私は、ひとひらという物語の特筆すべき点は登場人物同士の互換性・共鳴にあると考えています。
実は麦以外にも主役になれそうな子は普通に何人もいる。
しかし…これまで描かれてきた登場人物達の変化は、少しずつ成長する麻井麦との関わり無しには絶対起こり得ないものばかりでした。
最終巻は麦とちとせ、親友の2人の心のすれ違いと激突。そして決着が上手くまとめられています。
かつて自分を否定し続けていた麦は野乃の言葉を信じ、友達に支えられ、時には痛みも伴いながら歩いてきました。
夢中で歩んだ日々の中で、誰かへの憧れとは違う『なりたい自分』=『信じられる自分自身』を見いだせるまでに至った彼女の変化が、この巻の言動全てに現れています。
また一巻から登場し続けてきた甲斐くんもついに、ずーっと想いを寄せてきたあの娘に告白します。
この告白シーン、近年の漫画では稀にみる演出力の高さを感じました(2人とも可愛すぐる…)
そして最終話の時間軸
・3年生になった麦たちは卒業までどんな学校生活を送るのか。
・復学した佳代ちゃんはきょーちゃんにどう関わっていくのか
・きょーちゃんの元カノ?ケイコの再登場はあるのか
・麦が勧誘したあの一年生は何ていう名前なのか。
・麦たち3年生の有終の美、最後の公演はどうなるのか
・きょーちゃんは麦たちが去ってからも大丈夫なのか……教えろオラァァァァァァ!
…と これらは新たなる物語への伏線であり榊さんが主人公の番外編スピンオフでも、ほんの少しだけ登場した麦や響が幾つもの気になる言葉を残していることからも
やはり、みんなのその後は読んでみたいですねぇ……
アンコール発売から早2年、日本でもいろんなことがありましたが、私は1日たりともこの最終巻の情景を忘れたことはありません。
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ひとひら 7 (アクションコミックス) コミック – 2009/7/10
桐原 いづみ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
超恥ずかしがり屋の演劇少女・麻井麦の成長物語、堂々の完結!! 秋公演を目前に控え生じたちとせとの確執。そしてついに迎える本番の舞台。そして…。演劇を通して、仲間達との出会いを通して、着実に成長した麦の姿を目に焼き付けてください!! 感動必至の最終巻、お見逃しなく!!
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2009/7/10
- ISBN-104575836486
- ISBN-13978-4575836486
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2009/7/10)
- 発売日 : 2009/7/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 174ページ
- ISBN-10 : 4575836486
- ISBN-13 : 978-4575836486
- Amazon 売れ筋ランキング: - 532,001位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっとこの、ひとひら7巻がでるのを心から楽しみにしてました。 読み終わったころには、目に涙が… なんて言うかこの作品にであえて本当に良かったとこの巻を読んで改めて思います。 まだ7巻を買ってない人は、今すぐ、 この本を読み始めようか悩んでる人は、絶対読むべきです。 全部読み終わったら心から良かったと思うことでしょう。
2009年7月10日に日本でレビュー済み
何年経っても古本に出さずに本棚に残したい。
そういった作品を誰しもお持ちであると思います。
ひとひらは私にとってそのひとつとなった作品。
堂々の最終巻です。
続けられるだけ連載を続けるタイプの作品とは異なり、当初から終着点までの構想・構成が練られていたと思われる本作。
最終巻である今回もその最後にふさわしいものとなっていました。
「引っ込み思案であがり症の女の子──麻井麦が演劇を通して成長する姿を描く」
これだけの魅力的なキャラクターが揃っているとそのコンセプトからずれて寄り道をしたくなりそうなものですが、
麦を中心とした物語からブレることがなく(唯一の例外が野乃先輩の話でしょうか)、まっすぐ走りきった作品と言えるかと思います。
そして何より、「読んで面白かった」というよりも、「読んで良かった」そう思える一作。
既にお持ちの方は今一度最初から読み直してみると良いかもしれません。
また、まだお持ちでない方はいまこそ手に取ってみてはいかがでしょうか。
尚、本編はこれで最後となりますが、シリーズはまだ完結とはならず外伝という形でもうしばらく続くそうです。
そしてその内容は、本編ではやらなかった上述の寄り道。
具体的には、麦以外の登場人物たちそれぞれにフォーカスをあて、順次1話完結形式で描いていくそうです。
他のキャラクターの掘り下げも見てみたいという欲求は読者としてもありましたので、まだまだ楽しみが残ります。
そういった作品を誰しもお持ちであると思います。
ひとひらは私にとってそのひとつとなった作品。
堂々の最終巻です。
続けられるだけ連載を続けるタイプの作品とは異なり、当初から終着点までの構想・構成が練られていたと思われる本作。
最終巻である今回もその最後にふさわしいものとなっていました。
「引っ込み思案であがり症の女の子──麻井麦が演劇を通して成長する姿を描く」
これだけの魅力的なキャラクターが揃っているとそのコンセプトからずれて寄り道をしたくなりそうなものですが、
麦を中心とした物語からブレることがなく(唯一の例外が野乃先輩の話でしょうか)、まっすぐ走りきった作品と言えるかと思います。
そして何より、「読んで面白かった」というよりも、「読んで良かった」そう思える一作。
既にお持ちの方は今一度最初から読み直してみると良いかもしれません。
また、まだお持ちでない方はいまこそ手に取ってみてはいかがでしょうか。
尚、本編はこれで最後となりますが、シリーズはまだ完結とはならず外伝という形でもうしばらく続くそうです。
そしてその内容は、本編ではやらなかった上述の寄り道。
具体的には、麦以外の登場人物たちそれぞれにフォーカスをあて、順次1話完結形式で描いていくそうです。
他のキャラクターの掘り下げも見てみたいという欲求は読者としてもありましたので、まだまだ楽しみが残ります。
2009年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻目から踏み出す勇気について教えられる漫画でしたが、最後までそれを貫く感じの物語でした。一番主人公に向いていない性格の少女を主体に描いているからこそ、大冒険や大成功ではなく大団円を迎えることができた作品だと思います。読み終わると、とにかく『嬉しい』気持ちになりました。
2009年7月10日に日本でレビュー済み
ついに完結の7巻。
内容は秋公演の準備から本番、そして後日談を収録。
ちとせ・麦・甲斐この3人の関係を含めきれいにまとまっています。みんなが少しずつ、方向性は違えど成長していく姿は清々しいものです。
主人公・麦が演劇を通じて成長していく姿は『メキメキ』という言葉がお世辞にも似合わない。
しかし、入学当初と比べるとやはり大きく成長しているんですよね。高校生時代の、大人に向けて成長しているが実感はわかないといった雰囲気が実によく表現されていると思いました。
『私でも変われますか?』(麦)
『自分は変われると信じられるなら出来る』(野乃先輩)
この2巻のやりとりをはじめ多くの場面を詰め込んだ最終幕にはずっと読んできた読者として感慨深いものがありました。
今まで買っているなら文句なし。地味ではあるけれど高校生が真剣に向き合う姿に共感を覚える方は手を出してみてはいかがでしょうか。
内容は秋公演の準備から本番、そして後日談を収録。
ちとせ・麦・甲斐この3人の関係を含めきれいにまとまっています。みんなが少しずつ、方向性は違えど成長していく姿は清々しいものです。
主人公・麦が演劇を通じて成長していく姿は『メキメキ』という言葉がお世辞にも似合わない。
しかし、入学当初と比べるとやはり大きく成長しているんですよね。高校生時代の、大人に向けて成長しているが実感はわかないといった雰囲気が実によく表現されていると思いました。
『私でも変われますか?』(麦)
『自分は変われると信じられるなら出来る』(野乃先輩)
この2巻のやりとりをはじめ多くの場面を詰め込んだ最終幕にはずっと読んできた読者として感慨深いものがありました。
今まで買っているなら文句なし。地味ではあるけれど高校生が真剣に向き合う姿に共感を覚える方は手を出してみてはいかがでしょうか。
2010年2月20日に日本でレビュー済み
私にとって「学校」という場所はほんの一時期を除けばただ苦しいだけの場所だった。
当時は友だちがいない、ということは私にとっては大したことではなかった(何とも思わなかった)が、本作を読み終わったあとでは「もっと若い時に本作のような作品に出会えていたら、今とは別の未来があったかもしれないな」と思えた。
そういった意味で、本作に出会えたことは幸運だったと思う。自分に自信が持てなかったり、人生に迷った時に読みたい。そんな作品である。
・・・最初に書店で目にとまった理由、それは本作の主人公・麦が学生時代に好意をもっていた子に似ていた、ということもあったり。たぶんコレが最大の理由。
当時は友だちがいない、ということは私にとっては大したことではなかった(何とも思わなかった)が、本作を読み終わったあとでは「もっと若い時に本作のような作品に出会えていたら、今とは別の未来があったかもしれないな」と思えた。
そういった意味で、本作に出会えたことは幸運だったと思う。自分に自信が持てなかったり、人生に迷った時に読みたい。そんな作品である。
・・・最初に書店で目にとまった理由、それは本作の主人公・麦が学生時代に好意をもっていた子に似ていた、ということもあったり。たぶんコレが最大の理由。