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高校これでわかる数学I+A 単行本 – 2012/3/16
(著),
文英堂編集部
(編集)
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■苦手克服。基礎からわかって成績アップ■
・基礎からわかって成績アップ
例題は、教科書レベルの問題が中心。わかりやすく見やすい図やキャラクターで、すらすら読めます。授業でわからなかったこともこれで大丈夫。
・見やすくわかりやすいレイアウト
「数学」を学習する上で大切なことはていねいに説明してあります。図解なども多用してあり、わかりやすさ抜群です! 「数学なんていやだ! 」なんて思う必要はありません。
・テスト対策も万全
各章末には、定期テストに出そうな大切な問題を載せました。これで、テスト対策も万全です。
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・テスト対策も万全
各章末には、定期テストに出そうな大切な問題を載せました。これで、テスト対策も万全です。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社文英堂
- 発売日2012/3/16
- 寸法23 x 16.8 x 1.5 cm
- ISBN-104578242366
- ISBN-13978-4578242369
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商品の説明
出版社からのコメント
ワイドな紙面で、図解を多用しながら解説を省略することなく紙面は構成しています。
また、解説だけではわかりにくいところを補う、ふきだしやイラストを多用することにより、「数学は難しい」というイメージを払拭しています。
また、解説だけではわかりにくいところを補う、ふきだしやイラストを多用することにより、「数学は難しい」というイメージを払拭しています。
登録情報
- 出版社 : 文英堂; 新課程版 (2012/3/16)
- 発売日 : 2012/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4578242366
- ISBN-13 : 978-4578242369
- 寸法 : 23 x 16.8 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,336位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 381位高校数学教科書・参考書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数2とともに、受験生の再びの基礎固め用にもちいました。
本書のよいところは、教科書、参考書、問題集の3つがベーシックに一体化していることでしょう。
これまでの経験からいうと、それらが分離し、
しかも問題集の解答が略解のみだったりすると、
ある程度基礎のあるケースでの弱点発見と事後修正などは可能でも、
基礎学習そのもののインセンティブとしては弱くなりがちです。
そこで本書を教科書、基本問題集の仲立ちとしてあてがうことによって、
基本概念把握と操作的定義の習得を両得的に行うことも可能で、
この点、本書はそうした架け橋的な役割も果たしてくれることでしょう。
本書を用いる場合、各単元のポイント(掲示風に記載)をみて意味を理解してから、
その一部のみについて、ノートなどに導き方を辿ってみるとよく、
それから例題だけを順次演習すればよいと思います。
それ以外の発展的な問題はむしろひととおりの学習が終わった時点で考えればよく、
そのほうが、初学者には効果的なようです。
初期の眼目は、基本概念の把握と単純な計算力の養成なので、
さしあたってそのリンクをつけることが目的です。
本書はカラーで文字も見やすく、問題のねらいなども横出し方式で記載があるので、
本論を追いつつも、ちょっと脇を見ることによって、都度要領が身についてくることでしょう。
数学という科目は、積み重ねが大事なので、同じような問題に何度も遭遇することで、
都度着眼点を変えてゆけば、一問から得るところは多いかと思います。
新課程対応版なので、基本3分野である式、2次関数、三角比のほか、
データ分析、整数論、確率統計が新たに重要分野となったことを受けて、
編集にも、よりビジュアルな工夫がなされています。
解答・解説は類似の問題集と比べても、比較的丁寧なほうだと思います。
(より問題数の少ない基本書から始めることも考えられますが、
その場合は、演習よりも基礎解説に比重があるため、
教科書的な概念の説明は避けられないでしょう。
利用目的をよく考えてから、本書などを選ばれてもよいかもしれません)
本書のよいところは、教科書、参考書、問題集の3つがベーシックに一体化していることでしょう。
これまでの経験からいうと、それらが分離し、
しかも問題集の解答が略解のみだったりすると、
ある程度基礎のあるケースでの弱点発見と事後修正などは可能でも、
基礎学習そのもののインセンティブとしては弱くなりがちです。
そこで本書を教科書、基本問題集の仲立ちとしてあてがうことによって、
基本概念把握と操作的定義の習得を両得的に行うことも可能で、
この点、本書はそうした架け橋的な役割も果たしてくれることでしょう。
本書を用いる場合、各単元のポイント(掲示風に記載)をみて意味を理解してから、
その一部のみについて、ノートなどに導き方を辿ってみるとよく、
それから例題だけを順次演習すればよいと思います。
それ以外の発展的な問題はむしろひととおりの学習が終わった時点で考えればよく、
そのほうが、初学者には効果的なようです。
初期の眼目は、基本概念の把握と単純な計算力の養成なので、
さしあたってそのリンクをつけることが目的です。
本書はカラーで文字も見やすく、問題のねらいなども横出し方式で記載があるので、
本論を追いつつも、ちょっと脇を見ることによって、都度要領が身についてくることでしょう。
数学という科目は、積み重ねが大事なので、同じような問題に何度も遭遇することで、
都度着眼点を変えてゆけば、一問から得るところは多いかと思います。
新課程対応版なので、基本3分野である式、2次関数、三角比のほか、
データ分析、整数論、確率統計が新たに重要分野となったことを受けて、
編集にも、よりビジュアルな工夫がなされています。
解答・解説は類似の問題集と比べても、比較的丁寧なほうだと思います。
(より問題数の少ない基本書から始めることも考えられますが、
その場合は、演習よりも基礎解説に比重があるため、
教科書的な概念の説明は避けられないでしょう。
利用目的をよく考えてから、本書などを選ばれてもよいかもしれません)
2020年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人になって数学を復習しようと思い勉強をしています。
このレビューをご覧になられるのは
数学が苦手な現役生、なんだかの理由で独学の方がほとんどと思いますが
まず、意外と「これで分かる数学」と「白チャート」を比較してみて
白チャートのほうが、全体の到達点は高いですが説明が分かりやすいように感じました。
なので、数学が苦手で、こちらを読んでもしっくり来ない方は
逆に、白チャートの基礎を学ぶ中で理解できるかもしれません。
なので、白チャートの基礎を一冊やり終えるほうが分かりやすいと思います。
白チャートの基礎もいまいち分からない方は、中学の知識が足りないので
もっと分かりやすい入門書から謙虚に頑張ると、必ず分かるようになります!
そして、もっとレベルアップしたい方は、白チャートの発展もエクササイズもきちんとやって
その上で、問題集などもやっていけば、数学の基礎はばっちりと思います
このレビューをご覧になられるのは
数学が苦手な現役生、なんだかの理由で独学の方がほとんどと思いますが
まず、意外と「これで分かる数学」と「白チャート」を比較してみて
白チャートのほうが、全体の到達点は高いですが説明が分かりやすいように感じました。
なので、数学が苦手で、こちらを読んでもしっくり来ない方は
逆に、白チャートの基礎を学ぶ中で理解できるかもしれません。
なので、白チャートの基礎を一冊やり終えるほうが分かりやすいと思います。
白チャートの基礎もいまいち分からない方は、中学の知識が足りないので
もっと分かりやすい入門書から謙虚に頑張ると、必ず分かるようになります!
そして、もっとレベルアップしたい方は、白チャートの発展もエクササイズもきちんとやって
その上で、問題集などもやっていけば、数学の基礎はばっちりと思います
2020年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学び直しの為に購入。
2015年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
◇教科書を分かりやすくした参考書
最初にやるのにちょうどよい参考書。各分野とも、導入部分の解説が詳しいので学校の授業についていけず数学が嫌いになってしまっている人が使うのに適している。重要な公式については証明まで丁寧に載せているのもありがたいところ。
◇問題数
例題201題+類題201題+定期テスト予想問題63題
◇おすすめのやり方
①例題を(答を隠して)解いて正解できたら、類題は解かない。間違えた場合は類題も解いて行く。
②各章が終わるごとに定期テスト予想問題を解く。
◇どのレベルまで到達できる?
この参考書を2~3周して完璧にできるようにすれば、履修単元については記述模試(河合塾)で得点率50~60%程度までは到達できるはず。もしこれを演習してもそこまで到達できない場合は、演習量が不足しているということなので、演習量を積むために「これでわかる数学ⅠA問題集」に取り組むとよい。
◇どのくらいの時間をかければよい?
・受験生・・・ⅡB、Ⅲもこの後にこなさなければならないことを考えると、1か月で1周したいところ。2周目は半分の期間が目標。
・1、2年生・・・まだ受験まで時間的余裕があるので、2か月で1周
最初にやるのにちょうどよい参考書。各分野とも、導入部分の解説が詳しいので学校の授業についていけず数学が嫌いになってしまっている人が使うのに適している。重要な公式については証明まで丁寧に載せているのもありがたいところ。
◇問題数
例題201題+類題201題+定期テスト予想問題63題
◇おすすめのやり方
①例題を(答を隠して)解いて正解できたら、類題は解かない。間違えた場合は類題も解いて行く。
②各章が終わるごとに定期テスト予想問題を解く。
◇どのレベルまで到達できる?
この参考書を2~3周して完璧にできるようにすれば、履修単元については記述模試(河合塾)で得点率50~60%程度までは到達できるはず。もしこれを演習してもそこまで到達できない場合は、演習量が不足しているということなので、演習量を積むために「これでわかる数学ⅠA問題集」に取り組むとよい。
◇どのくらいの時間をかければよい?
・受験生・・・ⅡB、Ⅲもこの後にこなさなければならないことを考えると、1か月で1周したいところ。2周目は半分の期間が目標。
・1、2年生・・・まだ受験まで時間的余裕があるので、2か月で1周
2012年12月31日に日本でレビュー済み
教科書レベルの基本事項を中心に収録された参考書。
問題数は例題:201問、類題:205問、定期テスト予想問題(章末)77問の計483問です。
基本的に例題1問に対して、例題内容を確認する類題が1問という構成ですが、例題によっては、類題が無い問題もあるし、2〜3問類題がある問題もあります。
【良い点】
各節の導入部分で授業で行われるような説明があり、次いで具体的な例題を用いて解法を学んでいくという教科書風の書き方がなされていることが挙げられます。このことにより、基本事項と例題との関連性が分かりやすくなっています。
また、2章1節「関数とは何か?」や3章1節「正弦・余弦・正接とは?」のように、概念的な部分も具体的に導入しており分りやすくなっている個所があります。
更に、基本事項や例題で図解を多用して解説をしようと意図されており、分りやすくしようという意気込みが見てとれます。
【良くない点】
ただ、主要な検定教科書と比べると、むしろ「分りにくくなっている」個所が散見されます。
例えば、1章3節「1次不等式」で不等式の基本性質の導入において、主要な検定教科書では数直線を用いて、具体的な図解で分りやすく解説されているのに対し、本書の基本例題30は図解がなく、不等式の基本性質を用いた文字式だけの抽象的な証明を扱っています。
具体的な図解を多用することで分りやすく解説する、というコンセプトが徹底されていないといえます。
また、この例題の類問は次のページにまたいで掲載されており、紙面構成としていざ参照しようとした時、見にくいのでマイナスです。
他にも収録題材に大いに疑問があります。
例えば1章4節「集合と論理」の「背理法」では、主要な検定教科書では定番題材「√2が無理数であることの証明」が難しいため、簡単な導入問題から入り、定番題材に繋げるようにしていますが、本書では応用例題46でいきなり「√2が無理数であることの証明」が例題で扱われています。
(しかも検定教科書と比べて、解説が分かりやすい、詳しいというわけでもない)
他にも、数A「図形の性質」では、主要な検定教科書が「定理の証明」→「定理を活用させる求値問題」を掲載、という流れにして、まず主要な定理を活用することで理解に繋げるようになっているのに対し、本書の7章では殆どの例題とその類題が「定理の証明」問題になっており、定理を活用して問題を解くというアプローチがみられません。このように一般的に高校生が苦手としそうなところが「分りにくい」流れになっているといえます。
また、教科書学習時に理解に差がつきやすい重要事項の解説が不十分だったり、重要な問題の抜けも見受けられます。
例えば、2章「2次関数」では基本例題55「3点が与えられたときの2次関数の決定」では「連立3元1次方程式」の解説が不十分でこれでは「分りにくい」です。
また、主要な検定教科書で例題で扱われている数1「2次関数」における「定義域に文字を含む場合の最大・最小」「軸に文字を含む場合の最大・最小」や数A「図形の性質」では本書の6章で掲載するべき「三角形の辺と角の大小関係」が本書では例題では扱われていません。
章によっては結構難しい内容まで扱っているのに、「2次関数」のような数学1Aの最重要な章で特に重要問題の抜けが目立つなどなんだかチグハグだな、と感じます。
他にも、本書では検定教科書で「発展」とされている内容を「発展例題」で扱うとしているにも関わらず、「応用例題」で扱っている個所があるなど、編集側のミスが散見されました。
【結論】
本書の「基本事項をわかりやすく解説しよう」という意気込み、所々の工夫は評価しますが、教科書学習時に理解に差が出る事項が多く未掲載であったり、解説が不十分な個所が散見されるのは参考書としてどうかな、と思ってしまいます。
このことから教材としての完成度はかなり低いと断じざるをえません。よって星2つ。
問題数は例題:201問、類題:205問、定期テスト予想問題(章末)77問の計483問です。
基本的に例題1問に対して、例題内容を確認する類題が1問という構成ですが、例題によっては、類題が無い問題もあるし、2〜3問類題がある問題もあります。
【良い点】
各節の導入部分で授業で行われるような説明があり、次いで具体的な例題を用いて解法を学んでいくという教科書風の書き方がなされていることが挙げられます。このことにより、基本事項と例題との関連性が分かりやすくなっています。
また、2章1節「関数とは何か?」や3章1節「正弦・余弦・正接とは?」のように、概念的な部分も具体的に導入しており分りやすくなっている個所があります。
更に、基本事項や例題で図解を多用して解説をしようと意図されており、分りやすくしようという意気込みが見てとれます。
【良くない点】
ただ、主要な検定教科書と比べると、むしろ「分りにくくなっている」個所が散見されます。
例えば、1章3節「1次不等式」で不等式の基本性質の導入において、主要な検定教科書では数直線を用いて、具体的な図解で分りやすく解説されているのに対し、本書の基本例題30は図解がなく、不等式の基本性質を用いた文字式だけの抽象的な証明を扱っています。
具体的な図解を多用することで分りやすく解説する、というコンセプトが徹底されていないといえます。
また、この例題の類問は次のページにまたいで掲載されており、紙面構成としていざ参照しようとした時、見にくいのでマイナスです。
他にも収録題材に大いに疑問があります。
例えば1章4節「集合と論理」の「背理法」では、主要な検定教科書では定番題材「√2が無理数であることの証明」が難しいため、簡単な導入問題から入り、定番題材に繋げるようにしていますが、本書では応用例題46でいきなり「√2が無理数であることの証明」が例題で扱われています。
(しかも検定教科書と比べて、解説が分かりやすい、詳しいというわけでもない)
他にも、数A「図形の性質」では、主要な検定教科書が「定理の証明」→「定理を活用させる求値問題」を掲載、という流れにして、まず主要な定理を活用することで理解に繋げるようになっているのに対し、本書の7章では殆どの例題とその類題が「定理の証明」問題になっており、定理を活用して問題を解くというアプローチがみられません。このように一般的に高校生が苦手としそうなところが「分りにくい」流れになっているといえます。
また、教科書学習時に理解に差がつきやすい重要事項の解説が不十分だったり、重要な問題の抜けも見受けられます。
例えば、2章「2次関数」では基本例題55「3点が与えられたときの2次関数の決定」では「連立3元1次方程式」の解説が不十分でこれでは「分りにくい」です。
また、主要な検定教科書で例題で扱われている数1「2次関数」における「定義域に文字を含む場合の最大・最小」「軸に文字を含む場合の最大・最小」や数A「図形の性質」では本書の6章で掲載するべき「三角形の辺と角の大小関係」が本書では例題では扱われていません。
章によっては結構難しい内容まで扱っているのに、「2次関数」のような数学1Aの最重要な章で特に重要問題の抜けが目立つなどなんだかチグハグだな、と感じます。
他にも、本書では検定教科書で「発展」とされている内容を「発展例題」で扱うとしているにも関わらず、「応用例題」で扱っている個所があるなど、編集側のミスが散見されました。
【結論】
本書の「基本事項をわかりやすく解説しよう」という意気込み、所々の工夫は評価しますが、教科書学習時に理解に差が出る事項が多く未掲載であったり、解説が不十分な個所が散見されるのは参考書としてどうかな、と思ってしまいます。
このことから教材としての完成度はかなり低いと断じざるをえません。よって星2つ。
2020年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チャートの白並みの簡単さ。数学全く無理という文系高校生向き。丁寧に基礎ばっかり書いてあります。おすすめ。
2019年4月9日に日本でレビュー済み
83ページの問6の(2)問題の概要は
直角をはさむ2辺の長さの和が20cmの直角三角形に対して,その周の長さの最小値を求めよ
という問題です.
(参考書解答例概要)
周の長さをn cmとおく.
n=20+√x^2+(20-x)^2
d=x^2+(20-x)^2
とおくとdが最小のときにnは最小値をとる.
d=2(x-10)^2+200
0<x<20 の範囲でx=10のときdの最小値は200.したがってnの最小値は
n=20+√200=20+10√2. 答え (20+10√2)cm.
どうでしょうか.三平方の定理が既知の事実として用いられていることは読み取れるが,それ以外意味不明です.まず,直角三角形の周の長さについて考えてみよう.条件から直角三角形の底辺をxとすると対辺は20-xで表される.このとき,斜辺をyとして三平方の定理より
y=√x^2+(20-x)^2
と書ける.いま,直角三角形の全体(周の長さ)をLとすれば
L=y+x+(20-x)
である.この直角三角形は最大で底辺1対辺1斜辺が√2の比をもつので斜辺yが最小のとき周の長さLは最小になる.そこで,yの最小値を考えると0<x<20の中で
・x=9のとき
y=√81+19^2
・x=10のとき
y=√100+100=√200
・x=11のとき
y=11^2+9^2
ゆえに,x=10のときyは最小である.すなわち
y=√200=√2√10^2=10√2.
したがって,直角三角形の周の長さLの最小値はx=10のとき
L=10√2+10+10=20+10√2.
直角をはさむ2辺の長さの和が20cmの直角三角形に対して,その周の長さの最小値を求めよ
という問題です.
(参考書解答例概要)
周の長さをn cmとおく.
n=20+√x^2+(20-x)^2
d=x^2+(20-x)^2
とおくとdが最小のときにnは最小値をとる.
d=2(x-10)^2+200
0<x<20 の範囲でx=10のときdの最小値は200.したがってnの最小値は
n=20+√200=20+10√2. 答え (20+10√2)cm.
どうでしょうか.三平方の定理が既知の事実として用いられていることは読み取れるが,それ以外意味不明です.まず,直角三角形の周の長さについて考えてみよう.条件から直角三角形の底辺をxとすると対辺は20-xで表される.このとき,斜辺をyとして三平方の定理より
y=√x^2+(20-x)^2
と書ける.いま,直角三角形の全体(周の長さ)をLとすれば
L=y+x+(20-x)
である.この直角三角形は最大で底辺1対辺1斜辺が√2の比をもつので斜辺yが最小のとき周の長さLは最小になる.そこで,yの最小値を考えると0<x<20の中で
・x=9のとき
y=√81+19^2
・x=10のとき
y=√100+100=√200
・x=11のとき
y=11^2+9^2
ゆえに,x=10のときyは最小である.すなわち
y=√200=√2√10^2=10√2.
したがって,直角三角形の周の長さLの最小値はx=10のとき
L=10√2+10+10=20+10√2.