音楽の名門女子高を舞台にした、百合漫画の2巻です。
1巻でめでたくコンクール出場が認められた、さくらとなのは。
しかしさくらのピアノの技術には賛否有り、ある講師の指導を受ける事になります。
その講師が、1巻のラストに登場した男、藤奏美。
奏美の厳しい指導に、さくらは打ちのめされます。
そして奏美のある言葉が、さくらの心に突き刺さります。
それがこの巻で、大きなテーマになっています。
また、なのはにも試練が訪れます。
すっかり心が折れてしまったなのは。
さくらはなのはを救えるのか・・・？
そして衝撃のラスト。
3巻で2人には、どんな展開が待っているのか。
1巻では音楽に疎い私には、百合とはいえちょっと難しい話かなと思っていました。
今回も音楽の話の部分では、よく分からない部分もありました。
しかしだんだんとキャラが活きてきて、だいぶ読みやすくなりました。
3巻ではコンクール本番が待っているのでしょうか。
コンクールが終わったら、この話も終了っぽい感じがします。
そうなったらちょっと寂しいですが、潔いとも思います。
百合漫画としては充分満足の行く内容なので、百合好きの方には是非。
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