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40男と美貌の幹部 (二見シャレード文庫) 文庫 – 2009/2/23

3.9 5つ星のうち3.9 30個の評価


君にだったら口説かれてもいいと思う
化粧品会社購買部勤務の宗一郎は、ある日突然支店に異動の辞令を言い渡される。
そこで待ち受けていたのは、七歳も年下の美貌の上司で…。

「君が欲しくて仕方がなかった」――勤続十数年。突然のご指名で支店勤務になった上城宗一郎を待ち構えていたのは、七歳も年下の
美貌の上司だった。幹部候補生という社内でも特別なエリート社員である篠宮辰樹は、一分の隙もないスーツ姿とは裏腹な、艶かしい
ほどの色気と掴みどころのない性格。しかも、接客の練習としてまず篠宮自身を口説くよう命令してきて!?
風変わりな上司に翻弄され、なぜかときめきを覚えてしまった四十男の運命は……?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 二見書房 (2009/2/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/2/23
  • 文庫 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4576090208
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4576090207
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 30個の評価

著者について

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海野 幸
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年下の美貌の幹部候補生と40歳にして働き慣れた購買部から販売の最前線へ引き抜かれた一見地味目の攻め。展開とともにキャラの魅力が立ち始めて、あっという間に作品の世界へ入り込みます。なんでしょうかこの面白さ…いや作者さんの技量の高さだとは思いますが…。淡々とした描写なのに甘くて、常に駆け引きと恋情の危うい螺旋にいながらも二人の関係には強い絆を感じます。あらすじを見て興味のある方は読んでみて損は無いのではないかと思う作品です。色っぽいシーンでは美貌の上司は可愛くてギャップ萌えしますし、攻めも落ち着いた男のフェロモンで優しく彼を包みます。購買部から引き抜かれて美貌の上司に鍛えられた40男は実は非常に優秀で男前だったのだというシーンが何度もあって、そこでも萌えました〜。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『40男と美貌の幹部』・・・なんて素敵なタイトルなんでしょう・・・。
しかも挿絵は佐々木久美子さん・・・素敵過ぎっ!

読んだことのない方だったので、ずっと踏ん切りがつかず迷っていました。
でも、やっぱり、どうしても気になってしまうので購入しました。

買って良かった!!ボーイズより、働くメンズが好きなので、 
すっかり『美貌の幹部』と『四十路男』にはまってしまい、一気に読めました!
攻めも受けも、ドつぼの好みでした! キャラもお話も期待以上でした!

エリートで7歳も年下の美貌の上司・篠宮と、その下で働くことになった四十路男・宗一郎
とのやり取りが、特に会話が、何とも言えずいいんです。

ごく普通に勤め人として、ごくごく普通に生きてきた四十路男が、
篠宮と関わることで内包していた色気を、自分でも知らずに開放しだすんですが、
分別ある、仕事の出来る大人の男の、オスではない男っぽさっがいいんですよ〜☆

篠宮の、美貌も上司っぷりも、ガードを下げた時に見せる素の部分も、
そのギャップが何とも絶妙で・・・!(著者が上手いんだろうけど)
四十年普通に生きてきた男でも、そりゃぁ落ちるさねぇ・・・。
女っぽさは微塵も無く、あくまでも男としての美貌と艶っぽさがいいんですよ〜☆

篠宮も宗一郎も本当に申し分ない魅惑的なキャラだったので、
1冊でまとめず、もっと、もっと、もっと時間をかけて進めて欲しかった。。
このキャラ達なら、まだまだ焦らせたはず!!もったいない・・・。
まだ読みたかったなぁー。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海野さんの作品は大外れしないのとレビューの評価が高いので
買ってみました。
面白かったです。
働く男がしっかり描かれていて、適当に話をつなげてない。
わざとらしいすれ違いのあとの、超説明調な告白タイムもない。
両方が両方の働く姿勢に惚れた感じが良かった。
上司が実は甘えベタなところも。

惜しむらくは2話目。
薫のことを隠す理由が不明。本人のためなのか、じゃあこの先どうするのか、特に考えてる様子もなく秘密にしてしまう。
受の嫉妬を知ってて放置だから恋人としては不誠実だし、部下としてならいい年してほうれんそうを分かってない。
そこで仕事ができる男としては減点。
受は受でその程度で?仕事ができる男なのに?っていうくらい簡単に仕事そっちのけで嫉妬のあまり体調不良になるし、
1話目でも理由は違えど体調不良になってたので、どうやら出来る男から自己管理ができない男に格下げ。

2話目でがっくりきたので減点です。
なかなか良かったのにな〜、残念。
続編でまた体調不良になってたらと思うと、がっかりしすぎるので買わないかも。

イラストはあるし、エロも回数は多くはないけど色っぽくていいんですけどね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月28日に日本でレビュー済み
美貌の幹部さんのたまにしか見せない弱った姿とか、
それをあの手この手で引き出そうとする40男とか。
仕事が出来、つかみどころのない性格の篠宮が
実は何年も前から宗一郎を欲しかった、なんて
とても健気なんだけど、なかなかその姿を見せないかたくなさが
それまでの人生も思い起こさせて、興味のあるキャラクターだったと思います。
とても面白かったです。
2009年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューがよかったので読んでみました。
タイトルに引いちゃって手を出さなかったのを悔やむくらい、すごくよかった。
同じような方がいたらもったいないのでレビューします。

舞台になる化粧品会社は、デパートに入ってるような会社ではなく、訪問販売の名門。
あの手この手で売り上げるために、対人スキルというか人心掌握術?心理操作?が限界まで求められる現場。
ホストか営業か。
そんな戦場で、自分が引き抜いてきた真摯で堅実な部下を、余裕たっぷりに指導する完全無欠な美貌の上司。

淡々とお話が進むのに、あるとき急に上司が崩れて、その背景や思惑が明らかになっ・・・心臓わしづかみされました。
エリートの超過酷な運命。そこまで背水の陣ですか!そりゃ部下は本気になりますよ。
そして、10年もの努力が一瞬で水の泡になるとわかっているのに、それでも押さえきれない恋情・・・(絶句)
迸った想いの深さがあまりにリアルで、このシーンに出会えただけでも買ってよかったと思えました。

後ろ半分は「キスの代わりに」という後日談。飴の秘密。あまくてあまくて・・・
大好きな作品になりました。お仕事物、ひとめ惚れ物がお好きな方におススメです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月20日に日本でレビュー済み
面白い作品を探すため高評価のこの作品にたどりつきました。
仕事に熱い男たちを舞台にした話は大好物だし、冴えない40男がどんな風に変わるのかメチャメチャ期待してました。
ちょうど2巻目もでたので、2冊同時に購入。

でも、私は合わなかったです。
なんだか突っ込みどころが満載で、のめり込むことができませんでした。
宗一郎は40歳である必要があるんでしょうか?
言葉だけで40歳と言ってるだけで、40歳の男の厚みを感じません。
もう少し40歳らしさがほしいとこです。
宗一郎がもっとダメダメで、そこから必死に努力する姿があればよかったのに。
全体的にエピソードがスマートすぎます。

化粧品会社の営業で、重責を担ったエリートが残業10時はまだまだ甘いだろうとか、美白やメイクに余念がない販売員の慰安旅行に夏の沖縄はないでしょうとか、美容に夜更かし厳禁でも、酒の入ったおば様方がそんなにあっさり部屋に返すわけないよねなど、他にもいろいろありますが、あんまり書くのも悪いのでこの辺でやめときます。

まぁ、作品には相性があると思うので、私には合わなかっただけかもしれません。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の綺麗な お顔の方が受けになる方の篠宮さん(33歳)です。この篠宮さん(受け)がエリート路線を真っ直ぐ進むのですが、そこには長ーい下済みを重ねて行きます。ようやく篠宮さん(受け)が関東第一エリアのチーフになります。そこに購買部から篠宮さん(受け)が引き抜いた 上城 宗一郎さん(40歳)が移動して来ます。入社以来、購買部にいた上城 宗一郎さん(攻め)に篠宮さん(受け)が営業の色はを教えて行きます。この篠宮さんの指導の仕方が実に艶っぽい!! それにフェロモンも出ているのでしょう。たまらない!!(≧0≦) なのに変な いやらしさが無いと感じました。綺麗で仕事が出来てエリート路線まっしぐらの篠宮さんですが、仕事モードの顔と巣に戻った顔に落差が激しいのです。しかも!スッゴク恋愛下手です。レビューに書くと こんなストーリーですが、実際、読んでみて現実にありえそうな感じで新鮮でした。すごく面白かったです。小説は2巻もあります。是非、読んで見てください。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月12日に日本でレビュー済み
化粧品会社社員×同・上司
頭の回転の良さに加え行動力もある有能な男。精悍な面立ちに生真面目な性格の攻・宗一郎
強い信念の下、企業戦士のごとく働くエリート。繊細な心内と強く揺るがない表の顔を持つ受・篠宮

突然の職場異動人事と、その新しい職場で出会った上司の美貌に驚く宗一郎。
今までと全く違う仕事内容ながら、しっかり着実に自分のものにしていく宗一郎はまさにデキるイイ男です。
篠宮の何を考えているのかわからない言動に戸惑いつつも、
篠宮の置かれている立場を知り、そのあまりにも厳しい現状と戦いつづける篠宮の心の孤独を慮る。
それと同時に彼のこの仕事に対する思いの深さを知り、本気で助けたい、役に立ちたいと思う。
そしてその思いはいつしか恋愛感情へ・・・

篠宮は自分をガラスの幕で覆って必死でもがいてるように感じました。
薄いけれど強固なガラスの幕。。とても美しく強いけれど痛々しい・・・
落ち込んでいた自分を救ってくれた宗一郎に恋をし、ずっと想いつづけてきた一途さを持つ人。
恋に不慣れな篠宮の惑う仕草や指先が文面からひしひしと伝わってきます。
このとてつもなく繊細で難しい篠宮を、深く温かくしっかりと受け止め、理解するための努力を惜しまない宗一郎。
死ぬほどカッコいいですよ。
二人のやり取りの中で、丁寧語で命令する宗一郎に萌え度が限界線超えました(笑)本気でカッコいい。

BL設定の特徴でもある「こんなの現実に絶対いない、ありえない、奇跡なくらい素敵な人」というのではなく、
もっと普通でリアル。でも実際はなかなかお目にかかれないだろうな・・(笑)
「現存してそうでいない」微妙で絶妙な人物設定と、主軸である仕事内容に現実味があって話に引き込まれました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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