なぜこの本を選んだのか全く覚えていないのですが、マンガ本棚にあったのを期待せずに開いて見てみたら…
なんか一気に読んでしまいました。
感動するとかドキドキするとか衝撃を受けるとかじゃないのに、引き込まれました。
人物の絵のセンスが大好きです。
人物それぞれのキャラクターがすごく良いです。
この作家さんの他の作品も読んでみたくなりました。
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ライフ・イズ・デッド (アクションコミックス) コミック – 2012/2/6
古泉 智浩
(著)
日本の片田舎にゾンビが出現!? 性交渉により感染し、極度のストレスを受けると動く死体ゾンビと化す恐怖のウィルスに侵されている、ニートの赤星逝雄。死への恐怖と闘いながらも残り少ない日々を恋に趣味に生きる逝雄の青春を描いたゾンビ漫画の名作が映画化に伴い、再発売。そのラストは、「漫画アクション」連載時、読者に衝撃を与えました。作者は同業者に多くのファンを持つ、漫画界のミュージシャンズ・ミュージシャン、古泉智浩。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2012/2/6
- ISBN-104575840408
- ISBN-13978-4575840407
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商品の説明
著者について
漫画界のミュージシャンズ・ミュージシャンとして、同業者に多くのファンを持つ。代表作に『ワイルド・ナイツ』『青春☆金属バット』。新潟在住。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2012/2/6)
- 発売日 : 2012/2/6
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 4575840408
- ISBN-13 : 978-4575840407
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,905位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは蔓延するHIV社会に対するアンチテーゼだ。雑誌アクションにて連載されていた漫画の単行本である。読者諸氏もお分かりの通り、ゾンビ化=HIV感染を意味している。勿論差別的な意味でゾンビが使われているわけではない。ここではメタファーと言った方が適切だろう。自分は大丈夫、自分さえ良ければ、あるいはそういった自己本位、かつ刹那的な現代日本人を象徴した良作である。ゾンビになった時の将来への絶望と不安、後悔、感染させられた相手への煮え切らない思い、怒りすら沸かない自分への苛立ち。さらには家族・友人・社会からの、表面上は温かいものの、実際には残酷で冷徹な対応がヒシヒシと伝わってくる。作者独特の描き方なのだろう、コマの間、登場人物の無言の状態が作中に度々見られるが、そこがベストインプレッションであった。自分はゾンビにはならない、自分とは関係ない、ゾンビに感染した人間が悪い、自分が感染するのは嫌だ、だけど感染したらヤリたいようにやって、周りも巻き添えにして死んでやる、自分さえ良ければ良い・・・。ゾンビ感染した人間に社会が向ける視線というのはストーリーに見られるように、所詮はシビアなものなのだろう。絶望する主人公をよそに、主人公の妹の部屋に侵入する友人、面井。感染していることを隠し、ノースキンセックスで感染者を増やしてしまう女、茜。表向きは心配しているものの、陰では見下している主人公の主治医。と、その愛人の看護婦。家族が一番大事と言いながらも、ラストでは主人公を殺す父親。
作者はゾンビという非日常の、ネガティブなテーマにおいて人間の心理(リアリティ)を軽妙に、時にはブラックに描く。作者はモラル無き登場人物を描くことでモラル無き日本人、しいては国際社会全体に対して警鐘を鳴らしているのだ。
作者はゾンビという非日常の、ネガティブなテーマにおいて人間の心理(リアリティ)を軽妙に、時にはブラックに描く。作者はモラル無き登場人物を描くことでモラル無き日本人、しいては国際社会全体に対して警鐘を鳴らしているのだ。
2022年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人のパーツのバランスが狂っていたり、構図が狂っていたりで決して絵はうまくないけど、何か読まされる感じである。途中挿入されるメインと違う話は交わることはないけど、テーマとしては交わるという、映画的な演出もあってよい。
話の構成が良いだけに、読みにくいのが残念だ。
話の構成が良いだけに、読みにくいのが残念だ。
2022年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙はあんまり面白そうじゃ無いが、何故かたくさんある無料本の中から見てみたら、、、、
面白いというか気づいたら一気に読んでいた。
なので面白いということだと思う
エイズがゾンビになる感じ?
作者のあとがきもなぜか最後まで読んでしまった。そういうこと
面白いというか気づいたら一気に読んでいた。
なので面白いということだと思う
エイズがゾンビになる感じ?
作者のあとがきもなぜか最後まで読んでしまった。そういうこと
2021年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・ストーリーは良いと思う…が絵は全く商業レベルに達してない
・古い漫画だが最近の世相にもあっている
・作画は別の人のがいいかも
・古い漫画だが最近の世相にもあっている
・作画は別の人のがいいかも
2017年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品のゾンビは感染症でセックスや噛まれることで感染し徐々に体が動かなくなり病状が進むと見境なく人を襲うようになる…とSTDと認知症を合わせたような立ち位置になっています。
周りの人の対処もまた、それに準じた対応でそこが妙に現実的です。
感染者である主人公はいつか「処分」される存在なわけで、それまで家族のお荷物になるわけです。
読後感が非常にやるせない感じで心に残りました。
認知症徘徊患者の介護記録とカフカの「変身」を合わせたような感じでした。
周りの人の対処もまた、それに準じた対応でそこが妙に現実的です。
感染者である主人公はいつか「処分」される存在なわけで、それまで家族のお荷物になるわけです。
読後感が非常にやるせない感じで心に残りました。
認知症徘徊患者の介護記録とカフカの「変身」を合わせたような感じでした。
2007年3月2日に日本でレビュー済み
ダメな青春を描かせたら右に出るもののない古泉智浩の『ライフ・イズ・デッド』、
すごいことになってます!
彼お得意の「ニート」に、今回は「ゾンビ」が絡むのですが、
これが単なる思いつきで終わってないのがすごいです。
ロメロの『ゾンビ』が消費社会に対する批判だった(少なくともそう評された)ように、
『ライフ・イズ・デッド』は「ニート=ゾンビ」とすることによって、
すぐれた社会批判(しかもニート側からの)になっています。
だてに『ゾンビ映画大辞典』の著者が推薦文を寄せてません。
そんなゴタクは抜きにしても、このマンガ家特有のアイロニーやエッチ描写は
今回も全開で、笑って、泣けます。
童貞の青春のおかしさを究めた『ジンバルロック』、モー娘の歌で泣ける初めての
マンガ『ピンクニップル』といった傑作を軽く超えた、大傑作です。
すごいことになってます!
彼お得意の「ニート」に、今回は「ゾンビ」が絡むのですが、
これが単なる思いつきで終わってないのがすごいです。
ロメロの『ゾンビ』が消費社会に対する批判だった(少なくともそう評された)ように、
『ライフ・イズ・デッド』は「ニート=ゾンビ」とすることによって、
すぐれた社会批判(しかもニート側からの)になっています。
だてに『ゾンビ映画大辞典』の著者が推薦文を寄せてません。
そんなゴタクは抜きにしても、このマンガ家特有のアイロニーやエッチ描写は
今回も全開で、笑って、泣けます。
童貞の青春のおかしさを究めた『ジンバルロック』、モー娘の歌で泣ける初めての
マンガ『ピンクニップル』といった傑作を軽く超えた、大傑作です。