あふれる健康情報にうさん臭いものを感じていたので、タイトルに惹かれて買いました。
しかし読み進めるうちに違和感を感じ始め、著者経歴を見てみると…あの「買ってはいけない」
の執筆者の一人だったのです。ガッテンガッテン!
「健康TVのトリック」として「都合のいいデータしか出さない」「根拠のない発言をする」
などが挙げられていますが、この人も部分的にそういうことを行っているところがあります。
ただし、最近「あるある」が謝罪していたように健康TVがウソだらけなのは事実です。
「行政・企業・学者・マスコミ・政治家それぞれが、国民の健康より経済性を優先している」
という著者の主張は的を得ています。
強引な記述を引き算すれば、参考になる本です。
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ウソが9割健康TV: その健康食信じてはいけません! 単行本 – 2006/12/1
三好 基晴
(著)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社リヨン社
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104576062034
- ISBN-13978-4576062037
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登録情報
- 出版社 : リヨン社 (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4576062034
- ISBN-13 : 978-4576062037
- Amazon 売れ筋ランキング: - 587,896位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月20日に日本でレビュー済み
2012年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のタイトルどおりの内容です。
先入観やレビューに惑わされず、白紙になって読んでみてください。
きっと中身にうなずき、とても大切な知識を得られると思います。
なかなか、このような知識は、得られません。
ニュースを何百時間見ても、本や雑誌を何百冊読んでも、この本の中身には近づけません。
この本で利益が減る会社の人などからは、わざと否定的なコメントを書かれるでしょうが、公平に読みますと、もっともなことが書いてある本です。
また,この本の著者の文について、一般に言われている説と違うことが書いてあると、
「非科学的だ」「根拠がない」など書く人がいますが、
本当に客観的に見てみますと、「この本に書いてある内容の方がもっともだな」と思えます。
企業から研究費を出してもらっている学者さんの説が流布されている現状の今では仕方がないのかもしれませんが。
本来なら、色々な学者さんたちがこの説と、一般の説とどちらが実際にあっているか」を確かめ、データを蓄積していくべきでしょうが、
職を失うことはあっても、研究費などは出ないでしょうから致し方ありません。
1人1人本を読んで行って、公平に判断していくしかありません。
そのさい、「一般的な学説と違う」などで判断するのではなく、白紙になって、先入観に妨害されずに読むことです。
今までの学説とは違う説が出て、定説が破られ、それで科学は進んでいきます。
そのさい、今までの説とは違っているほど、その説の価値の高さがあります。
ですので、今までの説ではこうだ、ということで決めて行かない方が良いです。
先入観やレビューに惑わされず、白紙になって読んでみてください。
きっと中身にうなずき、とても大切な知識を得られると思います。
なかなか、このような知識は、得られません。
ニュースを何百時間見ても、本や雑誌を何百冊読んでも、この本の中身には近づけません。
この本で利益が減る会社の人などからは、わざと否定的なコメントを書かれるでしょうが、公平に読みますと、もっともなことが書いてある本です。
また,この本の著者の文について、一般に言われている説と違うことが書いてあると、
「非科学的だ」「根拠がない」など書く人がいますが、
本当に客観的に見てみますと、「この本に書いてある内容の方がもっともだな」と思えます。
企業から研究費を出してもらっている学者さんの説が流布されている現状の今では仕方がないのかもしれませんが。
本来なら、色々な学者さんたちがこの説と、一般の説とどちらが実際にあっているか」を確かめ、データを蓄積していくべきでしょうが、
職を失うことはあっても、研究費などは出ないでしょうから致し方ありません。
1人1人本を読んで行って、公平に判断していくしかありません。
そのさい、「一般的な学説と違う」などで判断するのではなく、白紙になって、先入観に妨害されずに読むことです。
今までの学説とは違う説が出て、定説が破られ、それで科学は進んでいきます。
そのさい、今までの説とは違っているほど、その説の価値の高さがあります。
ですので、今までの説ではこうだ、ということで決めて行かない方が良いです。
2007年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
捏造で「あるある大辞典」が大問題となりNature誌でも取り上げられた。しかし、私には、あるあるが問題というより、視聴者が一見して捏造とわかる情報を鵜呑みにしているという知性のなさ自体がより深刻な問題と思う。
本書は健康TV番組の様々なウソについて、色々なアプローチをしている。出版時期もあるある問題の直前であったので、話題もタイムリー。
内容も分かりやすく、かつ良質。かつ読むのに専門知識も全く要らない。
今は情報も格差社会だ。金や権力に物を言わせ、平気で情報の受け手を騙す。それに対して罰が与えられる可能性は皆無であり、知恵がないと文字通り命に関わる。本書の様な知恵をつける本を是非読みたい。
本書は健康TV番組の様々なウソについて、色々なアプローチをしている。出版時期もあるある問題の直前であったので、話題もタイムリー。
内容も分かりやすく、かつ良質。かつ読むのに専門知識も全く要らない。
今は情報も格差社会だ。金や権力に物を言わせ、平気で情報の受け手を騙す。それに対して罰が与えられる可能性は皆無であり、知恵がないと文字通り命に関わる。本書の様な知恵をつける本を是非読みたい。
2013年3月8日に日本でレビュー済み
この本は、「あるある大事典」の捏造発覚以前から当番組や「おもいッきりテレビ」における誇張や間違いを指摘していたという点では、評価できます。
出版社側の思惑で【本書でも指摘 やっぱり「あるある」はウソだった!】とつけられた帯が商魂タップリなのはまあ仕方がないでしょう。
三好基晴氏と言えば、『週刊 金曜日』のブックレット、『買ってはいけない』の共著者として、私の記憶に強くあります。内容の杜撰さ、基本的な科学知識の欠如が後々たくさん指摘されましたが、それでも200万部も売れたのですからたいしたものです。
三好氏はアガリクス叩きがお好きなようで、この著書でもP.146とP.160〜161にアガリクスの名がありますので、その箇所を見ていきます。
P.146
〈患者さんは肺ガンの手術をし、退院後アガリクスを毎日5gずつ、約20日間服用し、その後、劇症肝炎で死亡したとのことです。肺ガンの手術をする前は患者さんの肝機能が正常だったことから、アガリクスによるアレルギー反応で劇症肝炎になって死亡した可能性が高いとのことです。〉
これは厚生労働省から「原因は特定できない」という見解が出ています。ガンの手術後に患者さんがお亡くなりになったのは気の毒なことです。しかし、その原因が、たまたま飲んでいたアガリクスだというのならこじつけもいいところです。また三好氏自身も〈肺ガンの手術で体力が弱り、また抗ガン剤を投与されていれば肝機能が低下して、劇症肝炎になりやすかったのかもしれません。〉と書かれています。そうかも知れませんし、そうでないかも知れません。だから厚生労働省は「特定できない」と発表したのです。「可能性」というのならすべてのものが可能性となり得ます。
本文も自分では一次情報にあたらず「〜とのことです」の繰り返し。
P.160〜161
〈そんななか、大学病院の教授がアガリクスやサメの軟骨などの健康食品の抗ガン作用のデータを捏造した治療成績を乳がんの患者さんに示し、その新免疫療法と称する治療を受けた患者さんが死亡して、家族から訴えられました。〉
これは近畿大学腫瘍免疫等研究所の元教授であり、現在はオリエント腫瘍免疫グループ代表である八木田旭邦医師を指していることは、前後の文章から間違いありません。
それで上記の箇所ですが、悪意でなければトンデモない誤解、故意であればあまりにも深い罪です。
八木田氏はアガリクスとまったく関係がありません。八木田氏も何冊かの本を書いていますので、調べて見ればすぐわかることです。八木田氏は、サメ軟骨やビタミン、AHCCを主として用いています。AHCCとはシイタケの菌糸体をタンクで培養し、その後、精製加工が施されたものです。繰り返します。この件は、アガリクスとは無関係です。
よくもまあ『ウソが9割』などと騙れたものです。これからもウソを書きながら、三好氏が勧める(関係している)トンデモ療法を紹介されるのでしょう。
出版社側の思惑で【本書でも指摘 やっぱり「あるある」はウソだった!】とつけられた帯が商魂タップリなのはまあ仕方がないでしょう。
三好基晴氏と言えば、『週刊 金曜日』のブックレット、『買ってはいけない』の共著者として、私の記憶に強くあります。内容の杜撰さ、基本的な科学知識の欠如が後々たくさん指摘されましたが、それでも200万部も売れたのですからたいしたものです。
三好氏はアガリクス叩きがお好きなようで、この著書でもP.146とP.160〜161にアガリクスの名がありますので、その箇所を見ていきます。
P.146
〈患者さんは肺ガンの手術をし、退院後アガリクスを毎日5gずつ、約20日間服用し、その後、劇症肝炎で死亡したとのことです。肺ガンの手術をする前は患者さんの肝機能が正常だったことから、アガリクスによるアレルギー反応で劇症肝炎になって死亡した可能性が高いとのことです。〉
これは厚生労働省から「原因は特定できない」という見解が出ています。ガンの手術後に患者さんがお亡くなりになったのは気の毒なことです。しかし、その原因が、たまたま飲んでいたアガリクスだというのならこじつけもいいところです。また三好氏自身も〈肺ガンの手術で体力が弱り、また抗ガン剤を投与されていれば肝機能が低下して、劇症肝炎になりやすかったのかもしれません。〉と書かれています。そうかも知れませんし、そうでないかも知れません。だから厚生労働省は「特定できない」と発表したのです。「可能性」というのならすべてのものが可能性となり得ます。
本文も自分では一次情報にあたらず「〜とのことです」の繰り返し。
P.160〜161
〈そんななか、大学病院の教授がアガリクスやサメの軟骨などの健康食品の抗ガン作用のデータを捏造した治療成績を乳がんの患者さんに示し、その新免疫療法と称する治療を受けた患者さんが死亡して、家族から訴えられました。〉
これは近畿大学腫瘍免疫等研究所の元教授であり、現在はオリエント腫瘍免疫グループ代表である八木田旭邦医師を指していることは、前後の文章から間違いありません。
それで上記の箇所ですが、悪意でなければトンデモない誤解、故意であればあまりにも深い罪です。
八木田氏はアガリクスとまったく関係がありません。八木田氏も何冊かの本を書いていますので、調べて見ればすぐわかることです。八木田氏は、サメ軟骨やビタミン、AHCCを主として用いています。AHCCとはシイタケの菌糸体をタンクで培養し、その後、精製加工が施されたものです。繰り返します。この件は、アガリクスとは無関係です。
よくもまあ『ウソが9割』などと騙れたものです。これからもウソを書きながら、三好氏が勧める(関係している)トンデモ療法を紹介されるのでしょう。
2008年7月12日に日本でレビュー済み
あるある大事典のデータねつ造事件以来、この手の本が多く出版されており、本書もその一つ。番組名をあげて、痛烈にその内容を批判しているが、私が気になった点は1章の医学博士=医師とはかぎらないというところ。番組コメンテーターに医学博士が良く出てきて、医学博士=医師とは限らないので、肩書きを信用しない方がよいとの記述。確かにその通りと思い、表紙を見たら、
「医学博士 三好基晴」
思わず「おいおい」と本に向かって突っ込んでしまいました。肩書きを信用するなと言いながら、この本を肩書きで売ろうとしている。。。作者なりのブラックジョークと思いたい。
「医学博士 三好基晴」
思わず「おいおい」と本に向かって突っ込んでしまいました。肩書きを信用するなと言いながら、この本を肩書きで売ろうとしている。。。作者なりのブラックジョークと思いたい。
2007年8月13日に日本でレビュー済み
07年秋の改変で長年続いた「おもいっきりTV」が終了します。
しかし、「おもいっきり」以外も例外ではありません。
「現代科学」も裏側で操作された内容が放送されるということは覚えておいてください。
雑誌や番組の制作者は消費者や視聴者のためではなく、自分たちの利益のための企画です。
例えば、〜の野菜には〜の健康効果などと謳われていても、実際にはグラフで「少し多いだけ」のところ「ものすごく多い」として報道し、また、食材の安全性や不足成分等には言及されません。
消費者の「知る権利」「知らされる権利」を守るためにも、読んでおいた方がよいです。
隅から隅まで目を見張る内容です。
しかし、「おもいっきり」以外も例外ではありません。
「現代科学」も裏側で操作された内容が放送されるということは覚えておいてください。
雑誌や番組の制作者は消費者や視聴者のためではなく、自分たちの利益のための企画です。
例えば、〜の野菜には〜の健康効果などと謳われていても、実際にはグラフで「少し多いだけ」のところ「ものすごく多い」として報道し、また、食材の安全性や不足成分等には言及されません。
消費者の「知る権利」「知らされる権利」を守るためにも、読んでおいた方がよいです。
隅から隅まで目を見張る内容です。
2007年2月13日に日本でレビュー済み
この本の筆者も一斉を風靡した「買ってはいけない」シリーズで、データの曲解、基礎的な化学、科学知識の欠如をうかがわせるようなトンデモ理論を繰り返し主張しております。
まず、他人につっこむ前に、自らを省みるべきだと思われますが。
まず、他人につっこむ前に、自らを省みるべきだと思われますが。
2008年7月12日に日本でレビュー済み
他の方も同様のことを書いておられましたが、著者に関する予備知識がないままに読み進めると、「へ〜、そうか〜」と感心しながらも、途中から以前どこかで感じた違和感を覚えます。おなじみの強引な論理展開に、どんどん読む気力が失せて、3分の2くらいであえなく挫折。文中、TV局に問い合わせたが無視された、とお怒りだったが、「買ってはいけない」の著者の一人だと知ってのことではないのでしょうか。