押見さんの漫画はほとんど読んでいると思うが、自分的に最高傑作は「漂流ネットカフェ」か「惡の華」だろうと思っていた。
この漫画の場合、面白いとは言え最初は単なる入れ替わりネタの小品程度にしか思っていなかった。
しかし、巻を追うごとに物語はドンドン深くなっていき、絵にしろ従来の作品よりレベルアップしたように感じる。
とにかく絵にしろ台詞にしろ心理描写にしろ、人物描写がスゴイ。
一人一人が本当に生々しく画かれ、その胸の痛みが伝わってくるよう。
完結してみないことには何ともいえないが、もしかしたらこの漫画押見さんの最高傑作たり得るかも。
以下ネタバレ。
前回の麻理からの電話の謎はまだ解けていないが、依の麻理への想いを理解しようとする中で、麻理の所在について新たな仮説が生まれる。
そうなると益々電話の謎が深まるわけだが、小森の罪悪感が生み出した妄想ともとれなくもない。
また、現実の小森対してやたら侮蔑的且つ心を弄ぶ魔性の女のように振る舞う麻理(小森)。
いくら何でも自分に対してそこまでするかという感じでどうも納得いかないが、この辺りもおそらく本来の麻理の姿の一部なのだろう。
前巻当たりから、おのおのそれぞれ抑圧していたものを徐々に解放しだしてきた感があるし。
単に多重人格と言うことだけでは納得できない謎も多々あるわけだけど、それでも順調に物語は終わりに向かって進んでいることは感じられる。
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ぼくは麻理のなか(5) (アクションコミックス) コミック – 2015/3/27
押見 修造
(著)
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購入オプションとあわせ買い
本物の麻理の友達のももか達と袂をわかち、依を友達に選んだ≪ぼく≫。
しかし、依のデリケートな部分に土足で踏み込んでしまい、依を怒らせてしまう≪ぼく≫。
そんな≪ぼく≫が相談できる相手は、元の自分・小森のみ。
そこでさらなる禁断の行為を――。
『惡の華』『漂流ネットカフェ』で話題の押見修造最新作。
「漫画アクション」にて連載中。
しかし、依のデリケートな部分に土足で踏み込んでしまい、依を怒らせてしまう≪ぼく≫。
そんな≪ぼく≫が相談できる相手は、元の自分・小森のみ。
そこでさらなる禁断の行為を――。
『惡の華』『漂流ネットカフェ』で話題の押見修造最新作。
「漫画アクション」にて連載中。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2015/3/27
- 寸法18.2 x 12.8 x 2 cm
- ISBN-104575845965
- ISBN-13978-4575845969
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著者について
1981年、群馬県生まれ。2001年、ちばてつや賞新人賞を「夢の花園」で受賞。
「別冊ヤングマガジン」誌上に掲載された『アバンギャルド夢子』が話題を呼び、
その後も、性と恋愛の間で右往左往する人々を描いた
「デビルエクスタシー」「ユウタイノヴァ」などで注目を集める。
「漫画アクション」で連載された『漂流ネットカフェ』は連続ドラマ化された。
『別冊少年マガジン』連載作の『惡の華』はアニメ化された。
「別冊ヤングマガジン」誌上に掲載された『アバンギャルド夢子』が話題を呼び、
その後も、性と恋愛の間で右往左往する人々を描いた
「デビルエクスタシー」「ユウタイノヴァ」などで注目を集める。
「漫画アクション」で連載された『漂流ネットカフェ』は連続ドラマ化された。
『別冊少年マガジン』連載作の『惡の華』はアニメ化された。
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トップレビュー
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2015年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どろっとした作風なので、合う合わないはあるのでしょうが・・・
自分は好きです。
押見修造さんは心情の描写がお上手ですね。もちろん、表情の描き方も含めて。
それぞれがそれぞれの立場で、追い込まれた心境を爆発させていくところが特に心に残ります。
あとは、必然的に自分を自分で観察するシーンが出てくることになりますが、これがまた面白いです。
読んでいるこっちもなんだか変な感じがします。
今後も楽しみな漫画です。
自分は好きです。
押見修造さんは心情の描写がお上手ですね。もちろん、表情の描き方も含めて。
それぞれがそれぞれの立場で、追い込まれた心境を爆発させていくところが特に心に残ります。
あとは、必然的に自分を自分で観察するシーンが出てくることになりますが、これがまた面白いです。
読んでいるこっちもなんだか変な感じがします。
今後も楽しみな漫画です。
2015年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気持ちの悪いフェチズム漫画
汚物ですよ汚物
巻末の作者のあとがきも最高に気持ち悪いです。
大好きです。次巻も期待してます!
汚物ですよ汚物
巻末の作者のあとがきも最高に気持ち悪いです。
大好きです。次巻も期待してます!
2015年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4巻が主人公が落ちていくに任せる展開だったが今作からより確信に近づいた。新しい友情の展開も大好きだった。
だが、最後は良かったね、、では終わらせない。
次の巻が楽しみだ!1巻、2巻の時並みに次の巻が読みたくなりました!
皆さんもお楽しみ下さい。
だが、最後は良かったね、、では終わらせない。
次の巻が楽しみだ!1巻、2巻の時並みに次の巻が読みたくなりました!
皆さんもお楽しみ下さい。
2015年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻がとても面白くて、一気に5巻買ってしまった。絵もきれいで上手だし、押見さんの他の作品も読んでみようと思う。
2015年10月11日に日本でレビュー済み
『惡の華』もそうだったが、雑紙掲載に合わせて見せ場を用意するばかりで、
ドラマの進行がとても遅い。
見せ場があるのにドラマが進行しないとはどういうことかというと、
続きを気にさせる刺激的な場面は用意するものの、次の回ではそれは
あまり重要ではないことになっており、人間関係に大した変化がない。
だからドラマが進んでいるように見えない。
この作品も、1巻で示された大きな謎に、5巻になってもほとんど迫れていない。
ではこの5巻もの間何をしていたかというと、ただの学園ドラマを展開していただけだ。
それならこの作品である必要はない。
『惡の華』も、8,9巻あたりはただの恋愛ドラマになっていた。
『惡の華』もこの作品も、圧縮すれば半分の量になると思う。
そうした方が作品の質は上がり、後世に残る作品になると思うのだが。
雑紙に連載しているとそれは難しいのだろうか。
あと一言つけ加えると、柿口が美形すぎて麻理とスクールカースト差が
あるようには見えない。
テーマは生々しいのに絵は非現実的だなと思う。
ドラマの進行がとても遅い。
見せ場があるのにドラマが進行しないとはどういうことかというと、
続きを気にさせる刺激的な場面は用意するものの、次の回ではそれは
あまり重要ではないことになっており、人間関係に大した変化がない。
だからドラマが進んでいるように見えない。
この作品も、1巻で示された大きな謎に、5巻になってもほとんど迫れていない。
ではこの5巻もの間何をしていたかというと、ただの学園ドラマを展開していただけだ。
それならこの作品である必要はない。
『惡の華』も、8,9巻あたりはただの恋愛ドラマになっていた。
『惡の華』もこの作品も、圧縮すれば半分の量になると思う。
そうした方が作品の質は上がり、後世に残る作品になると思うのだが。
雑紙に連載しているとそれは難しいのだろうか。
あと一言つけ加えると、柿口が美形すぎて麻理とスクールカースト差が
あるようには見えない。
テーマは生々しいのに絵は非現実的だなと思う。
2017年11月7日に日本でレビュー済み
推理(ミステリー?)小説を漫画で読んでいるような。
押見先生の丁寧で繊細な絵柄も大変気に入っています。
出てくる女の子がとても可愛いです。
押見先生の丁寧で繊細な絵柄も大変気に入っています。
出てくる女の子がとても可愛いです。
2015年3月30日に日本でレビュー済み
3巻と4巻が気持ち悪かったんでさすがに5巻は落ち着くだろうと思ってましたが
5巻はガチで気持ちが悪かったです 最高なんでもっとやってください
5巻はガチで気持ちが悪かったです 最高なんでもっとやってください