プラトンは、単なる模範術として芸術のことをあまり評価しなかった。
しかし皮肉にも、その後のヨーロッパの芸術の中では、プラトンのイデア論が重要な位置をしめるようになった。
プラトンに始まり、中世、ルネサンス、マニエリズム、古典主義、ロマン主義・・・
それぞれの時代を主導した美術の流れの中で、プラトンのイデア論がどのように解釈され、個々の芸術家がどのように自分の作品制作に取り込んだかを、豊富な事例や引用をもとにたどっている。
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イデア (平凡社ライブラリー) 文庫 – 2004/6/9
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- 本の長さ420ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2004/6/9
- ISBN-104582765041
- ISBN-13978-4582765045
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
芸術を否定したプラトンの「イデア」概念が、中世・ルネサンス・マニエリスム・古典主義と、様々に姿を変えながら、ヨーロッパの芸術理念の中心を占めるに至る芸術思想のドラマを描く。原著第2版の新訳。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2004/6/9)
- 発売日 : 2004/6/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 420ページ
- ISBN-10 : 4582765041
- ISBN-13 : 978-4582765045
- Amazon 売れ筋ランキング: - 279,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月10日に日本でレビュー済み
2007年11月24日に日本でレビュー済み
著者の初期代表作、まだドイツにいたときの作品で、目次をあげると以下のようになる。
1 古代
2 中世
3 ルネサンス
4 マニエリスム
5 古典主義
6 ミケランジェロとデューラー
これでは何が書かれているかわからないが、要するにプラトンから始まるそれぞれの時代の芸術思想家を扱っている。この目次からも分かるように、「6 ミケランジェロとデューラー」は枠から外れている。さらに付録と註を除くと本文は全体の半分にも満たない。この形式がワールブルク学派の一般的な書物の体裁である。
これは一般向きの美術書ではない。完璧な学術書である。この本の訳書には同じ定本から「イデア」(思索社)が出版されているが、なかなか読み進まないので、こちらを一緒に読んだらよいかと思って購入したが、どちらも読みにくい。相当の哲学、思想、芸術、の素養と知識欲ないとワールブルク学派の書物を読みこなすのはむずかしいようだ。内容はイデア論を中心に述べている。
しかし、世界にはこの本に興味をもつ人たち多数いるようで、仏語、イタリア語、英語等に翻訳されている。
1 古代
2 中世
3 ルネサンス
4 マニエリスム
5 古典主義
6 ミケランジェロとデューラー
これでは何が書かれているかわからないが、要するにプラトンから始まるそれぞれの時代の芸術思想家を扱っている。この目次からも分かるように、「6 ミケランジェロとデューラー」は枠から外れている。さらに付録と註を除くと本文は全体の半分にも満たない。この形式がワールブルク学派の一般的な書物の体裁である。
これは一般向きの美術書ではない。完璧な学術書である。この本の訳書には同じ定本から「イデア」(思索社)が出版されているが、なかなか読み進まないので、こちらを一緒に読んだらよいかと思って購入したが、どちらも読みにくい。相当の哲学、思想、芸術、の素養と知識欲ないとワールブルク学派の書物を読みこなすのはむずかしいようだ。内容はイデア論を中心に述べている。
しかし、世界にはこの本に興味をもつ人たち多数いるようで、仏語、イタリア語、英語等に翻訳されている。
2013年3月30日に日本でレビュー済み
プラトンの「イデア概念」がいかにして天上界から地上界に降りたったか?
すなわち、プラトンは、「イデア概念」をもとに芸術活動は劣っているという結論を導きだしたが、
いったいどうして、そのイデア概念が逆に芸術理論の主概念として用いられるようになったか?
を論じています。
「イデア」は16世紀になると二つの本質的に異なった意味を持つようになります。
1 イデア=自然を凌ぐ美の表象。これは後に「理想」という概念になります。
2 イデア=自然から独立した形象一般の表象。この場合イデアは「思想」や「想念」と同じ意味で使われます。
17世紀には、新たに定着した「理想」という概念が支配的になります。
すなわち精神の中で計画され、外的な表現に先立つもので、
現代の我々が「主題」もしくは「題材」と呼び習わしている物に帰着するということです。
すなわち、プラトンは、「イデア概念」をもとに芸術活動は劣っているという結論を導きだしたが、
いったいどうして、そのイデア概念が逆に芸術理論の主概念として用いられるようになったか?
を論じています。
「イデア」は16世紀になると二つの本質的に異なった意味を持つようになります。
1 イデア=自然を凌ぐ美の表象。これは後に「理想」という概念になります。
2 イデア=自然から独立した形象一般の表象。この場合イデアは「思想」や「想念」と同じ意味で使われます。
17世紀には、新たに定着した「理想」という概念が支配的になります。
すなわち精神の中で計画され、外的な表現に先立つもので、
現代の我々が「主題」もしくは「題材」と呼び習わしている物に帰着するということです。