買ってから評価を見て、低かったので期待しないで読みました。
SFは読みなれておらず苦手なので、すらすらと頭に入らず理解しようと時間を要した場面が度々ありましたが、
やはりさすがリンダ・ハワード!というのが感想です。
おもしろかったです。読み応えありました。リンダさまの新境地です。改めて彼女のすごさを知りました。
ヒーローはもちろん文句なし!だし、ヒロインは賢く、思慮深く、行動も適切で素敵です。
このふたりはどうやって一緒になるのかな、無理なのかな…と考えつつ…、
エンディングはすごく良かったです。
ただ、状況説明が多かったので、純粋に好みの視点から-1としておきます。
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未来からの恋人 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) 文庫 – 2006/7/1
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購入オプションとあわせ買い
1985年、南部の穏やかな田舎町。郡庁舎の広場にタイムカプセルが埋められた。開封予定は百年後。が、わずか二十年後に、カプセルは何者かに掘り返され、同じ夜に弁護士が槍で突き殺された。郡の捜査官ノックスは、殺害現場でFBIのニキータと鉢合わせるが、次の瞬間、何者かに狙撃される。幸い銃弾は命中しなかったものの、ニキータの奇妙な言動に不審を抱いたノックスは、彼女を監視しながら、事件の捜査を進めていくが……。女王リンダ・ハワードの新境地!
- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社二見書房
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104576061143
- ISBN-13978-4576061146
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登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 435ページ
- ISBN-10 : 4576061143
- ISBN-13 : 978-4576061146
- Amazon 売れ筋ランキング: - 564,332位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 190位ザ・ミステリ・コレクション
- - 5,278位英米文学研究
- - 7,491位英米文学
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月9日に日本でレビュー済み
途中で挫折しました。
これを読んで、自分がSFが嫌いだとわかりました。
途中まで読んで、何だか違和感を感じて、後はストーリーを追うだけの流し読みになってしまった。
リンダ作品とは思えない退屈な本でした。
1度目は流し読みだったのですが、再読して感想が少し変わりました。
まず、ちゃんと読んだらこの作品はSFと言えるほどのSF作品ではないということ。
逆に言えば、思ったより退屈な本ではなかった。
100頁代後半まで我慢して読んでいたら、リンダ作品らしさが出てきたような、そんな感じ。
ヒロインが自分の出自を告白する部分では、それぞれの時代の価値観、倫理観の違いが面白かった。
ヒーローがなんのこだわりもない点が現代人である私と同じ感覚で、なぜ200年後ではあいまいな存在にされてしまうのかも、分かりやすく織り込まれていて、なるほどと膝を叩くような面白さがありました。
不満は紙の扱いかな?
自然は豊富でも、使用されなくなって作られないから、紙は超高級品。
そこまでは分かる。
でも、ワザワザ200年後に送るほど高価なら、未来の時代でも再び作られるようになっているはず。
そんなに難しい技術じゃないし
とかなんとか、考えていたら、ヤッパリ星は控えめになります。
そこの部分のお陰で、読者に爽やかな読了感をもたらしてくれているのは理解します。
でも、他になにかなかったのかなーとも思う。
そんな部分も含めて、ナンチャッテSFという印象かな。
これを読んで、自分がSFが嫌いだとわかりました。
途中まで読んで、何だか違和感を感じて、後はストーリーを追うだけの流し読みになってしまった。
リンダ作品とは思えない退屈な本でした。
1度目は流し読みだったのですが、再読して感想が少し変わりました。
まず、ちゃんと読んだらこの作品はSFと言えるほどのSF作品ではないということ。
逆に言えば、思ったより退屈な本ではなかった。
100頁代後半まで我慢して読んでいたら、リンダ作品らしさが出てきたような、そんな感じ。
ヒロインが自分の出自を告白する部分では、それぞれの時代の価値観、倫理観の違いが面白かった。
ヒーローがなんのこだわりもない点が現代人である私と同じ感覚で、なぜ200年後ではあいまいな存在にされてしまうのかも、分かりやすく織り込まれていて、なるほどと膝を叩くような面白さがありました。
不満は紙の扱いかな?
自然は豊富でも、使用されなくなって作られないから、紙は超高級品。
そこまでは分かる。
でも、ワザワザ200年後に送るほど高価なら、未来の時代でも再び作られるようになっているはず。
そんなに難しい技術じゃないし
とかなんとか、考えていたら、ヤッパリ星は控えめになります。
そこの部分のお陰で、読者に爽やかな読了感をもたらしてくれているのは理解します。
でも、他になにかなかったのかなーとも思う。
そんな部分も含めて、ナンチャッテSFという印象かな。
2006年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼女の翻訳された作品は全て読んでいます。
疑いもなく中身も読まず買えるロマンス小説はとても少なく、
読みたいのはドキドキするようなロマンスだけれど、
ハーレクィーンでは、ボリュームが足りない・・・
そんな私の崇めるリンダ様が・・・
一体何事でしょうか。
今回SFです。(セックスフレンドにあらず)
ていうかSFもどき。SF好きには許せない!!
そんな感じで。
以前も超能力物もどきがありました。
あれも小首をかしげたブツではあったのですが、主人公がいままでに無く弱弱しくて
こんなのも書くのねー、と新鮮でした。能力の解説には「ちょっとなー」
という感触が拭えませんでしたが。
今回の違和感はそれどころではなくー!
まあ映画でも本でも、期待しすぎると肩すかしを食らうのです。
リンダだけに、単なるご都合主義ロマンス物より面白いのは確かなんです。
ただ、こっちがいつものようにメロメロ(死語)にされないだけで。
今までも他人に勧めたことはないんです。今回は旧来のリンダファンには、
確実に肩すかし。
新境地開拓なのでしょうか?
それとも人気があればなんでも翻訳しちまえという出版社の思惑なのでしょうか?
疑いもなく中身も読まず買えるロマンス小説はとても少なく、
読みたいのはドキドキするようなロマンスだけれど、
ハーレクィーンでは、ボリュームが足りない・・・
そんな私の崇めるリンダ様が・・・
一体何事でしょうか。
今回SFです。(セックスフレンドにあらず)
ていうかSFもどき。SF好きには許せない!!
そんな感じで。
以前も超能力物もどきがありました。
あれも小首をかしげたブツではあったのですが、主人公がいままでに無く弱弱しくて
こんなのも書くのねー、と新鮮でした。能力の解説には「ちょっとなー」
という感触が拭えませんでしたが。
今回の違和感はそれどころではなくー!
まあ映画でも本でも、期待しすぎると肩すかしを食らうのです。
リンダだけに、単なるご都合主義ロマンス物より面白いのは確かなんです。
ただ、こっちがいつものようにメロメロ(死語)にされないだけで。
今までも他人に勧めたことはないんです。今回は旧来のリンダファンには、
確実に肩すかし。
新境地開拓なのでしょうか?
それとも人気があればなんでも翻訳しちまえという出版社の思惑なのでしょうか?
2017年11月23日に日本でレビュー済み
この手の設定にツッコミは付き物。とはいえ、本当に最後の最後にちょっとだけ明かされた犯行動機があまりにショボくて、且つ納得しにくいものだった。命がけで時空超えて来て殺人犯す理由がそれって。まぁドン引きするような理由で動く人間は確かにいるけど、この話の連中の目論見には実現性も感じられずバタバタで終わるので詳しい説明も考察も皆無。ラストの家族愛だけは良かったな…。でもロマンスとしてはかなりガッカリなほうの作品だと思う。ヒーローには出会ってすぐ夢中になった亡き婚約者がいて(7年経過して前向きになってるけど)ヒロインとのそれほど衝撃的じゃない深まりと比べて作中でなんか考えている。といってもこちらも物語では出会いから決着まで3日とかそんな感じ。SFとしてはどうしても本家には及ばないのだし、軽い要素としてロマンス部分に力注いで惜しかったかな。それぞれに好印象は持てるけど結び付きというと、こんな切なそうな設定なのにすごく足りない、と思う。
2006年7月28日に日本でレビュー済み
事の発端はわずか一秒のあいだにタイムカプセルが掘り返され盗まれたこと。そしてその後すぐに殺人事件が起きたこと。奇妙な事件が相次ぐ中、主任捜査官であるヒーロは殺害現場でFBIを名乗るヒロインと出会います。成り行き上、二人は共に事件の捜査を始めるのですが、ハンバーガーの食べ方に戸惑ったり、辺りをきょろきょろしたりと変な行動をするヒロイン。それもそのはず彼女は二百年後から来た未来人で、タイムトラベルによる犯罪を調査するためにこの時代にやってきたのでした。やがて二人は行動を共にするうちにお互いを意識していくことになります。
事件の捜査がほとんどなのでロマンスというよりミステリーという感じでした。ロマンスが好きかミステリーが好きかで、好き嫌いが別れる作品かもしれません。しかし、なぜタイムカプセルが盗まれたのか、なぜ関係ない人々が殺されていくのか、時間が絡んだ事件を調査していく過程は一風変わっていて読み応えがありました。
事件やロマンスとは関係ないけど、ヒロインが語る未来の話や、紙や綿をみて感激(未来では天然素材は貴重品だそうで)している様はなんだかリアリティがあって面白かったです。
最後もこれぞタイムトラベル物の醍醐味という感じで良い終わり方でした。
事件の捜査がほとんどなのでロマンスというよりミステリーという感じでした。ロマンスが好きかミステリーが好きかで、好き嫌いが別れる作品かもしれません。しかし、なぜタイムカプセルが盗まれたのか、なぜ関係ない人々が殺されていくのか、時間が絡んだ事件を調査していく過程は一風変わっていて読み応えがありました。
事件やロマンスとは関係ないけど、ヒロインが語る未来の話や、紙や綿をみて感激(未来では天然素材は貴重品だそうで)している様はなんだかリアリティがあって面白かったです。
最後もこれぞタイムトラベル物の醍醐味という感じで良い終わり方でした。
2010年7月23日に日本でレビュー済み
SF系、ムリです。
確かにリンダの新境地ではありますが…
どうしてもSF系は受け付けませんでした。
これは私の中ではリンダ作品の一番下ですね…。
確かにリンダの新境地ではありますが…
どうしてもSF系は受け付けませんでした。
これは私の中ではリンダ作品の一番下ですね…。
2006年9月4日に日本でレビュー済み
大好きなリンダにこの評価を付けるのは残念なんですが…
ロマンティックサスペンスには違いないのですが
今までのリンダ作品よりはロマンスの要素が少ないです。
ヒロイン・ニキータは未来からきたFBI捜査官で、任務を終わらせて
自分の世界に帰らなければいけない。
一夜限りの関係を楽しむことのできない性分のニキータは
ヒーロー・ノックスに惹かれながらも懸命に自分の気持ちにブレーキをかけています。
ノックスの方もニキータとベッドを共にしたいという気持ちは隠さないが
いずれ帰ってしまう彼女とは真剣な関係になりようがない。
そんな二人だから気持ちをくすぶらせている時間が長くてロマンスの炎が燃え上がるのは
後半をすぎてから。
あっさりロマンスの背景にあるそんな事情を差し引いても今回の作品は
サスペンスやタイムトラベルの方に重点が置かれている印象は否めなせん。
じゃあ、タイムトラベルサスペンスとして優れてるかというと…
つまらなくはないけど、すっごく面白い!超おすすめ、という程でもない。
随所に散りばめられたリアリティ(未来では綿や紙が貴重品だとか、宇宙旅行の法王が云々のくだりとか)が
よく考えて作ったんだな、という感じはするんですが読み手の感情に訴えるものが
今回は少なかったように思います。
そうは言っても、やはりリンダですから、それなりに面白い作品に仕上がっているんですよ。
ただ、「これ本当にリンダ?」と思う方は多いと思います。
だから新境地という宣伝句があるのでしょうが、読む前に期待を膨らませ過ぎないほうがよろしいかと。
ロマンティックサスペンスには違いないのですが
今までのリンダ作品よりはロマンスの要素が少ないです。
ヒロイン・ニキータは未来からきたFBI捜査官で、任務を終わらせて
自分の世界に帰らなければいけない。
一夜限りの関係を楽しむことのできない性分のニキータは
ヒーロー・ノックスに惹かれながらも懸命に自分の気持ちにブレーキをかけています。
ノックスの方もニキータとベッドを共にしたいという気持ちは隠さないが
いずれ帰ってしまう彼女とは真剣な関係になりようがない。
そんな二人だから気持ちをくすぶらせている時間が長くてロマンスの炎が燃え上がるのは
後半をすぎてから。
あっさりロマンスの背景にあるそんな事情を差し引いても今回の作品は
サスペンスやタイムトラベルの方に重点が置かれている印象は否めなせん。
じゃあ、タイムトラベルサスペンスとして優れてるかというと…
つまらなくはないけど、すっごく面白い!超おすすめ、という程でもない。
随所に散りばめられたリアリティ(未来では綿や紙が貴重品だとか、宇宙旅行の法王が云々のくだりとか)が
よく考えて作ったんだな、という感じはするんですが読み手の感情に訴えるものが
今回は少なかったように思います。
そうは言っても、やはりリンダですから、それなりに面白い作品に仕上がっているんですよ。
ただ、「これ本当にリンダ?」と思う方は多いと思います。
だから新境地という宣伝句があるのでしょうが、読む前に期待を膨らませ過ぎないほうがよろしいかと。
2010年10月6日に日本でレビュー済み
彼女の本は、何も考えずレビューも読む必要がなく買うことができる数少ない作家さんだっんですが、最近の作品はなんだかね〜。
読む前からハードルが高すぎる私が悪いのか、
この作品は大して面白くはなかったです。
普通です。
本来であれば彼女の作品に普通はないはずなのに!
読み終わった後、また読み返そうという気に全くなれない作品でした。
間違いなくリサイクル行き決定!です。
次からは発売日に買うことはしないで、
ずるい考えですが、皆さんのレビューを読んでからにしようかな〜なんて思ってます。(ごめんなさい)
読む前からハードルが高すぎる私が悪いのか、
この作品は大して面白くはなかったです。
普通です。
本来であれば彼女の作品に普通はないはずなのに!
読み終わった後、また読み返そうという気に全くなれない作品でした。
間違いなくリサイクル行き決定!です。
次からは発売日に買うことはしないで、
ずるい考えですが、皆さんのレビューを読んでからにしようかな〜なんて思ってます。(ごめんなさい)