「はじめに」を読むだけでも価値がある。
著者が大企業からわずか10人の小さな会社に入り両極端の仕事を経験したことで感じた「仕事とは何か」というものに対する考えが書かれてある。この部分はわずか7ページ足らずであるが、多くのサラリーマンが何かを感じるであろう。
一回しかない自分の人生をどうしたいか。日々の業務に追われているとその思考がなくなる。
終身雇用が崩壊し、会社ではなく個々の力で生きていく時代。そんな時代だからこそ、よきツールであるインターネットを活用しようということだ。大変共感できる。
本編の内容に関しては、参考になる部分が多数あり、効率的な仕事のやり方を学習できる。一方でややテクニック論もあり、ページの関係で入れたのかな?という内容もある。読み飛ばしても良い部分もあるだろう。
総論として、私はこの本で感じたこと、得たことが大きかった。
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デジタル・ワークスタイル: 小さなことから革命を起こす仕事術 単行本 – 2007/4/1
徳力 基彦
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
会社が教えてくれない仕事のやり方を身につけて、「個人の看
板」で勝負しよう! 効率的な時間管理でストレスをなくし、小さな努力の積み
重ねで最大限の効果を引き出す仕事術のススメ。【内容】作業時間を半減させる
ためのルール◎メールにかける時間を最小限にする◎デジタルツールで3倍
の仕事をこなす◎10倍の情報を操る三種の神器◎収集した情報のウラをとる
◎仕事がデキる人になるブログ活用術。
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ためのルール◎メールにかける時間を最小限にする◎デジタルツールで3倍
の仕事をこなす◎10倍の情報を操る三種の神器◎収集した情報のウラをとる
◎仕事がデキる人になるブログ活用術。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社二見書房
- 発売日2007/4/1
- ISBN-104576070665
- ISBN-13978-4576070667
商品の説明
出版社からのコメント
うまくいく仕組みで時間・情報をコントロール!
ネット時代に必須のスキルを磨けばストレスフリーで創造的になれる
ネット時代に必須のスキルを磨けばストレスフリーで創造的になれる
著者について
徳力基彦(とくりきもとひこ)
NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経
て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。
ビジネスパーソンの生産性向上や情報共有を目的としたソフトウェア・ツール
の企画・開発やコンサルティング業務に従事するほか、ITmedia BizID「デジタ
ルワークスタイルの視点」の連載やAll About 「最新ネットコミュニケーショ
ン」のガイドを担当するなど、様々な執筆・講演活動を行っている。
また、仕事術や最新ツールを分析するブログである「ワークスタイ
ル・メモ」を初めとして、FPNニュースコミュニティやtokuriki.com
などの複数のブログを運営しており、著書に「アルファブロガー」、「P2Pビジ
ネス」(翔泳社)等がある。
NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経
て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。
ビジネスパーソンの生産性向上や情報共有を目的としたソフトウェア・ツール
の企画・開発やコンサルティング業務に従事するほか、ITmedia BizID「デジタ
ルワークスタイルの視点」の連載やAll About 「最新ネットコミュニケーショ
ン」のガイドを担当するなど、様々な執筆・講演活動を行っている。
また、仕事術や最新ツールを分析するブログである「ワークスタイ
ル・メモ」を初めとして、FPNニュースコミュニティやtokuriki.com
などの複数のブログを運営しており、著書に「アルファブロガー」、「P2Pビジ
ネス」(翔泳社)等がある。
登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4576070665
- ISBN-13 : 978-4576070667
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,238,557位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,575位仕事術・整理法
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1995年よりNTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームや、アリエル・ネットワークでのブログを活用したマーケティング、PR業務に従事。2006年、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任し、2019年6月の取締役退任後もアンバサダープログラムのアンバサダーとして、ソーシャルメディアの企業活用についての啓発活動を担当。
note株式会社では、noteプロデューサーとして、ビジネスパーソンや企業におけるnoteやブログ、ソーシャルメディアの活用についてのサポートを行っている。
ブログ以外にも日経MJ「奔流eビジネス」、Yahooニュース!個人等、複数の執筆活動を行っている。また、広告・IT業界で聞きたいプレゼン調査で5位にランクインしたことがあり、2011年の登壇回数は100回を越える。
なお、個人でも、WOMマーケティング協議会の事例共有委員会委員長、政府広報アドバイザーなどを務めるなど、幅広い活動を行っている。
著書に「顧客視点の企業戦略」、「アルファブロガー」等がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨日と同じままの自分では、その貨幣(人材)価値がどんどん下がっていくという事実を思い知る一冊。
今すぐ使えるIT仕事術を次々と紹介してくれているが、
ただのノウハウ紹介や総論ではなく、著者の「体験からのメッセージ」は心に響く。
冒頭に”そもそも、あなたの今日やった仕事は、「あなた」がやる必要のある仕事だろうか。”という一文がある。
思わず自分に問いかけてしまった。
ITやデジタルにもしかして遅れをとっているかも・・・
と思っている人は、とりあえず読んでみる事をお薦めします。
今すぐ使えるIT仕事術を次々と紹介してくれているが、
ただのノウハウ紹介や総論ではなく、著者の「体験からのメッセージ」は心に響く。
冒頭に”そもそも、あなたの今日やった仕事は、「あなた」がやる必要のある仕事だろうか。”という一文がある。
思わず自分に問いかけてしまった。
ITやデジタルにもしかして遅れをとっているかも・・・
と思っている人は、とりあえず読んでみる事をお薦めします。
2007年5月31日に日本でレビュー済み
本書の「メールでも居留守を使ってしまえばいい」のくだりは
「着信したメールはすぐにレスしないとITリテラシーが低いと思われる」
との私の固定概念を打ち砕いてくれた。
メールの本質は送り手と受けてが非同期であること。
そんな当たり前のことをわかりやすい言葉で気づかせてくれた。
普段何気なく使用しているツールも
本書を読んで新たな活用方法に気づき、
その気づきよって、
21世紀の仕事術を実感することができるかもしれません。
また、本書はツール紹介に留まらず、
そこで生み出された時間の活用まで提示してくれています。
特にブログを始めたいけどなかなか始められない人には
背中を押す一言があると思います。
「着信したメールはすぐにレスしないとITリテラシーが低いと思われる」
との私の固定概念を打ち砕いてくれた。
メールの本質は送り手と受けてが非同期であること。
そんな当たり前のことをわかりやすい言葉で気づかせてくれた。
普段何気なく使用しているツールも
本書を読んで新たな活用方法に気づき、
その気づきよって、
21世紀の仕事術を実感することができるかもしれません。
また、本書はツール紹介に留まらず、
そこで生み出された時間の活用まで提示してくれています。
特にブログを始めたいけどなかなか始められない人には
背中を押す一言があると思います。
2007年5月31日に日本でレビュー済み
経営コンサルタントとして働いていたときの資産の一つが
ワークスタイルだが、当時から、月に一度はプロジェクトのことではなく
仕事の仕方を効率化できないか見直す日を設け、考えていた
主にPCの使い方から検索のテクニックまで我流で考えたりもしていたが
ある日、著者のネットでの記事を知ってから、
その多くを導入することで生産性が高まっていった
重要なのは「ツール」よりも「ワークスタイル」であって、
個人で完結してしまうツールではカイゼンにも限界がある
周囲のスピードをも引き上げるようなちょっとしたカイゼンを
自分の行動様式として取り込んでしまうことこそ
チーム力を高めていく秘訣である
そのヒントが本書には満載されている
ワークスタイルだが、当時から、月に一度はプロジェクトのことではなく
仕事の仕方を効率化できないか見直す日を設け、考えていた
主にPCの使い方から検索のテクニックまで我流で考えたりもしていたが
ある日、著者のネットでの記事を知ってから、
その多くを導入することで生産性が高まっていった
重要なのは「ツール」よりも「ワークスタイル」であって、
個人で完結してしまうツールではカイゼンにも限界がある
周囲のスピードをも引き上げるようなちょっとしたカイゼンを
自分の行動様式として取り込んでしまうことこそ
チーム力を高めていく秘訣である
そのヒントが本書には満載されている
2007年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もちろんRSSリーダーやGmail、Googleカレンダーの使い方、ソーシャルブックマークなどのツールの紹介も充実しているのですが本書のキモは「考え方を変えよう!」というところにあると思います。柱は、「単純作業は今後自動化されたりしてなくなっていくので、付加価値を生み出す時間を作るために徹底的に効率化しよう」というところにあると思います。ただ、効率化というと窮屈なイメージがあると思いますが、本書はその逆で開放感に満ち溢れています。
2007年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホワイトカラーの生産性を上げるための本ですね。とにかく、作業に追われてしまいがちで、残業しがちな人はいかに効率を上げるかということはおざなりにしてしまうので、メールにかかる時間の効率化、時間管理、作業見積もり、情報の効率的な集め方、情報分析方法など色々とノウハウがかかれております。
2007年6月19日に日本でレビュー済み
基本的に私が普段から言っていることに:
・仕事は機械がやり、成果は僕がもらう
・自動化で稼いだ時間は 1/3 は遊びに、1/3 は自己啓発に、最後の 1/3 だけ更なる仕事のために割り振れば十分
・100の馬鹿と1つの真面目、100の役立たずと1つの役立つこと(だといいな)。情報発信はそれで十分
というのがある。この本はこの発想に非常に近かったので、私自身は細かいノウハウ以外得るものは無かったのだが…。
逆に根本の所で「我が意を得たり」なので、非常にお勧めします。
ちょっとだけ文句があるとすると、
・ 時間を稼いだからといってそれを 100% 仕事に再投資する必要は無いんじゃないのか?
・ 情報収集先をフィルタリング等で絞り込むのは良いが、20% 程遊びを作っておかないと「フィルターされた世界」に再び閉じこもってしまうことにならないか?
という2点。
「遊びを削り過ぎないように」
「遊びのために時間を空けるように」
という事を留意しつつ、この本に書いてあることを実行すると良いと思う。
・仕事は機械がやり、成果は僕がもらう
・自動化で稼いだ時間は 1/3 は遊びに、1/3 は自己啓発に、最後の 1/3 だけ更なる仕事のために割り振れば十分
・100の馬鹿と1つの真面目、100の役立たずと1つの役立つこと(だといいな)。情報発信はそれで十分
というのがある。この本はこの発想に非常に近かったので、私自身は細かいノウハウ以外得るものは無かったのだが…。
逆に根本の所で「我が意を得たり」なので、非常にお勧めします。
ちょっとだけ文句があるとすると、
・ 時間を稼いだからといってそれを 100% 仕事に再投資する必要は無いんじゃないのか?
・ 情報収集先をフィルタリング等で絞り込むのは良いが、20% 程遊びを作っておかないと「フィルターされた世界」に再び閉じこもってしまうことにならないか?
という2点。
「遊びを削り過ぎないように」
「遊びのために時間を空けるように」
という事を留意しつつ、この本に書いてあることを実行すると良いと思う。
2010年4月17日に日本でレビュー済み
やるべきことを全部書き出せとか、ネットを遮断せよなど、この本で取り上げられている手法は、ほとんどライフハック系の既刊本で紹介されていることであり、それらのテクニックについては知っている人も多いことと思う。
しかしながら、最終章で語られる「ブログを書くことの効用」については、この本を読むことで開眼させられた。そう、ブログを書くことは、ワープロの使いこなしやExcelでちょっとしたマクロを組んで作業の自動化ができることなどと同様のITリテラシーの一部であると同時に、ワークスタイル変革への第一歩なのだ。そこには単に「文章を書く」以上の意味がある。
ライフハック系のテクニックの数々を使って既に効率化に取り組んでいる人であっても、最終章だけは読むに値する。逆に、ライフハック系のテクニックを最近知ったという人は、最終章だけ読んでもピンと来ないだろう。テクニックはあくまでも手段にしかすぎず、目的はワークスタイルの変革にあるからである。最初から読んで欲しい。
総じて、ライフハックをちょっとかじって見ようかなと思っている人が、最終目標を確認しつつ業務改革に踏み出すために有効な本だと言える。
しかしながら、最終章で語られる「ブログを書くことの効用」については、この本を読むことで開眼させられた。そう、ブログを書くことは、ワープロの使いこなしやExcelでちょっとしたマクロを組んで作業の自動化ができることなどと同様のITリテラシーの一部であると同時に、ワークスタイル変革への第一歩なのだ。そこには単に「文章を書く」以上の意味がある。
ライフハック系のテクニックの数々を使って既に効率化に取り組んでいる人であっても、最終章だけは読むに値する。逆に、ライフハック系のテクニックを最近知ったという人は、最終章だけ読んでもピンと来ないだろう。テクニックはあくまでも手段にしかすぎず、目的はワークスタイルの変革にあるからである。最初から読んで欲しい。
総じて、ライフハックをちょっとかじって見ようかなと思っている人が、最終目標を確認しつつ業務改革に踏み出すために有効な本だと言える。