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ショート・ピース (アクション・コミックス―大友克洋傑作集) 単行本 – 1986/5/15

4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

記念すべき処女短編集。『宇宙パトロール・シゲマ』『大麻峡』などカルトな支持を集める短編を満載。これを読まずして大友ワールドは語れない。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 (1986/5/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1986/5/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 217ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4575930334
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4575930337
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

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大友 克洋
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年9月8日に日本でレビュー済み
その頃、中学生だった私にとって、大友克洋という漫画家の登場は革命的であった。その絵、その表現方法等は、漠然と漫画家を志していた私にとんでもないショックを与えたのだった。

『ママとあそぼう!ピンポンパン』の酒井ゆきえお姉さんが好きなタイプであった大友克洋の漫画の初見は確か、マイナー系のSF雑誌『マンガ奇想天外』に掲載されていた『宇宙パトロール・シゲマ』。まだまだ短編をぽつらぽつら描いていた頃だ。
そして程なく、その『宇宙パトロール・シゲマ』も収録されている、初の単行本の自選作品集『ショートピース』を手にした。
その頃の大友克洋の作風はアングラっぽく、ややシラッとしたムードが漂うものであった。そいで、絵も白かった。
人物とかの書き込みは細かいし、緻密っぽいんだけど、コマ内に大胆な余白を設けちゃったりして、なんか総じて白っぽい。
「大友以前、大友以後」という言葉があるくらいで、大友克洋の登場は、漫画の表現史に多大な影響を与えたものだったのだ。
デッサンも確かでリアルっちゃリアルなんだけど、ピンポンパン大友克洋の描く人物たちは、押し並べて美男美女ではなく、極めて普通の地味目なアジア人顔。
描写についても、『ショート・ピース』に続く、『ハイウェイスター』、『さよならにっぽん』などの、初期に於ける”市井の人々の日常”を題材とすることが多かった時期は殊更に、劇画的なドラマチックさを廃していたので、ドライな作風がひねり出されていた。
当時劇画といえば、線の太さにメリハリが出るGペンを使うのがフツーだったにもかかわらず、大友克洋が使っていたのは画一的な線を描き出す丸ペンだったりしたのも、これまた独特さを際立たせた。

っつうことで、大友克洋はなんともユニークな存在として私の目に映えたのだった。
『気分はもう戦争』、『童夢』などの長編作なんかも描く様になるに従い、それはやっぱり派手さ、ドラマチックさも作品に加えられていき、いい〜塩梅を醸し出していた。
だが、私が大友漫画を溺愛していたのはこの頃までである。
急激に興味を失わせたのは、『AKIRA』の連載開始であった。
益々の画力の見事さとは裏腹に、そのハデハデ大袈裟っぷりが段々と鼻に付く様に感じだしたのだった。
あのしらっちゃけた雰囲気、微妙なユーモア感覚、そういった曖昧さみたいなところこそが、大友漫画の魅力だったのだ。うん、まぁ、少なくとも私にとっては。
お腹いっぱいになっちゃった私は、それから大友氏には興味を失った。もうビックリするくらいにパッタリと。
逆に、『AKIRA』以降からの読者にとっては本書は受け付けられないかもしれないが、当時はそらもうビックリな一冊だったのだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年8月8日に日本でレビュー済み
大友克洋傑作集第3弾。奇想天外社からの復刻版。幼い時に読んだ「NOTHING WILL BE AS IT WAS」の衝撃は、決して忘れる事は出来ない。「School-boy on good time」も同様である(そういえばあの手の映像を当時ブルーフィルムって言っていたことを、改めて読んでしみじみと思い出したなぁ)個人的には「夢の蒼穹」は、私も似たような夢を見たことがある。巻末に大友克洋作品リストが掲載されているのがファンにとっては貴重である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年8月5日に日本でレビュー済み
「当時、この本が自分にとって初めての作品集ということで、装幀や写植選び、その他本作りを楽しんだ覚えがあります。今見ると確かに内容も含め、技術その他、随分と稚拙な感じもしますが、それは現在の自分もまた、かくの如しの反省し、とりあえずこのショート・ピース(短く楽しかった日々)を読んでやって下さい。」 ーーー大友克洋
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしい時代を思い出しました、そうとしか言えませんね。彼は上手いです、AKIRAとかよりもこちらが好きです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月22日に日本でレビュー済み
 大友 克洋というと AKIRAであるとか童夢といった作品が有名だが 彼が 本作のような短編を書いていたという事実は 彼を理解するに当って 非常に重要なことだと思う。

 本作での話は SF超大作でもなければ 団地を吹き飛ばす戦争漫画でもない。むしろ 細々とした話ばかりである。
 但し 読んでいて感じられる「質量感」というものに非常にリアリティーが感じられる。

 AKIRAであるとか 童夢といった作品は 良く考えると 本作で出てくるような四畳半で 誰かが見ている夢のような作品だったのかもしれない。そんな風に 本作から 大友 克洋の その後の作品を読み解く作業もあっても良いのかもしれない。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年12月18日に日本でレビュー済み
だらだら長いアキラよりも、スパッと短くまとまった童夢、もすこしページ減らしてファイヤーボール・・・もっと削って(いや、時間をさかのぼってか?)ショートピース!。
大友作品独特の泥臭さ、ダサさ、貧乏臭さ、空白の多さ、むさくるしさ(ほめ言葉のつもり)を味わえる一冊です。
短編集の中では、一番娯楽性の高い作品集と思えます。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーが凡庸で面白く無く、昭和っぽい画風で魅力を感じない。
本当の大友ファンのためだけの本。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年2月9日に日本でレビュー済み
大友作品をアキラと童夢だけと思っている人、ちょっと立ちどまって振り向いてみてください。あの古き良き時代を。
アキラしか読んでない人はたぶんびっくりします。新しい大友克洋が見れるでしょう。 
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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