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斑鳩の匠宮大工三代 (平凡社ライブラリー に 7-1 offシリーズ) 単行本 – 2003/4/1

西岡 常一 (著), 青山 茂 (著)
4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価
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  1. 本の長さ
    369ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    平凡社
  4. 発売日
    2003/4/1
  5. ISBN-10
    4582764657
  6. ISBN-13
    978-4582764659
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商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

「最後の宮大工」といわれ、木のクセを見抜き、木のいのちを活かしつづけた西岡常一。明治以来三代続いた宮大工として、受け継がれてきた技と匠の世界を語りつくす。徳間書店1977年刊の再刊。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2003/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 369ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582764657
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582764659
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

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  1. 西岡 常一

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寺院の修繕工事に関心ある人の必読書
5 星
寺院の修繕工事に関心ある人の必読書
　法輪寺の三重塔の再建において、近代建築による鉄材の補強を用いた設計に対して、宮大工の棟梁として永年、その建造物に携わってきた経験から「再建にあたっては新しい木をもちいることから補強は不要」として、大幅な設計変更がなされたこと、建築の分野に関心のある人になら耳にしたことがあると思います。　本書は法隆寺の宮大工の三代目として著名な寺院の修繕工事にたずさわってきた西岡棟梁に対して、毎日新聞の古美術文化関係の記者として棟梁と親交をスタートさせた青山氏（その後、帝塚山短期大学教授）が「これはこうでしたですな」という問いかけに対して西岡棟梁が答える対談形式で構成されます。青山氏のこの分野の造詣の深さと西岡棟梁との親交の深さが西岡氏の言葉をうまく引き出し、西岡氏の半生を紹介する「西岡常一の歩んだ道」、「法隆寺金堂の解体修理」、「法輪寺三重塔の再建」、「薬師寺金堂の復興」、「建築用材と工具のはなし」、「宮大工の後継者たち」の各章をとても魅力のあるものとしているようです。対談の形式であることから、棟梁の言葉を通して人柄も伝わってくるようでこれも魅力となっています。　本書は日本の近世の寺院の修復工事の歴史を解説するものであり、また、寺院の修復工事に関する一般的な解説書では触れられることのない、現場に立つ人でしかわからないことも解説され、本書自体が古建築に携わる人たちへの棟梁のメッセージとなるように企画されたようにも思われます。　法隆寺の近くの法隆寺iセンターの2階に宮大工棟梁「西岡常一の世界」の展示をありますので、法隆寺に訪れた際はご覧ください。
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コアラ
5つ星のうち5.0 おすすめです
2020年11月10日に日本でレビュー済み
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横須賀ゴルゴＧ爺
5つ星のうち5.0 好い
2017年9月8日に日本でレビュー済み
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てんてん
5つ星のうち5.0 買って良かった！
2016年12月8日に日本でレビュー済み
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ひらり
5つ星のうち5.0 素晴らしい本です
2013年4月16日に日本でレビュー済み
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Makoto Ichikawa
5つ星のうち5.0 寺院の修繕工事に関心ある人の必読書
2012年7月19日に日本でレビュー済み
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Makoto Ichikawa
5つ星のうち5.0 寺院の修繕工事に関心ある人の必読書
2012年7月19日に日本でレビュー済み
　法輪寺の三重塔の再建において、近代建築による鉄材の補強を用いた設計に対して、宮大工の棟梁として永年、その建造物に携わってきた経験から「再建にあたっては新しい木をもちいることから補強は不要」として、大幅な設計変更がなされたこと、建築の分野に関心のある人になら耳にしたことがあると思います。
　本書は法隆寺の宮大工の三代目として著名な寺院の修繕工事にたずさわってきた西岡棟梁に対して、毎日新聞の古美術文化関係の記者として棟梁と親交をスタートさせた青山氏（その後、帝塚山短期大学教授）が「これはこうでしたですな」という問いかけに対して西岡棟梁が答える対談形式で構成されます。青山氏のこの分野の造詣の深さと西岡棟梁との親交の深さが西岡氏の言葉をうまく引き出し、西岡氏の半生を紹介する「西岡常一の歩んだ道」、「法隆寺金堂の解体修理」、「法輪寺三重塔の再建」、「薬師寺金堂の復興」、「建築用材と工具のはなし」、「宮大工の後継者たち」の各章をとても魅力のあるものとしているようです。対談の形式であることから、棟梁の言葉を通して人柄も伝わってくるようでこれも魅力となっています。
　本書は日本の近世の寺院の修復工事の歴史を解説するものであり、また、寺院の修復工事に関する一般的な解説書では触れられることのない、現場に立つ人でしかわからないことも解説され、本書自体が古建築に携わる人たちへの棟梁のメッセージとなるように企画されたようにも思われます。
　法隆寺の近くの法隆寺iセンターの2階に宮大工棟梁「西岡常一の世界」の展示をありますので、法隆寺に訪れた際はご覧ください。
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