歴史学ではなくて、民俗学から武士道を語るというのは、
とても興味深いです。
しかも中世〜近代までが登場するので、
壮大なスケールの内容となっています。
<たたかい>と<いくさ>を分けてて考えられているのも、
おもしろいと思いました。
<第2次世界大戦後しばらくの間、日本人の死についての美意識は、
やはり腹を切ることを最高の形態とみたのではあるまいか。
たとえば三島由紀夫の自害が切腹であったことがそれを語っている・・>
著者は三島由紀夫の自害は<美意識>だったと言いきっています。
戦国時代や武士道で不思議に思っていることが、
色々あったのですが、
この本を読んで当時(中世〜戦国)の空気感がわかったような気がします。
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たたかいの原像: 民俗としての武士道 (平凡社選書 139) 単行本 – 1991/6/1
千葉 徳爾
(著)
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日1991/6/1
- ISBN-104582841392
- ISBN-13978-4582841398
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人が命をかけてたたかう時、人の命を絶とうとする時、人間や文化の本性がもっともあらわになる。人として死ぬ、人として死なせる、その作法や約束ごとは文化そのものである。西欧流の人道主義とは異質な生命観・人間観を鋭く追求し「日本精神」の原郷へ帰る。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (1991/6/1)
- 発売日 : 1991/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4582841392
- ISBN-13 : 978-4582841398
- Amazon 売れ筋ランキング: - 321,960位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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