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夜、海へ還るバス (アクションコミックス) コミック – 2008/4/28
森下 裕美
(著)
婚約をした。幸せへと真っ直ぐ進むはずだった。でも、心にひっかかる何かがある。「私は、男に抱かれる夢は見たことがない…。女性とSEXする夢ばかり見る…」「私は、レズかもしれない…」私の心の奥底にあるものを確かめたい…。婚約を棚上げし、かくして夏子の自分探し・恋人探しの物語が始まる!手塚治虫文化賞短編賞受賞作家、入魂の問題作!!
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2008/4/28
- ISBN-104575941611
- ISBN-13978-4575941616
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登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2008/4/28)
- 発売日 : 2008/4/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 217ページ
- ISBN-10 : 4575941611
- ISBN-13 : 978-4575941616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 268,672位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男女の超えられない壁があるのだなと感じた。
読んでいて感心したり、セクシーな気分にもなったが女が怖いというトラウマが一番残った。
とても面白かったです
読んでいて感心したり、セクシーな気分にもなったが女が怖いというトラウマが一番残った。
とても面白かったです
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男性とセックスするし、婚約者もいる女性。だが女性とセックスする夢を見るため、自分は同性愛者では?と思い始め…。
キャラ萌えとかでなしに話が純粋におもしろくて良い。
大阪ハムレットも好きだけどこれも好きだな。
キャラ萌えとかでなしに話が純粋におもしろくて良い。
大阪ハムレットも好きだけどこれも好きだな。
2015年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公のや周囲の登場人物の気持ちは判るような、しかしやっぱり共感できない様な、そんな感想です。個人的には何度も読み返すことはないでしょうか。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
2014年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の転機の頃に出会い、大きな助けとなった忘れられない作品です。
これはレズビアンの話ではありません(と思います^^;)。
母と娘の話です。
主人公が女性になり、やがて母になろうとした時、無意識にあった不安がもたげ
時を同じくして女性を象徴するような人に出会い、
実の母親に満たしてもらえなかったものを
彼女に受容されることで、代わりに満たしてもらいます。
彼女との別れは、「お母さん」との別れでもあるのです。
それを知ることでようやく、一人の女性、一人の人へと生まれ変わります。
主人公の心を覗いてゆくと同時に、私自身の心の奥深く降りていくような気持ちになりました。
気分が悪くなる人がいてもおかしくないと思います。
それでももっとたくさんの人に、末永く読まれて欲しい作品です。
これはレズビアンの話ではありません(と思います^^;)。
母と娘の話です。
主人公が女性になり、やがて母になろうとした時、無意識にあった不安がもたげ
時を同じくして女性を象徴するような人に出会い、
実の母親に満たしてもらえなかったものを
彼女に受容されることで、代わりに満たしてもらいます。
彼女との別れは、「お母さん」との別れでもあるのです。
それを知ることでようやく、一人の女性、一人の人へと生まれ変わります。
主人公の心を覗いてゆくと同時に、私自身の心の奥深く降りていくような気持ちになりました。
気分が悪くなる人がいてもおかしくないと思います。
それでももっとたくさんの人に、末永く読まれて欲しい作品です。
2016年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態もよく、早く届きました。ありがとうございます★
森下さんの作品は四コマ漫画も どこから発想するのかと思う展開で楽しいですが
大阪ハムレットと同様、この作品も奥が深くじっくり読みました。
本当にクセになる森下作品の数々です。
森下さんの作品は四コマ漫画も どこから発想するのかと思う展開で楽しいですが
大阪ハムレットと同様、この作品も奥が深くじっくり読みました。
本当にクセになる森下作品の数々です。
2008年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『大阪ハムレット』でこの作者の作品を読んで涙して感動し、当作品も楽しみにしておりました。
夏子の心情はなんとなく抵抗無しに納得いけて読めましたが、タカちゃんみたいな男性はまずおらんだろうし(後半は彼も正常な男性の発言や態度をしてましたけど)美波の心情のラストは???って感じでした。
女性同士のエッチなシーンも絵柄が可愛いせいか、いやらしく描かれてないし一番気になる夏子の母親の存在が深く考えさせられました。何回か読み込めば何か解るのかなぁ…と思いますけど、女性の方向けの作品に思えました。
夏子の心情はなんとなく抵抗無しに納得いけて読めましたが、タカちゃんみたいな男性はまずおらんだろうし(後半は彼も正常な男性の発言や態度をしてましたけど)美波の心情のラストは???って感じでした。
女性同士のエッチなシーンも絵柄が可愛いせいか、いやらしく描かれてないし一番気になる夏子の母親の存在が深く考えさせられました。何回か読み込めば何か解るのかなぁ…と思いますけど、女性の方向けの作品に思えました。
2008年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マリッジブルーの女性が、肉親や新たな人間関係の中で傷つけ合い、
慰め合い、許し合う物語。
こんな視点で読むことができた。
しかしページを繰る毎に、重たい気分に満たされていった。
それでも途中で放り出す気は起きず、最後までぐいぐいと読まされた。
森下氏の軽妙洒脱な漫画だから何とか受け流せたわけで、
これが小説だったら想像力が逞しくなって、非常に憂鬱な気持ちになりそうだ。
あるいは読むタイミングによっては落ち込みそうだ、なんて感じた。
同性との恋愛がメインになっているにせよ、母親との関係性のあり方が根底にあるにせよ、
表面的には一件落着したように見える。
ところが主人公の夏子の夢――多分彼女にとって喜ばしくない夢――は、終わらない。
彼女にとって気がかりなことが明らかになり、納得して新たな人生を始めても、
夏子は相変わらず救われていないように見える。
むしろ結婚式を機に母親と訣別した気になったことで、
彼女にとって痛いところが己の内面にあると気づき、苦しみは続くのではないか。
どうあがいても、心の奥深い所は癒されないことに気づいたのではないか。
それでも彼女はその現実に向き合って、前を見て生きている。
まぁ、ある程度成長すれば誰だって、滅多に他人に言えない重たい荷物を
一つくらいは心の中に持っているのじゃないかな。
それが当たり前の現実ってもので、わざわざ多くの人に披露しないのが常識的な人ってもので。
その辺の理解と感受性があれば、下手に冗長で複雑な文芸作品を読むよりも
遥かに刺激的で分かり易いから成長促進剤として働く良本だと思う。
漫画という手法で、生きることのしんどさと、だからこそ生きることの素晴らしさ
みたいな観念を押しつけがましくなく説教臭くなく説いている、深くて怖い本。
だからこそ、思春期くらいのお子さまたちにも触れて欲しい本だと思う。
慰め合い、許し合う物語。
こんな視点で読むことができた。
しかしページを繰る毎に、重たい気分に満たされていった。
それでも途中で放り出す気は起きず、最後までぐいぐいと読まされた。
森下氏の軽妙洒脱な漫画だから何とか受け流せたわけで、
これが小説だったら想像力が逞しくなって、非常に憂鬱な気持ちになりそうだ。
あるいは読むタイミングによっては落ち込みそうだ、なんて感じた。
同性との恋愛がメインになっているにせよ、母親との関係性のあり方が根底にあるにせよ、
表面的には一件落着したように見える。
ところが主人公の夏子の夢――多分彼女にとって喜ばしくない夢――は、終わらない。
彼女にとって気がかりなことが明らかになり、納得して新たな人生を始めても、
夏子は相変わらず救われていないように見える。
むしろ結婚式を機に母親と訣別した気になったことで、
彼女にとって痛いところが己の内面にあると気づき、苦しみは続くのではないか。
どうあがいても、心の奥深い所は癒されないことに気づいたのではないか。
それでも彼女はその現実に向き合って、前を見て生きている。
まぁ、ある程度成長すれば誰だって、滅多に他人に言えない重たい荷物を
一つくらいは心の中に持っているのじゃないかな。
それが当たり前の現実ってもので、わざわざ多くの人に披露しないのが常識的な人ってもので。
その辺の理解と感受性があれば、下手に冗長で複雑な文芸作品を読むよりも
遥かに刺激的で分かり易いから成長促進剤として働く良本だと思う。
漫画という手法で、生きることのしんどさと、だからこそ生きることの素晴らしさ
みたいな観念を押しつけがましくなく説教臭くなく説いている、深くて怖い本。
だからこそ、思春期くらいのお子さまたちにも触れて欲しい本だと思う。