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闇の顔 (アクションコミックス) 新書 – 1987/10/1
横山 光輝
(著)
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日1987/10/1
- ISBN-10457581413X
- ISBN-13978-4575814132
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (1987/10/1)
- 発売日 : 1987/10/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 457581413X
- ISBN-13 : 978-4575814132
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,356,279位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」 の連載を開始、大人気となる。2001年1月に完結した「殷周伝説」が遺作となった。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学 大臣賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『横山光輝「三国志」大研究』(ISBN-10:4267018502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版の為、なかなか販売されていなかったので、良かったです。
2022年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『横山光輝の弱点は女の裸。
エッチなシーンになると、急に線の勢いが無くなり、絵がヘロヘロになる。』
某マンガ評論家の本にそう書いてあった。
正にその通りだった。
笑える。
エッチなシーンになると、急に線の勢いが無くなり、絵がヘロヘロになる。』
某マンガ評論家の本にそう書いてあった。
正にその通りだった。
笑える。
2022年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっと「闇の顔」を再読することが出来た、もう半世紀以上ぶりである。たしか小学高学年の時であった。もっとページ数は多いと云う印象があるが、でも100ページ程あるので当時はまだまだ少年だったので充分過ぎるほど読み応えがあったのだろう!しかし、、今、半世紀ぶりに読み返しても細かいところまでよく覚えているもんだと思う、他の作品は未読なので夜はアルコール、昼間はcoffeeでも飲みながら楽しもうと思う。
2022年11月7日に日本でレビュー済み
「闇の顔」「黄金墓場」「偽りの偶像」「ぶっそうな奴ら」「偏愛」が収録されています。
「闇の顔」は、横山光輝が翻案したことがある「白髪鬼」と、ほぼ同じ話。ただ、どうも、こちらの方が早いようですね。本作でプレ的に描いてみて、翌年に本格的に翻案したということでしょうか。こちらは兄の復讐という、初期の横山っぽい話に変わっていますし、復讐計画もトントン拍子に進み、トドメを刺す際の陰湿な二段構え(まあ仇を倒す方法自体が陰湿ですが)もなく、シンプルな話になっています。横山版「白髪鬼」と同じく、原作と違って復讐が完遂したところで終わるので、暗いなりにスカッとします。
「黄金墓場」は、海底の宝を求めて、船中で悪人と一緒になってしまうという話。メインの悪人が、それほどミスもしてないし、無茶は無茶ですが仕方のない行動しかとってないのに、結局は因果応報な展開になってしまうので、あまり「ざまあみろ」という感じではなく、ちょっと可哀想であります。
「偽りの偶像」は、ボクシングもの。チャンピオンに祭り上げられた主人公の悲劇を描きます。一矢報いることもできず、ひたすらビターな話。
「ぶっそうな奴ら」は、強盗計画の皮肉な顛末を描く話。こじゃれた感じの犯罪ものです。横山作品は意外と絵柄が変わっていて、可愛い時期や可愛くない時期などありますが、比較的セクシーな女性が描けていた頃の作品なので、なんとなく表紙の構図なども含めて洒落ているしカッコいい雰囲気です。
「偏愛」は、死がまとわりつく謎の令嬢をめぐるエピソードです。横山先生的には、一つのどんでん返しで終わらせているのでしょうが、勝手に深読みすれば、登場人物が前半で言っていた通りで罠にかけかえされたと解釈することもでき、二つドンデン返しがあるとコジつけることも可能です。そう思うと、女性不信的な作品が多い横山作品の一つとして面白い。
横山作品には犯罪ものは少なくありませんが、それにしても全体的に暗くビターなエピソードがとられているようです。
「闇の顔」は、横山光輝が翻案したことがある「白髪鬼」と、ほぼ同じ話。ただ、どうも、こちらの方が早いようですね。本作でプレ的に描いてみて、翌年に本格的に翻案したということでしょうか。こちらは兄の復讐という、初期の横山っぽい話に変わっていますし、復讐計画もトントン拍子に進み、トドメを刺す際の陰湿な二段構え(まあ仇を倒す方法自体が陰湿ですが)もなく、シンプルな話になっています。横山版「白髪鬼」と同じく、原作と違って復讐が完遂したところで終わるので、暗いなりにスカッとします。
「黄金墓場」は、海底の宝を求めて、船中で悪人と一緒になってしまうという話。メインの悪人が、それほどミスもしてないし、無茶は無茶ですが仕方のない行動しかとってないのに、結局は因果応報な展開になってしまうので、あまり「ざまあみろ」という感じではなく、ちょっと可哀想であります。
「偽りの偶像」は、ボクシングもの。チャンピオンに祭り上げられた主人公の悲劇を描きます。一矢報いることもできず、ひたすらビターな話。
「ぶっそうな奴ら」は、強盗計画の皮肉な顛末を描く話。こじゃれた感じの犯罪ものです。横山作品は意外と絵柄が変わっていて、可愛い時期や可愛くない時期などありますが、比較的セクシーな女性が描けていた頃の作品なので、なんとなく表紙の構図なども含めて洒落ているしカッコいい雰囲気です。
「偏愛」は、死がまとわりつく謎の令嬢をめぐるエピソードです。横山先生的には、一つのどんでん返しで終わらせているのでしょうが、勝手に深読みすれば、登場人物が前半で言っていた通りで罠にかけかえされたと解釈することもでき、二つドンデン返しがあるとコジつけることも可能です。そう思うと、女性不信的な作品が多い横山作品の一つとして面白い。
横山作品には犯罪ものは少なくありませんが、それにしても全体的に暗くビターなエピソードがとられているようです。
2008年2月9日に日本でレビュー済み
収録作品は以下の通り。
「闇の顔」 「別冊少年マガジン」 1969年4月号
「黄金墓場」 「週刊少年マガジン」 1969年第25号
「偽りの偶像」 「現代コミック」 1970年第1〜3号
「ぶっそうな奴ら」 「週刊プレイボーイ」 1969年6月3日号〜8月15日号
「偏愛」 「ファニー」 1969年8月号
ホラーとアダルトという、横山光輝のイメージとはちょっと違う作品を集めたというところでしょうか。
これも横山光輝の世界なんですね。
「闇の顔」 「別冊少年マガジン」 1969年4月号
「黄金墓場」 「週刊少年マガジン」 1969年第25号
「偽りの偶像」 「現代コミック」 1970年第1〜3号
「ぶっそうな奴ら」 「週刊プレイボーイ」 1969年6月3日号〜8月15日号
「偏愛」 「ファニー」 1969年8月号
ホラーとアダルトという、横山光輝のイメージとはちょっと違う作品を集めたというところでしょうか。
これも横山光輝の世界なんですね。
2011年12月17日に日本でレビュー済み
死の淵にと追い遣られ復讐鬼となったり、父親の死の真相を確かめようとしたら殺されそうになったり、昔の知り合いにストーキングされたり……。まあでもこういうのこそが人間の本質とも言えるので、そこに惹き付けられたりもするのですが。人間は常に、色恋沙汰と怖い話と醜聞とを好むものですよね。
現金強奪に失敗して結局諦め散り散りに逃げる、「ぶっそうな奴ら」が個人的には気に入りました。人が死ぬでなくでも上手くいくでなく、それぞれのメンバーのやり切れなさと最後の何とも言えない空気がツボでした。こういう短篇集、いいですよね!
現金強奪に失敗して結局諦め散り散りに逃げる、「ぶっそうな奴ら」が個人的には気に入りました。人が死ぬでなくでも上手くいくでなく、それぞれのメンバーのやり切れなさと最後の何とも言えない空気がツボでした。こういう短篇集、いいですよね!