文明・文化が自分のことしか考えていないと言うのがよく分かります。
「国家」や「国民」の中身のなさも物語っています。
では「国家」・「国民」という欺瞞性が分かった今我々は何をすべきなのでしょうか。
西川氏は動態的な「私文化」にこだわっています。
われわれは文化を捨てるべきだけれども、持ってしまう動物なのでしょうか。
後ろの上野千鶴子さんの解説も忘れずに。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,430¥1,430 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,430¥1,430 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥609¥609 税込
配送料 ¥350 6月12日-14日にお届け
発送元: <爆進堂> 販売者: <爆進堂>
¥609¥609 税込
配送料 ¥350 6月12日-14日にお届け
発送元: <爆進堂>
販売者: <爆進堂>
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー) 文庫 – 2001/2/7
西川 長夫
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,430","priceAmount":1430.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,430","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MZrXfKQKfYfDF9nGuV9w6DR1x17GuU7uNQSfpg8BoAITXSovXUJbF2dBAypm%2BJrR3IuItJrA5q3xQE2ByF8hq%2BHOkqUnphgtfP9faPo1dKDwnOlOxtmQ3lo%2Bb9mwgilv","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥609","priceAmount":609.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"609","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MZrXfKQKfYfDF9nGuV9w6DR1x17GuU7u%2FWwyyL8ZtYXmQQXdagbPOv6Fk6yWajSl0Pmud0Y7FZEsG8skbtDvRTL%2FJ5ShpZa5CS7QDnmzY17sAK8tTS9b15B%2FWNkT5OtNrg5WzLAt8aPcHZNO%2Fym1LeJQlJBMgs6scGF8fkFFKgoi5Smc%2B5Oy4Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- ISBN-104582763804
- ISBN-13978-4582763805
- 出版社平凡社
- 発売日2001/2/7
- 言語日本語
- 本の長さ477ページ
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)
¥1,430¥1,430
最短で6月11日 火曜日のお届け予定です
残り6点(入荷予定あり)
¥2,310¥2,310
最短で6月11日 火曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥3,080¥3,080
最短で6月11日 火曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「文明」「文化」のもつイデオロギー性を暴き、「国民文化」が、近代国家が創出した「新しい伝統」にほかならないことを明らかにした「文化の政治学」。筑摩書房92年刊の増補版。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2001/2/7)
- 発売日 : 2001/2/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 477ページ
- ISBN-10 : 4582763804
- ISBN-13 : 978-4582763805
- Amazon 売れ筋ランキング: - 306,222位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
14グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年6月7日に日本でレビュー済み
日常のなかの世界感覚
ヨーロッパのオリエント観
日本における文化受容のパターン
文明と文化:その起源と変容
文化の国境を越えるために
1990年代をふり返って
ヨーロッパのオリエント観
日本における文化受容のパターン
文明と文化:その起源と変容
文化の国境を越えるために
1990年代をふり返って
2015年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西川氏のグローバルな世界観・思想に感銘を受けた。前半少し書き込みがあったのは残念。
2012年12月19日に日本でレビュー済み
ビジネスパーソンだけでなく、全成人に一読してほしい。
そして、子どもらに北方領土、竹島、尖閣諸島が日本領であることの経緯を語ってほしい。
周辺諸国は、その辺の教育が徹底されている。
日本でも、国境についての正しい認識を育てる教育が必要だ。
そして、子どもらに北方領土、竹島、尖閣諸島が日本領であることの経緯を語ってほしい。
周辺諸国は、その辺の教育が徹底されている。
日本でも、国境についての正しい認識を育てる教育が必要だ。
2014年9月16日に日本でレビュー済み
文明や文化という考え方は、あるイデオロギーによって支えられていることを、明快に暴いた痛快な書。
冒頭の文章では、世界地図という、身近なものを例に、それが単純な存在ではないことを、わかやすく述べている。
”文明と文化”という文章は、いわば、この本の中核と言われる内容。
文明はフランスから、文化はドイツで生まれた考え方で、なぜ、その逆ではなかったのかが、
その二つの国の置かれた状況から解説している。
巻末の補論では、最近のグローバリゼーションについても論考している。
冒頭の文章では、世界地図という、身近なものを例に、それが単純な存在ではないことを、わかやすく述べている。
”文明と文化”という文章は、いわば、この本の中核と言われる内容。
文明はフランスから、文化はドイツで生まれた考え方で、なぜ、その逆ではなかったのかが、
その二つの国の置かれた状況から解説している。
巻末の補論では、最近のグローバリゼーションについても論考している。
2006年12月11日に日本でレビュー済み
文化論の本質が述べられている本。「イラク国民を解放する」というイラク戦争での大義名分の虚偽性、模倣文化といわれる日本文化の真実、日本、ドイツが文明の名の下に裁かれた第二次世界大戦の構造。この本を読むと今までなんとなく見てきた歴史に切り込む視点が手に入る。
確かに筆者の言う「私文化」に関して、坂口安吾のように強く生きていける個々人はどれくらいいるのだろうかとの疑問は湧く。
しかし、最終的に文化のレベルを個人まで下げることによって、構造上欠陥のある「国家」や「国民」という概念に縛られることはなくなる。国民国家形成から約200年、著者の言う「私文化」で生きていく人間は増えていくんじゃないかと思う。
読み応え抜群の中身この本に☆五つ付けなかったらどの本に付けるんだと思う。
確かに筆者の言う「私文化」に関して、坂口安吾のように強く生きていける個々人はどれくらいいるのだろうかとの疑問は湧く。
しかし、最終的に文化のレベルを個人まで下げることによって、構造上欠陥のある「国家」や「国民」という概念に縛られることはなくなる。国民国家形成から約200年、著者の言う「私文化」で生きていく人間は増えていくんじゃないかと思う。
読み応え抜群の中身この本に☆五つ付けなかったらどの本に付けるんだと思う。
2007年8月26日に日本でレビュー済み
国民文化についての本。
いくつかの西洋の理論を使いながら伝統は伝統でないということを述べる。
著者のめざすところは晩年の坂口安吾がしきりに述べていた無政府主義だろう。
ポストコロニアルという英国の伝統的な学問を学びたい人におすすめ。
学問の伝統をきちんと受け継いだ作品。
いくつかの西洋の理論を使いながら伝統は伝統でないということを述べる。
著者のめざすところは晩年の坂口安吾がしきりに述べていた無政府主義だろう。
ポストコロニアルという英国の伝統的な学問を学びたい人におすすめ。
学問の伝統をきちんと受け継いだ作品。
2003年6月8日に日本でレビュー済み
西川長夫氏の国民国家論についての主張がよく分かる一冊。
特に、解説で上野千鶴子氏も書いているが、「'「 文明と文化 -その起源と変容」における「文明/文化」概念の議論はかなり面白い。昨今跋扈する「文明」の名の下に「敵」を「野蛮」と名指しして殲滅してしまう「思想」はどこから来たのか、あるいはそこからの「希望」はあるのか、を考える助けに必ずなるだろう。
個人的には著者の坂口安吾の読みが好きだ。「生存それ自体が孕んでいる絶対の孤独(坂口安吾)」と「私文化(西川長夫)」が通底すると考え思索を進める著者には、「国民国家論の立て役者」の一言では括れないものがある。
特に、解説で上野千鶴子氏も書いているが、「'「 文明と文化 -その起源と変容」における「文明/文化」概念の議論はかなり面白い。昨今跋扈する「文明」の名の下に「敵」を「野蛮」と名指しして殲滅してしまう「思想」はどこから来たのか、あるいはそこからの「希望」はあるのか、を考える助けに必ずなるだろう。
個人的には著者の坂口安吾の読みが好きだ。「生存それ自体が孕んでいる絶対の孤独(坂口安吾)」と「私文化(西川長夫)」が通底すると考え思索を進める著者には、「国民国家論の立て役者」の一言では括れないものがある。