無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
元気玉: 大人が変われば子供も変わる 単行本 – 2002/6/1
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社リヨン社
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104576021095
- ISBN-13978-4576021096
商品の説明
著者からのコメント
私はそもそもこのようなおこがましい本を書く資格もない人間ですが、長野の中学生の2割が「自分なんか生まれてこなければよかった」とアンケートに答えたという現実を知り、愕然とし、「このままでは日本は世界で最低の子供たちを抱え込むことになってしまう」という危惧を抱き、「どうしたらよいのか?」と考えるようになりました。
その結果がこの『元気玉』にまとまった次第です。執筆の前に、講演の機会を各地で得ました。そして、本にまとめてほしいという声が寄せられました。それが執筆のきっかけになったのです。
副題にあるとおり、結局、子供たちの問題は大人たちの問題なのです。まず大人が子供たちに「こんな世の中作ってしまって、ごめんなさい」と詫び、その生き方の尺度を変えなければ、子供たちは変わってくれないのと思うのです。
「やっとそのまちがいに気づいた。それを改めたいと思う。ついては相談だけど、一緒に変えるために協力してくれないか」という姿勢が大切なのではないでしょうか。
水の氷結結晶写真は江本 勝さんの世界的成果である『水からの伝言』(IHM)からお許しを戴いて引用転載させていただいたものです。たった四枚の写真を引用させていただいたのですがインパクトが強かったようですね。江本さんに感謝しなければいけません。
まず、大人が「生まれてきてよかった」と思えなければ、子供たちが「生まれてきてよかった」と思えるはずもありません。
拙著が一人でも多くの人々のお目に触れ、この国の子供たちの誰もが、心の底から「生まれてきてよかった」と思えるように大変身できる一助になれましたなら、本望です。
有り難うございました。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : リヨン社 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4576021095
- ISBN-13 : 978-4576021096
- Amazon 売れ筋ランキング: - 912,770位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,215位生涯教育
- - 21,566位教育学一般関連書籍
- - 65,088位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
*「子供は親の言うとおりに育つものじゃない。親のするとおりに育つんだ。」
*職業に貴賎はないと思うけど、生き方には貴賎がありますねェ
*自信を持って、針路を貴い生き方に向けましょう。
まず、親が真っ当に生きることです。
「生き方には貴賎がある」・・・ズシンと魂に響いてくる。
私たちが「貴い生き方」をめざして努力しなければならないのです。
なぜなら、子供は親の言うとおりに育つものじゃない。親のするとおりに育つから。
子供を教育するための本だと思ったが、子供を教育する親を教育する本。
いや、そんな次元を超えた人生賛歌です。
元気玉がビンビン心に響いてきました。
「元気玉」は分類するなら教育論だと思いますが、子どもを持つ親を元気にする本だと思います。この本の中には「子どもは親の背中を見て育つ」というように、親が子どもに見せても恥ずかしくない背中を作るためのヒント=「よかっタネ」が色々と紹介されています。
この本の本質を代表するのは「生き方には貴賎がある」という言葉でしょう。著者は、「いかに貴い生き方をすべきか? そしてそれが子どもにとって、いかに大切か」を繰り返し訴えています。しかし、硬く生真面目な本かと言えば、とんでもない。何と言っても著者は「タイムボカン」シリーズの脚本を手がけていた駄洒落の達人(?)ですから、至極「当たり前」のこと=「よかっタネ」を楽しく読みやすく、アニメ業界に生きてきたご自身のエピソードなどを交え、決して説教臭くなく語ってくれます。
子育ては毎日の積み重ねが大事なんですが、時に疲れたり迷ったりしますよね。そういう時に、手元においてパラパラとちょっと読んでみて、また元気を出す本だと思います。あっ、そうか、だから「元気玉」というタイトルなんだな。今、気づきました。
とって読んでみました。やんちゃ盛りの息子に手を焼く毎日、悩みを解決しようと思い読み進みましたが、これは大変だ・・・
子育てのテクニックをマスターしようなんていう上辺だけの考えしかなかった
けど、「親として」、「社会を背負う大人として」のあり方から根本的に見直していか
なければ本当の子育てなんてできないや、こりゃ、とズシンと考えさせられてしまいました。
日頃、テレビで様々なやるせないニュースを見ては「この先日本はどうなって
しまうのだろう」「そんな社会でかわいい我が子を道を外れずまっとうに育ててやれるんだろうか?」と不安におののくばかりでしたが、「川上浄めば川下
清む」=「大人が変われば子供も変わる」「少なくとも子供に信頼される大人をめざして」と言う言葉に、はっとし、まずはそこから始まるのか!と。
文中の言葉を借りるならば『恥を知り、志高く、卑しくない、責任の取れる貴い生き方こそ、私たちが日々子供たちに見せるべき姿にちがいありません。まず親が真っ当に生きることです。』・・・信号無視も止めます、今日から。
びっくりしたのは言葉の力!例題として、水の結晶写真が載っていたのですが
「しようね」という文字を見せた水からできた結晶はとてもきれいなものなのに「しなさい」という文字を見せた水の結晶はめちゃくちゃで形になってない
!人間の水分にもこういう影響を与えてしまうということを見てしまうと
ちょっとショッキングでした。うかつなことを子供に言ってしまったら大変
なことになっちゃうと思って。言葉使い一つから正して行くことが必要なんだなあ、と思いました。
本を読んで、日々もろもろの場面に直面した時、大人としてどうあるべきかの
「ものさし」をもらったような気がします。まず「本当の大人」としての自覚を持った上で子供に接してゆけそうです。
子育てに自信がなかったけど、大人の自覚が自信になって、それがなんだか何でも乗り越えられそうな元気に繋がってきたような・・・
あっ!だから『元気玉』なのね!
そして、著者の小山高生さんは、私にとってはあの「ドラゴンボール」の脚本を書いていた人、というイメージがとても強くて、それに各地で講演会をされているということも耳にしていたので、どんなことが書かれているのか、とっても楽しみでした。
そして、ページをめくってみたら!
小山さんのメッセージが、強く強く伝わってきました。
私自身は、独身で子供もいない人間なのですが、これは、教育本とか、子育て本なんて簡単なくくりはできない、人として生きるとはどういうことか、という大きなメッセージを受けとりました。
でも、小山さんの文章のなんともすごいところは、マジメなためになる話の時でも、ユーモアたっぷりで、読んでいて、とても面白いんです! ほんと、つい吹き出してしまいます。
「真っ当に生きろ」と頭ごなしにいわれても、やっぱり素直に聞けないようなところがありますけど、小山さんのお話は、自然と心の中に入ってきます。
ごく当たり前のように、自然な感じで、いかに毎日を過ごしていかなければいけないか、心に染み入ってきました。
読み終わったあと、なんだか心がズシンと重みを増したような気がして、あ、これが元気玉のパワーなのかな、なんて思いました。
これからの人生で、この本と出会ったことは、とても重要な意味を持ちそうです。
自分の道について悩みや迷いで出てきたら、またこの本を開こうと思います。
まずは「よかっタネ」を集めようっ!
著者が「ドラゴンボール」の脚本家と知り、孫悟空の裏話でも書いてあるのだろうと思ったら、副題がなんと「大人が変われば子供も変わる」。なんじゃこれは?と思ったものの、逆に興味が更に湧いてしまった。術中にはまってしまったのかもしれない。
中身を読み始めてびっくり。なんでも講演会で話している内容らしい。元気玉のもとになる「よかっタネ」というタネが39個取り上げられ、そのいくつかは独身男にも興味深いものであった。
たとえば、「子供は親のするとおりに育つ」や「思い描けることはできること」「東京でだめなら名古屋があるさ」「スズメはなぜ電線に止まっていられるのか」「夢はかなえるために見るもの」「豚もおだてりゃ木に登る」「東大の卒業証書が幸せのパスポートになるか」「モーニング娘。の運命の不可思議さ」などなど。単なる子育て本ではない。実践生き方論である。
このままでは将来日本は世界で最低の子供たちを抱え込むのではないかという著者の危惧が杞憂に終わるのか? 今、川上である大人たちがその生き方を変えなければ、川下である子供たちは変わらないという熱いメッセージが魂に響いてきた。そして笑い、涙した。こんなに読みやすく、解りやすい本は久しぶりだ。生まれてきてよかったとしみじみ思える感動の書に五つ星。
それぞれの章がやがて一筋の曲線で結ばれてゆくのは、著者小山高生氏の中に一貫した強い思いとどうしても伝えたい(伝えなければならない)メッセージがあるからだ。子供を変えようと盲進して、子供達の帰る場所を塞いでいる大人たちのあがらいに対して「どーんと構えて、子供達の居場所を一緒に創ろうじゃありませんか。」と語りかけられる。肩の力を抜いてくれるだけでなく、「貴方も子供の頃、そうだったでしょ?」とコリをほぐしてくれる。
まだ子供を持っていない者にも、ちゃーんと届く「元気玉」です。