こうのさんの作品は夕凪の街桜の国を読んで知ったのですが。
この作品は全く違う世界観のお話です。
息子を育て上げ、妻に先立たれた男性が息子の家族と同居するのですが。
その時に亡き妻が書いてくれていたさんさん録というノートを参考に頑張るお話、、なのかな。
息子さんもお嫁さんも孫もとってもいいキャラクターで
特に孫娘のキャラクターが立ってます、、大笑いできます。
息子さんの奥さんが広島出身という設定なのですが。
広島弁を活字にしたらこんなになまってるんだ、、と思いながら読みました
心が疲れたときに読みますと元気がもらえますよ。
おすすめです。
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さんさん録 (双葉文庫名作シリーズ) (双葉文庫 こ 18-5 名作シリーズ) 文庫 – 2010/1/19
こうの 史代
(著)
妻を亡くし、息子夫婦のもとで暮らすことになった参平。引越し荷物の中から見つけたノートには記憶があった。妻が、いつも何かを書きとめていたノートだ。「参さん…わたしはあなたにこんなものしか遺せないけれど」と綴られ、夫が不自由しないよう生活に必要なレシピと、家族の記録が刻まれていた。不器用な男やもめの第二の人生は、ノートを片手に、追懐と追慕、発見と感動、そして侘しくも微笑ましいスタートをきったのだった。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2010/1/19
- ISBN-104575727458
- ISBN-13978-4575727456
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2010/1/19)
- 発売日 : 2010/1/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4575727458
- ISBN-13 : 978-4575727456
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,168,666位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1968年広島市生まれ。おもな作品に『夕凪の街 桜の国』(第8回文化庁メディア芸術祭大賞、第9回手塚治虫文化賞)など多数ある(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『天下無敵のお嬢さま!〈4〉柳館のティーパーティー』(ISBN-10:4494028169)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妻に先立たれた主人公。自分そっくりのツンデレ息子と、天然でピュアなお嫁さん、いろんな意味で(笑)可愛い孫娘。
どの登場人物にもまんべんなく暖かいまなざしが向けられていて、この漫画は亡くなった妻の目から描かれてるんじゃないかと思えてきました。
ああ、あまり多くは語るまい。大好きな漫画です。
どの登場人物にもまんべんなく暖かいまなざしが向けられていて、この漫画は亡くなった妻の目から描かれてるんじゃないかと思えてきました。
ああ、あまり多くは語るまい。大好きな漫画です。
2011年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
淡々としたものがたりなのに
いつまでも胸に残るのはなぜでしょう。
いちばん好きなのはさんさんが洗濯物を干しながら
ブラジャーの干し方に困って
寝てしまうシーン。
うちで洗濯物を干すたびに
(天気がよければよいほど)
あのシーンが浮かんで微笑んでしまうのです。
いつまでも胸に残るのはなぜでしょう。
いちばん好きなのはさんさんが洗濯物を干しながら
ブラジャーの干し方に困って
寝てしまうシーン。
うちで洗濯物を干すたびに
(天気がよければよいほど)
あのシーンが浮かんで微笑んでしまうのです。
2010年4月28日に日本でレビュー済み
こうの史代さんの作品はどちらかというと少し悲しい物が多く、それ以外では鳥や花が生活の中に出てくる作品ばかりだと思っていましたが、「さんさん禄」を読むと今までの作品とは全くちがう趣向で驚きました。でも作品の中に出てくる人物たちは「こうの史代」さんのいろいろな作品に出てくる登場人物の色を背負っていますね。でも今回の主人公は子供でも、鳥でも、戦後を引きずっている若者でもなく、もう人生の黄昏にある男性。でも人生の終わりに向かって行くのではなく、夢も希望もあってまるでこれから人生に旅立つ人の物語に見えて、私自身この作品から生きる楽しみをいただきました。