海野さんは、
するすると読ませてしまう表現や文章なのに、
登場人物は非常に印象的で魅力溢れ、
たとえページ数が少なくても、しっかり作品世界に浸れる、
お気に入りの作家さんです!
が、今回は少し薄味に感じました。
今までの作品で言うと、、『愛の言葉は花言葉』の時の印象に近い?感じ?
大好きなヤクザものだったんだけど、ヤクザな部分があまり出てこず、
おもしろいし、好きな感じなのに、なのに、いいところが出きってない!(涙)
もったいない・・・みたいな。
リーマン物が好きで(『40男と美貌の幹部』『ビューティ&ゴースト』最高!)、
S攻めが固執する感じが好きで(『八王子姫』最高!)、
人外系が好きな(『三百年の恋の果て』最高!)、
ただの、私の偏った好みの問題かもしれませんが・・・。
今回は、社長(須藤)×大学院生(啓太)だったので、
歳の離れた社長さんの働く大人の魅力がもうちょい欲しかったかなぁと思います。
この2人の話だけなら☆3かも・・・ですが、
☆4つにしたのは、サイドストーリー(須藤の秘書×啓太の先輩)分の☆です。
もっさい容姿に無神経な言動で我道を行く先輩が、実はこの巻1の大人男前でした☆
非常に少ないページ数の中にも光るキャラと設定で、
海野さんはやっぱり外せない作家さんだなあと、思いました。
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愛のカレー (二見シャレード文庫 う 3-4) 文庫 – 2009/6/23
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社二見書房
- 発売日2009/6/23
- ISBN-104576090895
- ISBN-13978-4576090894
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登録情報
- 出版社 : 二見書房 (2009/6/23)
- 発売日 : 2009/6/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4576090895
- ISBN-13 : 978-4576090894
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,609,216位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,230位ボーイズラブノベルス (本)
- - 126,022位文芸作品
- - 282,408位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルやあらすじから自分には合わないだろうと思ったのですが、海野さんの作品が好きなので一通り読もうと購入。
お話はあらすじの通り。全体の30%くらいであっさり結ばれてしまいます。恋に落ちる決定打的な出来事がありません。
BLはファンタジー。行き倒れを拾う恋も鉄板ではありますが、それでもあっさりすぎました。
攻めは受けに面倒みてもらって病気が治るきっかけくれてるから好きになるのもわかるんですが、受けは攻めのどこを好きになったのかな…
攻めも受けも好みの属性じゃなかったり、あまりに見知らぬ人同士で簡単にくっついたので付き合ってからのえっちも萌えられませんでした。
攻めがトラウマから拒食になったり過食になったりするんですが、過食のときの描写がギャル曽根並に食べるので、それもちょっと極端すぎて一歩引いて話を読んでしまいました。
3話構成で最初の2話がメイン、残り1話がメインCPの友人と秘書の話なのですが、むしろそっちのほうが萌えました。
『子供の頃家族・家庭でのトラウマを引きずった大人』というのが海野さんの作家性というかテーマなんだなというのが分かったり、2009年と初期の作品だし昔はこういうのも書いてたのかと。そういう意味では読んで良かったです。
重すぎない話(男同士や歳の差で悩まない)、色々おぼつかない30男×面倒見のいいお人好しで料理上手な学生が好きな人は楽しめると思います。
お話はあらすじの通り。全体の30%くらいであっさり結ばれてしまいます。恋に落ちる決定打的な出来事がありません。
BLはファンタジー。行き倒れを拾う恋も鉄板ではありますが、それでもあっさりすぎました。
攻めは受けに面倒みてもらって病気が治るきっかけくれてるから好きになるのもわかるんですが、受けは攻めのどこを好きになったのかな…
攻めも受けも好みの属性じゃなかったり、あまりに見知らぬ人同士で簡単にくっついたので付き合ってからのえっちも萌えられませんでした。
攻めがトラウマから拒食になったり過食になったりするんですが、過食のときの描写がギャル曽根並に食べるので、それもちょっと極端すぎて一歩引いて話を読んでしまいました。
3話構成で最初の2話がメイン、残り1話がメインCPの友人と秘書の話なのですが、むしろそっちのほうが萌えました。
『子供の頃家族・家庭でのトラウマを引きずった大人』というのが海野さんの作家性というかテーマなんだなというのが分かったり、2009年と初期の作品だし昔はこういうのも書いてたのかと。そういう意味では読んで良かったです。
重すぎない話(男同士や歳の差で悩まない)、色々おぼつかない30男×面倒見のいいお人好しで料理上手な学生が好きな人は楽しめると思います。
2011年10月5日に日本でレビュー済み
最初に強引な設定で知り合い、近づいていく啓太&須藤ですが・・・
この作品が持つコミカルな雰囲気を思えばそれもチャラになるんでしょうね。
コミカルだけど、コミカルだからこそ訴えてくる心の内の寂しさとでもいうのでしょうか。
それは誰にでもある感情ではないかと思います。
誰でもが何がしかの責任がある上で、普段は覆い隠している感情。
この作品はその感情を言葉にした啓太の言葉が立派だし、須藤の心の内には共感が出来るのでは?と思います。
ただ、恋愛部分において、須藤の気持ちの変化がもう少し分かりやすかったら良かったのかな?
ストーリーの流れからすると、仕方のない事ではありますが。
須藤が生気のない状態で発するセリフ自体が少ない事もあって、少し物足りなさはあります。
でもそれを差し引いても、後の二人の恋愛は十分満たされあう心があったと感じ取れました。
お互い惹かれあい、お互いを欲する二人の睦み合うシーンはかなり良かったです。
そういった欲求を普段露わにしない須藤だからこその、強い欲望。
今まで我慢していた分濃いんだな、と分かる欲望の強さ。
それが1、2話共にすっごく良かったです。
3話目は須藤の秘書・忍(しのぶ)と、1、2話目で啓太を陰ながら支えてくれた秋山の話。
こちらも良かった。
こちらも読んでみて、自分を振り返る事が出来る作品でしょうね。
心にぐっとくる、良い話です。
秋山と忍の組み合わせも良かったんだと思います。
私自身は心に残る良い話だと思ったので、☆5つをつけさせてもらいました。
家族であっても、家族でなくても、誰かと一緒に食事をしたくなる話です。
この作品が持つコミカルな雰囲気を思えばそれもチャラになるんでしょうね。
コミカルだけど、コミカルだからこそ訴えてくる心の内の寂しさとでもいうのでしょうか。
それは誰にでもある感情ではないかと思います。
誰でもが何がしかの責任がある上で、普段は覆い隠している感情。
この作品はその感情を言葉にした啓太の言葉が立派だし、須藤の心の内には共感が出来るのでは?と思います。
ただ、恋愛部分において、須藤の気持ちの変化がもう少し分かりやすかったら良かったのかな?
ストーリーの流れからすると、仕方のない事ではありますが。
須藤が生気のない状態で発するセリフ自体が少ない事もあって、少し物足りなさはあります。
でもそれを差し引いても、後の二人の恋愛は十分満たされあう心があったと感じ取れました。
お互い惹かれあい、お互いを欲する二人の睦み合うシーンはかなり良かったです。
そういった欲求を普段露わにしない須藤だからこその、強い欲望。
今まで我慢していた分濃いんだな、と分かる欲望の強さ。
それが1、2話共にすっごく良かったです。
3話目は須藤の秘書・忍(しのぶ)と、1、2話目で啓太を陰ながら支えてくれた秋山の話。
こちらも良かった。
こちらも読んでみて、自分を振り返る事が出来る作品でしょうね。
心にぐっとくる、良い話です。
秋山と忍の組み合わせも良かったんだと思います。
私自身は心に残る良い話だと思ったので、☆5つをつけさせてもらいました。
家族であっても、家族でなくても、誰かと一緒に食事をしたくなる話です。
2009年7月12日に日本でレビュー済み
生活欠陥な弁当屋社長×大家族長男大学生
極貧大学生×完璧を目指す秘書
どちらも面白かったです。
読んでいてカレーが食べたくなるという罠が・・・
何しろどちらのお話も、大食漢×料理上手。
どちらもほのぼのした、やさしいお話です。
極貧大学生×完璧を目指す秘書
どちらも面白かったです。
読んでいてカレーが食べたくなるという罠が・・・
何しろどちらのお話も、大食漢×料理上手。
どちらもほのぼのした、やさしいお話です。