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字訓 単行本 – 2007/11/1

4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2007/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 992ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582128149
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582128147
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価

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白川 静
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この辞書と他の白川静の字書の合計3部作に支えられ、漢字教育士の資格試験に合格しました。 
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月25日に日本でレビュー済み
 いまは『字訓』を通読している。追跡の気配の途絶えた折に、この大部の字書をハンドルの背において、耽読しているわけだ。短な引用もしている暇はない。凡庸どころではないあたしの追跡者はいまも執拗、怜悧に彼我を隔つ距離を詰めてきているからだ。彼こそは呼んでもいいのだ、死の影と。
 しかし、とはいえ、ここに所収された精選された文献のなかから、〔記〕〔紀〕〔万葉〕のなかから、あたしなりの白川/エリサ万葉百人一首を、いくとおりか、記すくらいのことはできようか。
1.明日よりは春菜(わかな)摘まむと標(し)めし野に昨日も今日も雪は降りつつ  八・一四二七
2.茜(あかね)さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る  一・二〇
3.妹がため菅の實採(つ)みに行きし吾(われ)山路に惑ひこの日暮らしつ  七・一二五〇
4.阿騎の野に宿る旅人うち靡き眠(い)も寢(ぬ)らめやも古念ふに  一・四六

《 わが国の神話は多元的であり、複合的であるといわれている。それはさらに遡っていえば、わが国の民族と文化とが、多元的であり、複合的な成立をもつものであることを、意味していよう。》 白川静『中国の神話』中公文庫
《 地中に埋められていた銅鼓は、春の生命力を蘇らせるものであった。おそらくわが国の銅鐸も、その機能において、銅鼓と同じ意味を持つものであろう。》 同書
《神話の基盤をなしたところのものは、歴史的現在としてわれわれのうちにある。》 同書

 《前期万葉の時代は、なお古代的な自然観の支配する時期であり、人びとの意識は自然と融即的な関係のうちにあった。》 白川静『初期万葉論/白川静著作集第十一巻・万葉集』平凡社
《人麻呂の呪歌的な儀礼歌は、その本質において詩篇の作者としての尹吉甫のそれと、ほとんど異なるものではない。また遊部的な巫祝者的集団に焦点をおくとすれば、それは[楚辞]の文学を生んだ楚の巫祝者たちに近い。》 同書
《……おそらく人麻呂は、その死とともに宮廷を去り、のち数年にして、何らかの罪に坐して死んだのであろう。臨終の歌は刑死者の残すものであるとする梅原説([水底の歌]第一部第三章)は、十分に成立の可能性がある。その死はおそらくその属する巫祝的集団の性格に関するものであろうと思われる。この古代的集団は、それ自身反律令的性格の上に立つものであった。》 同書
《……安騎野への山尋ね、そこでの旅宿り、そして冬至払暁の受霊の儀式は、……。「東の野に炎(かぎろひ)の」一連の歌は、天皇霊の現前とその受霊という、荘厳にして絶対的な祭式的時間を歌うもので、叙景ではない。》 同書

《 古代の歌謡は、その本質において、魂振り・魂鎮めのための呪歌であった。》  白川静『古代歌謡の世界――[詩経と万葉集]/白川静著作集第十一巻・万葉集』平凡社
《古代歌謡の世界は、政治の優位する国家の出現という新しい事態のなかで、その自律的な存在を失ってゆく古代的な氏族全体の挽歌ともいえよう。》 同書
5.あふみの海夕波千鳥汝が鳴けば情(こころ)もしのに古思ほゆ  三・二二六
6.淡路の野島が崎の濱風に妹が結びし紐吹きかへす  三・二五一
7.天さかるひなの長道を戀ひくれば明石の門より家のあたり見ゆ  十五・三六〇八
8.愛(うつく)しき人(ひと)の纏(ま)きてし敷栲(しきたへ)の我(わ)が手枕(たまくら)を纏(ま)く人あらめや   三・四三八
9.春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ少女  十九・四一三九
10.わが苑に李の花か庭に降るはだれのいまだ残りたるかも  十九・四一四〇

《しかし万葉びとは、自然がその霊的な姿を示す一瞬をとらえればよかったのである。》 白川静『万葉集と中国思想/白川静著作集第十一巻・万葉集』平凡社

《文学の展開という点では、[万葉]の百年は中国古代文学の千年を超える期間に匹敵する。そこに周辺文化的な変革性の問題が介在する。》  白川静『中国文学と万葉集/白川静著作集第十一巻・万葉集』平凡社

《最も文化的といわれる巨大都市は、自然の最も荒廃した廃墟である。この廃墟を救うために、森を回復しなければならない。》 白川静『桂東雑記'W・樹木』平凡社
《文化の第一の要件は、人間的であるということである。自然と共にあるということである。歴史とともにあるということである。識閾の及ぶ範囲の、自己諒解の中にあるということである。》 同書・都
《そして最も恐ろしいものは、原子力発電の跡始末である。処理不能の危険物が、処理不能のままで仮埋蔵されているのである。》 同書・大地

  年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山  西行、六十九歳、奥州への旅立ち

11. 小草壯丁(をくさを)と小草助壯丁(をぐさすけを)と潮舟(しほぶね)の竝(なら)べて見れば小草(をぐさ)勝ちめり  十四・三四五〇
12. 兒毛知(こもち)山若楓(わかかへるで)の紅葉(もみ)つまで寢(ね)もと吾(わ)は思(も)ふ汝(な)何(あ)どか思(も)ふ  十四・三四九四
13. 下毛野(しもつけの)安蘇(あそ)の川原(かはら)よ石踏まず空(そら)ゆと来(き)ぬよ汝(な)が心告(の)れ  十四・三四二五
14. 稲舂(いねつ)けば皹(かか)る我(あ)が手を今宵(こよひ)もか殿(との)の稚子(わくご)が取りて嘆(なげ)かむ  十四・三四五九
15. あり衣(きぬ)のさゑさゑしづみ家(いへ)の妹(いも)に物言(もの)はず来(き)にて思ひ苦(ぐる)しも  十四・三四八一
16. あしひきの山路(やまぢ)越えむとする君を心に持ちて安すけくもなし  十五・三七二三
17. 君が行く道のながてを繰(く)り畳(たた)ね焼きほろぼさむ天(あめ)の火もがも  十五・三七二四
《 これはまた、実に激しい歌ですね。あなたが流されていくであろう、というのは、宅守は若狭へ流されるんですが、その行く道を「繰り畳ね」、くるくるっと、巻きくるんでしまって、パーっと燃やしてしまう。そういう「天の火もがも」ですね。》 白川静『桂東雑記'W』平凡社

  たのしみは朝おきいでて昨日(きのふ)まで無(な)かりし花の咲ける見る時  橘曙覧

《……呉王夫差につかえた伍子胥(ごししょ)が死を賜うたとき、「我が目を刳つて呉の東門に懸けよ。以て越兵の呉を滅ぼすを見ん」といった呪言も、架空のことではない。呪眼や邪眼をおそれる古代人の心情は、なお生きていたのである。》 白川静『桂東雑記 拾遺』平凡社
《……「め」はその民族にとって、神に「むかふ」ものであり、神を視るためのものであった。みえざるものをみることに、その機能はあったのである。》 同書
《 古代文学の叙述を神話からはじめることは、最もふさわしいことのように思われる。》 白川靜『中国の古代文学(一)神話から楚辞へ』
《 古人は祭式において、最も象徴を重んじた。神霊の世界は、象徴的方法のほかに、それを表現することができないからである。》 同書
《中国の文学は、その政治社会への姿勢をもつものとして特徴づけられるものであり、その点においてわが国の文学のありかたと、対蹠的なものであったということができよう。》  同書

18. 島の宮勾(まがり)の池の放ち鳥人目を戀ひて池に潛(かづ)かず  二・一七〇
19. 天の河霧立ち上るたなばたの雲の衣のかへる袖かも  十・二〇六三
20. 吾妹子(わぎもこ)がかたみの衣なかりせば何ものもてか命つがまし  十五・三七三三

《 '_の衣、白霓(げい)の裳(もすそ) 長矢を擧(あ)げて天狼(星名)を射る》 楚辞
「星を射る人」とは、わたしの初めての訳書に付したタイトルでもあったな、とふと思う。その後、知らぬまに文庫化されて「聖なる星への帰還」とか、変じたけれども。(『星を射る人』(大陸書房)→『聖なる宇宙への帰還』(ボーダーランド文庫) )。

《 詩の様式をかりに悲歌と叙事詩という対比としてみるとき、辞はその悲歌的なものとすることができよう。それは不幸の文学であり、その不幸を肯定し、それを避けることよりも、むしろそれに向かうことを自らの運命とする文学である。屈原の徒が伝える『楚辞』の文学は、まさにそのようなものであった。「命ならば即ち幽にも處(を)らん」〔思美人〕…… 》  白川静『中国の古代文学(二)史記から陶淵明へ』中公文庫
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字統と勘違いして購入。
これ、古典などを読むときに役立つものだったんですね(;^_^A
しかし読み物としても面白く、「使える家宝」として子々孫々まで使ってもらおうと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月21日に日本でレビュー済み
和歌や古典の言葉を調べるために購入しましたが、言葉の意味を調べていると、昔の人の考え方や言葉の奥深さを知ることが出来、解説も丁寧だったので、購入できて非常に満足です。特に読みにくいということもありませんでしたので、解説するつもりがない、意味がわからないなどというような文句を仰っている方は、そもそもこの書籍の使い方を間違えているように感じます。字の成り立ちを知りたいなら漢字辞典を、言葉の意味を知りたいなら国語辞典を買うべきです。古語辞典なのですから、聞いたこともない中古の言葉を調べるための辞典です。用途を勘違いしていらっしゃるのでは?
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普及版の意味は縮刷版ということ、高齢者にはつらい。
漢字の字義と古代思想を追求してきた著者が字訓から日本の
古代思想というか霊感情にせまろうとしたということかな、
柳田国男とか民俗学者の書とあわせてよめばいろいろぶつかりそう
なのがおもしろ、いや興味深いのでは。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月20日に日本でレビュー済み
私の人生に最も必要な書であります。白川静先生の奥深さを感じる言葉の成り立ちの解釈は
圧巻です。 … 完読を目指しています。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月22日に日本でレビュー済み
 例を挙げ無るので、他を類推してください。とにかく、ことばの根源から分かってきます。

つま【夫・妻・嬬】つまは端(つま)。ものの両側面をいう語である。それで一組のものが、たがいに相手を「わがつま」とよぶことができた。夫からは妻、妻からは夫をよぶ語で、のち妻の意に用いるようになった。新婚者の家も本家の端(つま)に作られ、「つまや」という。衣の裾(つま)、また妻戸などもいう。「若草の」は「双葉」の意で、「つま」にかかる枕詞にせる。
 〔古事記〕〔万葉集〕の用例が示され、懇切な解説がある。夫・妻はともに婚礼のときの盛装の姿を示す字である。嬬は需声。需はもと雨乞いする巫女を意味する字であった。

 このように、その言葉の語源・成り立ちから根本的に分かってくる。他の辞書が軽薄にさえみえてくる。これは一途に著者が言葉・文字の根源から判ろうとする国語学者の執念があったからだろう。漢字が親字ではなく、ひらがなに括弧の中に漢字を当てている。少し、例示しておこう。
 さま【方・法】【状・様】こと【琴】【言・辞・詞】【殊・異・別】もの【物・者・鬼】す【為】【巣】【渚・洲】例文引用で一番多いのは万葉の歌である。
 万葉仮名も次のように用いている。
正月(むつき)たつ春の波自米(初め)にかくしつつ相し笑(ゑ)みてば時じけめやも〔万4137〕これは、はじめ【初・始・肇】の一用例である。
101人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年5月21日に日本でレビュー済み
どちらか一冊を選べと言われれば、白川静では本書より「字統」を薦める。で、その字統だが、例によって総合すれば、藤堂明保の学研・漢和大字典の方が良い。例を上げよう。「歳」の字を調べてみた。藤堂の大字典ではこの字が「歩」と関連していて、木星のことであることがわかる。後者については、天文学との関わりを示唆する。そこで同じ藤堂の「歩」の字を調べると、「天体の運行」といった記述があり、うなずけるものがある。ところが白川の字統では、「歳」の木星や「歩」との関係は否定され、例によって得意の器・理論が登場し、あくまで木星や「歩」は、後代の追加とされる。後代と言ったって殷代というなら今から見ればどういう違いがあるのか、はっきりしない。木星や「歩」が「歳」の字に織り込まれていないと主張する白川の根拠が例によって曖昧模糊としているし、その原因が白川の十八番の器・理論(例の「口」の字にあるような)とあれば、なおさらのことになる。ただ白川説で価値があるのは、「歳」の字で歳星の知識(天文学の知識)とは無関係という間違った断定(私はそう信じる)をしながら、一方で「歩」の字の項を見ると、反閉(へんばい)とか「神事的な儀礼に臨むときには、歩してその地に赴くのが古儀であった」と藤堂にはない鋭い指摘がある。つまり、白川の頭の中では、「歳」の字と「歩」の字が泣き別れになっているにも拘わらず、「歩」の字については本来の意味が「巡礼」にあるという真実を知っている。これに対して、藤堂の方は、「歳」と「歩」のつながりは知っているが、「歩」のもつ「巡礼」の意味には気づいていない。こうなるとどっちもどっちなのだが、白川は「歳」の字の天文学の影響を、後代(戦国期)に西方からもたらされたものだから、「歩」とは無関係と主張するが、どうもこの論理が理解できない。わざわざ藤堂の気づいていない関係性を指摘してくれてありがとうと言いたいくらいである。結局、「歳」の字が「星に至る天宮への道を歩いて巡礼する」という日本で言う反閉や中国の道教思想を体現していると思うのだが。白川の場合、こうした歴史観が、妙な方向にずれこんでいるのではないだろうか。少なくともコリーヌ・セローの「サン・ジャックへの道」とか、 ルイス・ブニュエル 「銀河」といった映画の一つでも白川が見ていれば、こんな単純な過ちはしないのではないだろうか。
そこで、少し手前味噌ではあるが、こうした知識の欠陥を補ってあまりあるものを提供してくれる「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著という本を紹介したい。この本では17世紀のオランダの画家・フェルメールが、いかにその絵画の中でこの「星の巡礼」を実現したかの好例を見せている。西洋の天文学や日本の反閉(P.35 参照)の見方が、どうフェルメールと関わっているのかが、この本でわかるだろう。百聞は一見にしかず!
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Rio
5つ星のうち5.0 2nd Piece of Shizuka Shirakawa's Trilogy, now Revised AND Affordable, within my hands...!
2020年1月20日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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字訓(Jikun) is the Second book of the Shizuka Shirakawa's Trilogy on Chinese Characters, known as the "Kanji" in Japanese. This book specifically focuses on *how* the Japanese, people and the language, had incorporated foreign characters of China, or Kanji, into their daily life and into writing. In the genre of 古語辞典(Kogo Jiten), this type of Graph-centered approach to an ancient language (dictionary) is rather absurd. But it is this absurdity that sets this 字訓(Jikun) apart from the rest of 古語辞典(Kogo Jiten) Dictionaries in the market: A New Perspective of Old Japanese through Radical Approach and Extensive Self-Research.
Highly suggested for anyone in the field of Old Japanese, Kanji Researchers, and of course, a must-have for Shirakawa-fans.

As for the condition, my book was absolutely beautiful. Rather Perfect, I'd say. A bit pricey, but the book itself is worth ¥6000 yen, so considering the shipping fee, I'd say my money was well spent.
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Rio
5つ星のうち5.0 2nd Piece of Shizuka Shirakawa's Trilogy, now Revised AND Affordable, within my hands...!
2020年1月20日にアメリカ合衆国でレビュー済み
字訓(Jikun) is the Second book of the Shizuka Shirakawa's Trilogy on Chinese Characters, known as the "Kanji" in Japanese. This book specifically focuses on *how* the Japanese, people and the language, had incorporated foreign characters of China, or Kanji, into their daily life and into writing. In the genre of 古語辞典(Kogo Jiten), this type of Graph-centered approach to an ancient language (dictionary) is rather absurd. But it is this absurdity that sets this 字訓(Jikun) apart from the rest of 古語辞典(Kogo Jiten) Dictionaries in the market: A New Perspective of Old Japanese through Radical Approach and Extensive Self-Research.
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