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落語の世界 (平凡社ライブラリー) 文庫 – 2000/3/13
今村 信雄
(著)
名人と謳われた三代目小さんからの聞き書きを中心に、軽妙な語り口で綴った明治・大正・昭和の落語の周辺。昭和31年「産経時事」に連載され大好評を博した人気のよみもの、今甦る。
- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2000/3/13
- ISBN-104582763316
- ISBN-13978-4582763317
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
明治・大正・昭和、落語界華やかなりし頃の名人たちの芸談やこぼれ話の数々。著者の見聞や、三代目柳家小さんからの聞き書きを軽妙に綴り、『産経時事』で人気を博した連載コラム。青蛙房1956年刊の再刊。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2000/3/13)
- 発売日 : 2000/3/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 354ページ
- ISBN-10 : 4582763316
- ISBN-13 : 978-4582763317
- Amazon 売れ筋ランキング: - 259,636位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 275位落語・寄席・演芸 (本)
- - 1,228位演劇 (本)
- - 40,129位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月30日に日本でレビュー済み
明治から戦前の落語界にどのような落語家がいて、どんな状況だったのか幅広く書かれている本というのは、意外にないもので、三遊亭圓生の一連の青蛙房の書物を除くとほとんどないといっていい。そういう意味で一連の圓生本はとても貴重な書物といえる。明治時代の落語家となると、写真すら残っていない人も多いし、そういう昔の落語家がどのような人で、どういう逸話があったかというのは、私にはとても興味深い。この本は、昭和31年に青蛙房から出版されたもので、著者の今村信雄という人は、今も続いている落語研究会の第二次、第四次研究会の運営に携わった落語の研究家、速記者。父も有名な落語の速記者で第一次落語研究会の顧問を務めた今村次郎ということで落語界にどっぷり浸っていた人が書いた物だけに非常に興味深い逸話の集大成となっている。当初書かれた際の落語家の名跡の代数や年度などの間違い、人物の略歴等については、山本進氏の非常に丹念な校注が付けられており、読みやすい。落語の歴史に興味を持つ人にとっては、絶対に外せない本だと思う。
2007年11月7日に日本でレビュー済み
著者は落語研究会の創始者であり落語速記の草分けである今村次郎の子として生を受け、幼い頃からどっぷりと落語の世界に身を委ねていた若い時期に、自分は「噺家にとって良い旦那(お旦)であること」を生涯の道と決めたのではなかろうか。柳橋の著者の家には噺家のみならず、東京下町文化が交流するサロンだったとのこと。「改名と襲名」から「東西の師匠」まで100篇を越える落語と落語家に関する、明治・大正・昭和にまたがる貴重な歴史が刻まれており、山本進氏の詳細な注が噺家の代など内容を補ってくれている。「二つの富久」から少しだけ引用する。“「富久」という落語は、数多い富のはなしの中でも一番むずかしい話ではないだろうか。私は三代目小さんの富久も初代円左のも聞いたが、三遊と柳との違いは話の中にも現れている。・・・”落語好きの方なら、きっとこの後が読みたくなるはず。