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思想のドラマトゥルギー (平凡社ライブラリー) 文庫 – 1993/6/21

林 達夫 (著), 久野 収 (著)
4.0 5つ星のうち4.0 18個の評価
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  1. 本の長さ
    552ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    平凡社
  4. 発売日
    1993/6/21
  5. ISBN-10
    4582760023
  6. ISBN-13
    978-4582760026
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  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (1993/6/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1993/6/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 552ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582760023
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582760026
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  1. 久野 収

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上位レビュー、対象国： 日本

狭間
5つ星のうち3.0 目次
2023年9月10日に日本でレビュー済み
洋学事始め―ひとつのヴァリアンテ
わが遍歴時代
精神史のポリフォニー的発想
わが学問の前哨墓地
聖フランチェスコ周辺
われらが交遊録
500年目のマキアヴェリ
◆平衡感覚としての俗
顔のない今日の世界―グロテスクについて
演劇変相之図―現代演劇の位相
世界把握のキイ・メタファーとしてのドラマ
◆教養派？鍛錬派？
レトリック・イン・アクション
わがヨーロッパ研修旅行
クラルテからアンビギュイテへ
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役に立った
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caritas77
5つ星のうち5.0 かつては、稀少記録
2020年12月21日に日本でレビュー済み
編集の世界の当事者の苦労は、普段は表に出てきません。

しかし、本書が出版されて、心あるものは何を尊重し、何を調べれば良いかが、はっきりとしたのです。

引用文献は、ほぼ凡て当たりました。

そのための努力の過程で人との出会いがいくつもあり、私には、貴重な経験、宝となりました。

忘れられない一冊です。
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役に立った
 レポート
ｍｍｍｍ
5つ星のうち5.0 本当の『考えるヒント』
2015年9月12日に日本でレビュー済み
・本当の意味で『考えるヒント』が満載されている本だと思います。話題が多岐にわたりますが、どの分野でも何か得るものがあると思います。

・私はこの本で紹介されている人物やその著書について調べたり読んだりしました。また林達夫の自伝として読むこともできます。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
moonrider
5つ星のうち5.0 対話による思想の裏話百科全書
2003年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古代のアカデミアよろしく、林達夫と久野収が古代から現代までの思想全般にわたって裏話をちりばめつつ、自由闊達に語り合った楽しい本。こういう肩の凝らない思想史も珍しい。何度読んでも新しい発見がある。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
野火止林太郎
5つ星のうち5.0 仰天、愉悦そして溜息のダイアローグ
2005年10月19日に日本でレビュー済み
20数年前、単行本で読んでいたがこのたび再読。林達夫、久野収の両雄が鬼籍に入って20年そして5年が経つ。こてこての市民主義者久野、象牙の塔の引きこもり林と揶揄する向きもあろうが、その博覧強記、その外国語力、そして５０年前のことを滔々と喋りまくる記憶力！それぞれ８０歳と70歳の対談とは到底思えない。
この対談の主は林で、久野はインタビュアーの役回りである。よって林達夫の壮絶なまでの知識欲、好奇心、持続力、アマチュアリズムが全開（否まだ一部）。そりゃ驚愕ものだ。一例として「西洋思想におけるレトリック」といった半世紀に渉る林のテーマにしても、「アッシジのフランチェスコ」にしても林がここで述べている射程と深さにおいて後代は探求しえたか？言及される一つのテーマの各国文献をすべて紐解くことさえ大変であろう。ひょっとするとこの対論なかには、いまだに数多くの研究未踏のジャンルが残されているのではと思わせる。何せ林は書いたものをドンドン削り、勉強したもののうち僅かしか書かなかった人らしいから。本人は「書けなかった」と述べているがとんでもない。その著作を読んでみればそれはわかるだろう。これぞアマチュアリズム！生産性は悪いが、その人文主義的博捜は知への愛と厳しさに溢れている。溜息が出るほどの「教養」。高田里恵子はどう見るか？久野の座談名人ぶりも絶妙だ。
埴谷雄高・大岡昇平の岩波から出ていた対談とともに抜群の面白さ。
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