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名言で楽しむ日本史 (平凡社ライブラリー) 文庫 – 2010/6/10

4.0 5つ星のうち4.0 20個の評価

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知っておきたい、伝えたい、日本史の「名言」265を、『昭和史』の著者が精選。歴史探偵ならではの鋭くユーモア溢れる解説とともに贈る。決断のヒントに、スピーチのタネも最適な1冊。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2010/6/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 304ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582767028
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582767025
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.3 x 1.5 x 16 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 20個の評価

著者について

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半藤 一利
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1930年、東京・向島生まれ。

東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。

著書は『日本の一番長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『幕末史』など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
びっくりするほど丁寧な梱包で、商品も想像以上にきれいなもので大変満足です。
2023年1月13日に日本でレビュー済み
半藤一利という人は文藝春秋社の元編集者で、自称「歴史探偵」として日本史に関する本を多く書いている。文春ということで右翼的な思想の人かと思っていたのだが、どうも違うようだ。保守ではあるようだが、靖国神社へのA級戦犯合祀に反対し、昭和天皇の戦争責任についても否定せず、護憲派として積極的に活動しているという。大宅壮一編として出版された『日本のいちばん長い日』は実際には半藤氏の著作。
本書は歴史上の人物の発した言葉を足掛かりに歴史に親しむという趣向の本。1ページに1名言と解説が収められていて全部で265。
戦前に教育を受けている人なのだが、戦前は小中学生は神国・日本の歴史を学校で学ばされただけでなく、授業以外にも日本の歴史に親しむ機会が多かったのだろうと思われる記述が多くある。歌舞伎などにも詳しく、名調子で書かれている。
いくつか挙げておくと、
「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけむ」(『梁塵秘抄』)
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず。唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ。偏に風の前の塵に同じ」(『平家物語』)
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある人と栖とまたかくのごとし」(『方丈記』)
「善人なおもて往生をとぐ」(『歎異抄』)
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは見方、仇は敵なり」(武田信玄『甲陽軍鑑』)
「仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば固くなる。礼に過ぎれば嘘をつく。信に過ぎれば損をする。気ながく心穏やかにしてよろずに倹約を用い金を備うべし」(伊達政宗)
「長生きを願うのは、老いて不自由の身を考えぬからで、無益のことなり」(杉田玄白)
「沈香も焚かず、屁もひらず」(平賀源内『放屁論』)
「世間は生きている。理屈は死んでいる」(勝海舟)
「おもしろきこともなき世をおもしろく」(高杉晋作)
「日本をせんたくいたし申し候」(坂本龍馬)
2013年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が少し違うだけで同じような本を持っているのであえて買わなくともよかったと思いましたが、まあ時間つぶしには、なりました。
2017年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白く読みました、なかなか覚えるのは大変ですが手元に置いておけば安心です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月21日に日本でレビュー済み
聖徳太子から榎本武揚まで、歴史上の人物の名言や歌、またその言葉に隠された真実やエピソードについてを、歴史を知り尽くした半藤氏が執筆した作品です。年代順に書かれているために日本史の勉強にも大変役立ちます。
有名な名言も多いのですが、この人がこんな言葉をといった発見もあり、また名言ならぬ迷言の類いも数多く掲載されています。非常に面白くて、読み応えのある一冊です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが歴史探偵の半藤さん 文章も短くていつでも気軽に読めて有益です