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観世寿夫世阿弥を読む (平凡社ライブラリー か 27-1) 新書 – 2001/10/1
- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104582764118
- ISBN-13978-4582764116
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
戦後を代表する天才能役者・観世寿夫。世阿弥の伝書を読み続け、現代に生きる「能」を問い続けた著者が残した数々の著作の中から、その真髄を伝える22篇を収録。1980~81年刊「観世寿夫著作集」をもとに再編集。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 355ページ
- ISBN-10 : 4582764118
- ISBN-13 : 978-4582764116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 529,611位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月8日に日本でレビュー済み
観世寿夫さんは自然体における能を極めた達人
としての印象から、勉強の為に拝読しましたが、
こんなに世阿弥から影響を受け、こんなに深く
読み込みそして愛したという事実に深い感銘
を受けました。
読む前は天賦の才能だけで、突き進んだ偉人
というイメージでしたが、確かに感覚としては
天才のそれを感じましたが、影響の受け方の
天才であり、学び、前進するための努力に奮闘
した人間というイメージに変わりました。
文章は多少芸のお人ということで、おおめにみても
、歴史的価値ははかりしれません。
正直涙が出ました。
としての印象から、勉強の為に拝読しましたが、
こんなに世阿弥から影響を受け、こんなに深く
読み込みそして愛したという事実に深い感銘
を受けました。
読む前は天賦の才能だけで、突き進んだ偉人
というイメージでしたが、確かに感覚としては
天才のそれを感じましたが、影響の受け方の
天才であり、学び、前進するための努力に奮闘
した人間というイメージに変わりました。
文章は多少芸のお人ということで、おおめにみても
、歴史的価値ははかりしれません。
正直涙が出ました。
2004年3月1日に日本でレビュー済み
昭和中期から現在に至るまで能楽界全体に影響を与えた、故・観世寿夫師の様々な文章から22編を集めて編纂された本です。
いろいろな会のパンフレットや、能関係の書籍に寄せた文章が多く、寿夫師が弟の観世静夫師(八世観世銕之亟師)たちと共に発行を始めた機関誌『銕仙』からの収録も多いです。学生で能をやっている私としては、「関東観世流学生能楽連盟」や「早稲田大学能楽連盟」といった学生団体が主催した会のパンフからの収録もあることを見て、羨ましいとともに当時、関東の学生の活動がいかに積極的だったのかを感じたりしています。
観世寿夫師が亡くなられたのは1978年であって、私が生まれるより前の話です。そして、寿夫師の活動の中心であった銕仙会は東京で活動しているので、そういう意味での思い入れは全くありません。私のある先輩などは「銕仙会は理屈が先行し過ぎる」と、批判めいたことを仰ることもあります。
しかしそういうものを超えて、この著作集はまさに「天才」を感じさせるだけの内容をもっている、と思います。
いろいろな会のパンフレットや、能関係の書籍に寄せた文章が多く、寿夫師が弟の観世静夫師(八世観世銕之亟師)たちと共に発行を始めた機関誌『銕仙』からの収録も多いです。学生で能をやっている私としては、「関東観世流学生能楽連盟」や「早稲田大学能楽連盟」といった学生団体が主催した会のパンフからの収録もあることを見て、羨ましいとともに当時、関東の学生の活動がいかに積極的だったのかを感じたりしています。
観世寿夫師が亡くなられたのは1978年であって、私が生まれるより前の話です。そして、寿夫師の活動の中心であった銕仙会は東京で活動しているので、そういう意味での思い入れは全くありません。私のある先輩などは「銕仙会は理屈が先行し過ぎる」と、批判めいたことを仰ることもあります。
しかしそういうものを超えて、この著作集はまさに「天才」を感じさせるだけの内容をもっている、と思います。