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回思九十年 単行本 – 2000/5/1
白川 静
(著)
自らの生い立ちと学問人生を綴った[私の履歴書] と、江藤淳、谷川健一、宮城谷昌光、石牟礼道子ら各氏との11の対談を収録。90を迎え尚拡がり続ける豊かで魅力的な白川静の世界。
- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2000/5/1
- ISBN-10458282434X
- ISBN-13978-4582824346
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「字統」「字訓」「字通」の著者が、自らの学問人生を綴った「私の履歴書」と、時空を逍遥遊する11の対話を収録。2000年4月に九十歳を迎えた記念の書。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2000/5/1)
- 発売日 : 2000/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 435ページ
- ISBN-10 : 458282434X
- ISBN-13 : 978-4582824346
- Amazon 売れ筋ランキング: - 668,804位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 690位中国文学研究
- - 3,739位自伝・伝記
- - 40,501位語学・辞事典・年鑑 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白川先生がお書きになった著作はたくさんある。私が最初に読んだ本がこれである。職人の風貌、職人の粘り強さ、そして職人の勇気に心打たれる。ある宴会で、少し意地悪な先生に、「この漢詩を白文で訓読できたら、おれの膳を差し上げよう。」と言うのに対し、静かに、しかし悠然と訓読する白川青年の姿が浮かび、まるで漱石の坊ちゃんを読まされているようなカタルシスを感じた。どかこら読んでもいい。品格のある随筆である。若い中学生、高校生に薦めたい。粘ることがどんなに大切か。その中心軸は一貫してぶれない。勇気をもらった。まさに職人美し。
2018年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天職に巡り合えた方で幸せな人生であることが伝わりうらやましく思えました。只、漢字についての説明はわかりやすいですが文才についてはどうかとおもいました。
2017年2月7日に日本でレビュー済み
何気なく最終面の日経新聞で白川氏の履歴書を読んだときの驚きを思い出す。仰け反るほどの筆の力と努力の跡。
前月までの方々の恥ずかしいばかりの文章力そして白川さんの後の方はいかばかりか察するに余りある。
90を過ぎても何ら変化無い生活、デモの学生がその威風に驚いた様子が目に浮かぶ。企業で社長だ会長だと威張ることの
愚かしさを感じた一ヶ月の私の履歴書であった。
前月までの方々の恥ずかしいばかりの文章力そして白川さんの後の方はいかばかりか察するに余りある。
90を過ぎても何ら変化無い生活、デモの学生がその威風に驚いた様子が目に浮かぶ。企業で社長だ会長だと威張ることの
愚かしさを感じた一ヶ月の私の履歴書であった。
2011年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は「字訓」「字統」その他数冊の先生の著書を書道をする参考にと持っております。このような著作をされるのはどのような人物なのだろうか、どんな人生を送られたのだろうか?と常々考えていました。また難解な内容に少し根を上げかけていた時に本書に出会いました。そんな私には本当にぴったりな内容で「人間 白川静」を感じる事が出来ました。是非続けて著作を読み続けいずれは「字通」を読破したいと思います。1000円は安いです。
2015年1月6日に日本でレビュー済み
自伝90ページ+酒見賢一、宮城谷、江藤淳、石牟礼道子などとの対談330ページ。
内容つまりまくりである。
中国の最も偉大な漢字字典作家にも負けない、余裕で越えてやるっていう気う壮大な気概で仕事をやっていたことが語られており、なんだか読み手の気分も大きくなってくる気持ちいい書物である。
ライフワークを完成した後の本なので、白川さんの達成感や高揚も伝わってくる。
ま、白川ファンにとっては必読である。
内容つまりまくりである。
中国の最も偉大な漢字字典作家にも負けない、余裕で越えてやるっていう気う壮大な気概で仕事をやっていたことが語られており、なんだか読み手の気分も大きくなってくる気持ちいい書物である。
ライフワークを完成した後の本なので、白川さんの達成感や高揚も伝わってくる。
ま、白川ファンにとっては必読である。
2012年2月10日に日本でレビュー済み
文字学の研究者として著名な白川静氏の「私の履歴書」とインタビュー・対談を通じて、その学問と人生を平易に紹介する著書。白川氏の著書をいくつか読んだあとにふれたのだが、その専門的な学識の背後にある学問への姿勢と取り組み方を詳しく知ることが出来る。
岩波文庫の「漢字」を読んで驚いていたときには思いもよらなかった経歴と学術への愛情は感動的だ。データベースのコメントには出ていないが、呉智英さんと酒見賢一さん両氏によるインタビューが要を得てとてもよく出来ている。独特の論陣を張る呉さんがここでは黒子に徹して白川氏の言葉をしっかり受けているのが、尊敬の度合いを教えてくれる。他にもあの江藤淳さんがこんなにも尊敬の念を前面に出して会話されているのが意外で、間接的に白川氏へのリスペクトが強く読み取れる著書でもある。
こんな人生に触れると、長生きすることはいいなという思いが浮かぶ。さらに白川氏の著作に興味の湧いてくる一冊。
岩波文庫の「漢字」を読んで驚いていたときには思いもよらなかった経歴と学術への愛情は感動的だ。データベースのコメントには出ていないが、呉智英さんと酒見賢一さん両氏によるインタビューが要を得てとてもよく出来ている。独特の論陣を張る呉さんがここでは黒子に徹して白川氏の言葉をしっかり受けているのが、尊敬の度合いを教えてくれる。他にもあの江藤淳さんがこんなにも尊敬の念を前面に出して会話されているのが意外で、間接的に白川氏へのリスペクトが強く読み取れる著書でもある。
こんな人生に触れると、長生きすることはいいなという思いが浮かぶ。さらに白川氏の著作に興味の湧いてくる一冊。