「殺し屋ケラー」シリーズ第3弾。
連作短編形式で1冊の長編を成すスタイル。殺しの手口とか武器で読者を引きつけるのではなく、ウィットに富んだ会話、ストーリーの進行と並行して描かれるケラーの心象風景で読ませる。ハデなアクションものとは違い、じっくり読ませておおいによろしい。
次作でケラー・シリーズ終了との噂もあるが、本当なら、きわめて残念。
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殺しのパレード (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) 文庫 – 2007/11/27
ローレンス・ブロック
(著),
田口 俊樹
(翻訳)
【殺し屋ケラー】シリーズ
殺しの計画の微妙なずれに、孤独な仕事人の心は揺れる……人気シリーズ好評の第三弾!
ケラーが今回依頼されたターゲットは、メジャーリーグの野球選手。球場へ足を運んだケラーは、その選手が通算四百本塁打、三千安打の大記録を目前にしていることを知る。仕事を逡巡するケラーがとった行動とは? 上記の『ケラーの指名打者』をはじめ、ゴルフ場が隣接する高級住宅地に住む富豪、ケラーと共通の趣味をもつ切手蒐集家、集団訴訟に巻き込まれる金融会社役員など、仕事の手筈が狂いながらも、それぞれの「殺し」に向かい合うケラーの心の揺れを描いた連作短篇集!
原題:Hit Parade
【伊坂幸太郎 氏】
ローレンス・ブロックからはあからさまに影響を受けています。
『殺し屋ケラー』シリーズは僕が書きたいものの到達点であるような気すらします。
【名物書店員さん絶賛! このミステリが熱い!】
40代、独身、職業・殺し屋……。依頼を受け、見知らぬ土地に向かい、そして“仕事”をするだけ。
派手なことはなにもない、まるでビジネスマンのような男。だが、その“日常”が読ませるのだ!
孤独な中年男の心のゆれが、ロマンの香気さえ漂わせ、読み手をグイグイ引きこむ。
断言しよう、読み終えたときのあなたの「もっとも好きな殺し屋」にケラーはなっていると!!!
─────ときわ書房 船橋本店文庫担当 宇田川拓也
殺しの計画の微妙なずれに、孤独な仕事人の心は揺れる……人気シリーズ好評の第三弾!
ケラーが今回依頼されたターゲットは、メジャーリーグの野球選手。球場へ足を運んだケラーは、その選手が通算四百本塁打、三千安打の大記録を目前にしていることを知る。仕事を逡巡するケラーがとった行動とは? 上記の『ケラーの指名打者』をはじめ、ゴルフ場が隣接する高級住宅地に住む富豪、ケラーと共通の趣味をもつ切手蒐集家、集団訴訟に巻き込まれる金融会社役員など、仕事の手筈が狂いながらも、それぞれの「殺し」に向かい合うケラーの心の揺れを描いた連作短篇集!
原題:Hit Parade
【伊坂幸太郎 氏】
ローレンス・ブロックからはあからさまに影響を受けています。
『殺し屋ケラー』シリーズは僕が書きたいものの到達点であるような気すらします。
【名物書店員さん絶賛! このミステリが熱い!】
40代、独身、職業・殺し屋……。依頼を受け、見知らぬ土地に向かい、そして“仕事”をするだけ。
派手なことはなにもない、まるでビジネスマンのような男。だが、その“日常”が読ませるのだ!
孤独な中年男の心のゆれが、ロマンの香気さえ漂わせ、読み手をグイグイ引きこむ。
断言しよう、読み終えたときのあなたの「もっとも好きな殺し屋」にケラーはなっていると!!!
─────ときわ書房 船橋本店文庫担当 宇田川拓也
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社二見書房
- 発売日2007/11/27
- ISBN-104576072145
- ISBN-13978-4576072142
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商品の説明
著者について
ローレンス・ブロック
Lawrence Block
1938年6月24日、ニューヨーク生まれ。20代初めの頃から小説を発表し、作品の数は50冊を超える。
『 過去からの弔鐘 』 より始まったマット・スカダー・シリーズは、第9作 『 倒錯の舞踏 』 がMWA ( アメリカ探偵作家クラブ ) 最優秀長篇賞、
第11作 『 死者との誓い 』 がPWA ( アメリカ私立探偵作家クラブ ) 最優秀長篇賞を授与された ( 邦訳はいずれも二見文庫 ) 。
また彼自身、MWAグランド・マスター賞を受賞し、名実ともにミステリ界の巨匠として精力的に活動している。
【 ローレンス・ブロック好評既刊 】
【 マット・スカダー シリーズ 】
『 聖なる酒場の挽歌 』
『 過去からの弔鐘 』
『 冬を怖れた女 』
『 一ドル銀貨の遺言 』
『 慈悲深い死 』
『 墓場への切符 』
『 倒錯の舞踏 』
『 獣たちの墓 』
『 死者との誓い 』
『 死者の長い列 』
『 処刑宣告 』
『 皆殺し 』
『 死への祈り 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 すべては死にゆく 』 ( 単行本 二見書房 )
【 殺し屋ケラー シリーズ 】
『 殺し屋 』
『 殺しのリスト 』
『 殺しのパレード 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 砕かれた街<上> 』
『 砕かれた街<下> 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 マンハッタン物語 』 ( ローレンス・ブロック編纂 短編集 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
Lawrence Block
1938年6月24日、ニューヨーク生まれ。20代初めの頃から小説を発表し、作品の数は50冊を超える。
『 過去からの弔鐘 』 より始まったマット・スカダー・シリーズは、第9作 『 倒錯の舞踏 』 がMWA ( アメリカ探偵作家クラブ ) 最優秀長篇賞、
第11作 『 死者との誓い 』 がPWA ( アメリカ私立探偵作家クラブ ) 最優秀長篇賞を授与された ( 邦訳はいずれも二見文庫 ) 。
また彼自身、MWAグランド・マスター賞を受賞し、名実ともにミステリ界の巨匠として精力的に活動している。
【 ローレンス・ブロック好評既刊 】
【 マット・スカダー シリーズ 】
『 聖なる酒場の挽歌 』
『 過去からの弔鐘 』
『 冬を怖れた女 』
『 一ドル銀貨の遺言 』
『 慈悲深い死 』
『 墓場への切符 』
『 倒錯の舞踏 』
『 獣たちの墓 』
『 死者との誓い 』
『 死者の長い列 』
『 処刑宣告 』
『 皆殺し 』
『 死への祈り 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 すべては死にゆく 』 ( 単行本 二見書房 )
【 殺し屋ケラー シリーズ 】
『 殺し屋 』
『 殺しのリスト 』
『 殺しのパレード 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 砕かれた街<上> 』
『 砕かれた街<下> 』 ( 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
『 マンハッタン物語 』 ( ローレンス・ブロック編纂 短編集 二見文庫 ザ・ミステリコレクション )
登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2007/11/27)
- 発売日 : 2007/11/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 496ページ
- ISBN-10 : 4576072145
- ISBN-13 : 978-4576072142
- Amazon 売れ筋ランキング: - 150,294位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 41位ザ・ミステリ・コレクション
- - 1,181位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
寡黙な殺し屋のイメージとは違い、よくしゃべるし、
野球観戦や競馬にいったり、切手を集めたり、ボランティア活動をしたりと、
アクティブにいろんなところへ出かけていく殺し屋ケラー。
パートナーのドットとの掛け合いなどしゃべりすぎにも思えるんだけど
好きな人は好きなんだろうと思います。
伊坂幸太郎が推薦してるだけあって会話の雰囲気とかも似たものを感じるし、
本多孝好とか好きな人も惹かれるものがあるかもしれません。
野球観戦や競馬にいったり、切手を集めたり、ボランティア活動をしたりと、
アクティブにいろんなところへ出かけていく殺し屋ケラー。
パートナーのドットとの掛け合いなどしゃべりすぎにも思えるんだけど
好きな人は好きなんだろうと思います。
伊坂幸太郎が推薦してるだけあって会話の雰囲気とかも似たものを感じるし、
本多孝好とか好きな人も惹かれるものがあるかもしれません。
2008年4月27日に日本でレビュー済み
面白いです。いつものことながら、ローレンスブロックの上手いストーリーテリング、楽々と書いているように思えます(本当はそうじゃないんだろうけど)。
幅広い芸のある人だから、もうこの辺でこのシリーズやめて置こうかと思っても不思議じゃないなあと感じました。おなじみがいなくなるのはちょっと残念。
幅広い芸のある人だから、もうこの辺でこのシリーズやめて置こうかと思っても不思議じゃないなあと感じました。おなじみがいなくなるのはちょっと残念。
2007年12月12日に日本でレビュー済み
短編集。いつもどおり彼特有の善悪の基準に従って、殺し屋稼業を続けるケラー。この作品ではケラーの少年時代のちょっと悲しいエピソードが明かされる。自分が社会病質者ではないかと戸惑ったり、話し相手を欲しがっていると自分に気付いたり、今回は今までにも増して、殺しそのものよりも彼の心の動きがメインになっている。
少しホロリとくるけど、ドットとの掛け合いや、自分の心の暗部(?)を解決するために彼がとる一風変わった手段には、思わず笑ってしまう。
1,2番目が競馬と野球に絡んだ話で、自分にはわかりづらかったため、星4つ。
少しホロリとくるけど、ドットとの掛け合いや、自分の心の暗部(?)を解決するために彼がとる一風変わった手段には、思わず笑ってしまう。
1,2番目が競馬と野球に絡んだ話で、自分にはわかりづらかったため、星4つ。