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ぼくとフリオと校庭で (双葉文庫 も 9-1 名作シリーズ) 文庫 – 2006/12/1

4.4 5つ星のうち4.4 18個の評価

諸星大二郎が作り出す、抜け出せない不思議世界の迷路。入り口は、本書収録の10作品の扉から──。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (2006/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 229ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4575726109
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4575726107
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 18個の評価

著者について

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諸星 大二郎
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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諸星大二郎の傑作SF短編集
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諸星大二郎の傑作SF短編集
諸星大二郎の傑作SF短編集です。それぞれ、短編漫画なので暇な時にサクッと読めます。ぼくが読んだ所、諸星大二郎の恐怖(アイディア)の根源はこんな感じです。(い)行ったことのない場所へ行ってみたい   角を曲がる。路地を抜ける。(ろ)自分が怖れていた者に、自分がなってしまう   夢の中に現れていた●●の正体は、自分だった。(は)群衆心理の恐怖   起きた●●事件が、島民たちの総意により うやむやになってしまう。
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
諸星大二郎の傑作SF短編集です。
それぞれ、短編漫画なので暇な時にサクッと読めます。

ぼくが読んだ所、諸星大二郎の恐怖(アイディア)の根源はこんな感じです。

(い)行ったことのない場所へ行ってみたい
   角を曲がる。路地を抜ける。

(ろ)自分が怖れていた者に、自分がなってしまう
   夢の中に現れていた●●の正体は、自分だった。

(は)群衆心理の恐怖
   起きた●●事件が、島民たちの総意により うやむやになってしまう。
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5つ星のうち5.0 諸星大二郎の傑作SF短編集
2020年10月3日に日本でレビュー済み
諸星大二郎の傑作SF短編集です。
それぞれ、短編漫画なので暇な時にサクッと読めます。

ぼくが読んだ所、諸星大二郎の恐怖(アイディア)の根源はこんな感じです。

(い)行ったことのない場所へ行ってみたい
   角を曲がる。路地を抜ける。

(ろ)自分が怖れていた者に、自分がなってしまう
   夢の中に現れていた●●の正体は、自分だった。

(は)群衆心理の恐怖
   起きた●●事件が、島民たちの総意により うやむやになってしまう。
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10年ぶりに読んだ。

真にオソロシイ・・・

つか、まことにオモロイ

もう、次元がちがうわ

短編ひとつで(名作)映画いっぽん分の密度
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんと言っても「影の町」の出来具合が出色。
ほかもなかなか。
流砂の不気味さと冒険心をくすぐる終わりも良かった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作(妖怪ハンターシリーズ)でお馴染みの元祖・ホラー漫画家こと諸星大二郎先生の短編漫画集がこちらです、題材は潜在意識にある恐怖、鬼ごっこに隠された真実とは?臓器を売買する事でしか生活できない国家に生まれた若者の恐怖、離島での殺人事件とその衝撃の結末、歴史に名高いアメリカの女スパイの衝撃の出生など、諸星大二郎先生の不思議ワールドが全開な作品ばかり、お勧めです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年12月13日に日本でレビュー済み
 諸星大二郎の作品はかなーりくせがあってどうも…という感じだが、これはすごいし、読みやすい。SF・ファンタジー系短編集。80年代のマンガだけれど、それでもこれだけおもしろいのは驚嘆。

 わけのわからないことがおきて、それで話がすすんでいって、結局わけのわからないままというこの奇妙さ。よくあるような現代社会への真っ当な批判になっていないのもいい感じである。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年1月11日に日本でレビュー済み
勝手知ったる土地にもかかわらず、森をつっきると、防空壕跡から出てくると、路地裏を入りこむと、別世界に足を踏み入れてしまう出来事を描いた短編集だ。
『鎮守の森』では柳田国男の「一目小僧その他」を下敷きに、鬼ごっこの起源に迫る話で、またぞろ主人公が人身御供に選ばれてしまう。
諸星氏のお気に入りらしい表題作『ぼくとフリオと校庭で』は、少年たちの友情を淡く叙情的に描いている。防空壕の奥でフリオがジロちゃんに見せてくれるビニ本のタイトル、〈ぬれっぱなし〉がひそかに笑いを誘ったり。
『沼の子供』はメキシコ版アダムとイブの話といったところ。〈私〉ことアメリカ人が、イブを誘惑した蛇のごとく、知識の木の実ならぬビーフの缶詰を与え、〈知識〉を授けてしまう。なんともいえぬ読後感。こんな奇妙な話は氏をおいて、いったい誰が描けるだろう?
『流砂』では、牢獄のような町に嫌気がさし、まだ見ぬ世界へ飛びだしていこうとする若者たちの物語。だが、ことあるごとに妨害が入り、計画が難航してしまう。若いころは誰だって、生まれた土地で老いさらばえて死んでいくのが嫌で都会に憧れるものだ。けれども様々な制約があって、あきらめざるを得ない人も少なくない。けだし人生は一切皆苦であることをカリカチュアしたといえよう。ちなみに、黒いハイネックが似合うヒロイン、マチコがしとやかで凛とした魅力が光っている。
『黒石島殺人事件』は困惑してしまう。離島での〈密室殺人〉を解決すべく、本土から訪れた刑事が捜査に乗り出すのだが、島民全員の先入観で迷走してしまうヘンテコな内容だ。
臓器移植をホラー仕立てにした『蒼い群れ』は、実のところ形を変えた人身御供だったり。
本書は、節操がないほどいろんなジャンルで盛りつけられ、「だからなに?」みたいな読後感の作品が多いものの、不思議とおなか一杯になれるだろう。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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