他のレビュアーの方も書かれておられるが「現代語訳」と「丁寧な注釈」で構成された本である。
以前購入した(してしまった)万葉仮名の学術系書籍は数頁で音を上げて本棚の肥やしになっている。
奈良時代初期の日本の姿を彷彿とさせる記載や当時の大らかな習慣等々日本人なら絶対に基本知識として押えておくべき本だと思う。
かなりの部分が残っている筈の「常陸国」に住んでいるが奈良時代以前の遺跡が近年時々発掘され それが風土記に記載されていない事が多々有ることから もしかして奈良時代以前の文章が混ざりこんでいるのではなかろうか?と感じている。
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風土記 (東洋文庫 145) 新書 – 1969/8/10
吉野 裕
(翻訳)
- 本の長さ441ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日1969/8/10
- ISBN-104582801455
- ISBN-13978-4582801453
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (1969/8/10)
- 発売日 : 1969/8/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 441ページ
- ISBN-10 : 4582801455
- ISBN-13 : 978-4582801453
- Amazon 売れ筋ランキング: - 525,255位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々欲しい本でしたが、逸文まで含めて全て網羅されており、口語訳も原文を損なうことなく且読みやすい表現となっているのも良かったです。
2006年3月22日に日本でレビュー済み
実際ちょっと悔やんでます。なぜ最初にこれを読まなかったのかと。
その理由は、(1).現存するすべての風土記と風土記逸文とが収録されている。(2).全文現代語訳に直されています。原文はありません。(3).注は各風土記が終わるごとに付されています。
(2)(3)が優れているのは、勢いのままにサラリと読めてしまえるところ。もちろん講談社学術文庫版のような構成も丁寧で良いけど、ことあるごとに、注、解説で本文を読むのが中断されることを考えれば、こちらにはこちらの良さがあるといえます。もっとも、一番の利点は(1)ですけど。特に他の文献で引用されるという形でのみ残存する逸文が網羅されているのは大変便利です。『山城国風土記』逸文の別雷神の話や『丹後国風土記』逸文の羽衣伝説とかね。
また、(4).注も良く、巻末では風土記の地名が一覧でき、現在のどこに相当するか解説してあります。また『出雲国風土記』では、おまけとして祝詞「出雲国造神賀詞」が並録されていたりして、気配りもよく行き届いています。
なので、これはオススメ。不動の名著、でしょう。
その理由は、(1).現存するすべての風土記と風土記逸文とが収録されている。(2).全文現代語訳に直されています。原文はありません。(3).注は各風土記が終わるごとに付されています。
(2)(3)が優れているのは、勢いのままにサラリと読めてしまえるところ。もちろん講談社学術文庫版のような構成も丁寧で良いけど、ことあるごとに、注、解説で本文を読むのが中断されることを考えれば、こちらにはこちらの良さがあるといえます。もっとも、一番の利点は(1)ですけど。特に他の文献で引用されるという形でのみ残存する逸文が網羅されているのは大変便利です。『山城国風土記』逸文の別雷神の話や『丹後国風土記』逸文の羽衣伝説とかね。
また、(4).注も良く、巻末では風土記の地名が一覧でき、現在のどこに相当するか解説してあります。また『出雲国風土記』では、おまけとして祝詞「出雲国造神賀詞」が並録されていたりして、気配りもよく行き届いています。
なので、これはオススメ。不動の名著、でしょう。
2017年3月27日に日本でレビュー済み
一般向けの本と割り切ればこれで良いのだろうけど、原文は全く書かれていないので専門書としては物足りなさもある。