた。それを 全員 登場させ、あの時代を生き返させんとした野望。脚本の関川 夏央、そしてそれを画として完成させていった谷口ジロー。気の遠くなる話し。特に、絵にしていった谷口ジローはいかにしんどかったかと想像する。逃げないで、ついに完成させたのだ。実に12年間の長い年月がかかった。「未知の世界」に挑戦し続ける、粘り強さ、感性、創作力。
私は この作品にであったとき驚愕した。既存の「漫画」とは異なるジャンルの出現と感じた。
二人は 新しき物作りにおのれの人生の一番元気な時をかけた。こうして 私たちは 日本国で最高の作品と出会う幸せをえることができた。
関川 夏央と谷口ジローが作り上げた 過去の「日本漫画」を止揚した「宇宙」の登場。(これを 感動といわずして何を感動といえるのか。)日本国で これ以上の 「創造物」にまだ会ったことはない。日本に新しい文化が誕生したのだ。このことを確認し、二人の創作者に 感謝したい。世には偉大な人物がいるものだ。
しかし、今の時代と『坊ちゃんの時代』を対比し、これからどう生きるかは我らが、見つけねばならないと迫られているようでもある。
あの時代、多くの魅力ある人材がうごめいていた。それを 全員 登場させ、あの時代を生き返させんとした野望。脚本の関川 夏央、そしてそれを画として完成させていった谷口ジロー。気の遠くなる話し。特に、絵にしていった谷口ジローはいかにしんどかったかと想像する。逃げないで、ついに完成させたのだ。実に12年間の長い年月がかかった。「未知の世界」に挑戦し続ける、粘り強さ、感性、創作力。
私は この作品にであったとき驚愕した。既存の「漫画」とは異なるジャンルの出現と感じた。
二人は 新しき物作りにおのれの人生の一番元気な時をかけた。こうして 私たちは 日本国で最高の作品と出会う幸せをえることができた。
関川 夏央と谷口ジローが作り上げた 過去の「日本漫画」を止揚した「宇宙」の登場。(これを 感動といわずして何を感動といえるのか。)日本国で これ以上の 「創造物」にまだ会ったことはない。日本に新しい文化が誕生したのだ。このことを確認し、二人の創作者に 感謝したい。世には偉大な人物がいるものだ。
しかし、今の時代と『坊ちゃんの時代』を対比し、これからどう生きるかは我らが、見つけねばならないと迫られているようでもある。
2021年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の母方の祖父が生前、「鴎外さん」と言っていました。明治28年生まれの人で、衛生兵でした。後、歯科医となり、90近くまで長生きしました。鴎外の父親は、私が住んでいる市の出身で、碑が残っています。
幼い頃から、(鴎外の子供時代の写真は可憐な可愛い坊やですよね)天才で、医学博士で、文学博士でしたか。
年齢をサバ読んで東大に入るわ、軍医総監でしたっけ?もう天才過ぎですね。何でも、帽子屋で帽子を買おう
という時、店主が薦める品に対して「もうちょっと上等なものはないか?」と言ったそうですが、これって
頭のサイズのもうちょっと大きいのはないかという意味だったわけで、やはり、脳の容積も常人とは次元が
違っていたんですね。最期の遺言が何故か気になりますね。顕職にあったキャリア等を一切かなぐり捨て
ようとしたのはなぜでしょうか?若き日のエリスとの悲恋が関係していたのでしょうか?
幼い頃から、(鴎外の子供時代の写真は可憐な可愛い坊やですよね)天才で、医学博士で、文学博士でしたか。
年齢をサバ読んで東大に入るわ、軍医総監でしたっけ?もう天才過ぎですね。何でも、帽子屋で帽子を買おう
という時、店主が薦める品に対して「もうちょっと上等なものはないか?」と言ったそうですが、これって
頭のサイズのもうちょっと大きいのはないかという意味だったわけで、やはり、脳の容積も常人とは次元が
違っていたんですね。最期の遺言が何故か気になりますね。顕職にあったキャリア等を一切かなぐり捨て
ようとしたのはなぜでしょうか?若き日のエリスとの悲恋が関係していたのでしょうか?