ドラマ「らんまん」をきっかけに読みました。
牧野富太郎のあまり知られていない面が書かれています。
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牧野植物図鑑の謎 (平凡社新書 17) 新書 – 1999/9/1
俵 浩三
(著)
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あくまで在野を貫いた稀代の植物学者・牧野富太郎は植物図鑑の開拓者だった。その図鑑製作をめぐる競争相手との葛藤や牧野のユニークな人間性を伝える植物図鑑黎明期の裏面史。
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104582850170
- ISBN-13978-4582850178
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 182ページ
- ISBN-10 : 4582850170
- ISBN-13 : 978-4582850178
- Amazon 売れ筋ランキング: - 615,664位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月6日に日本でレビュー済み
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牧野さんのことがよくわかる本でした。日本の植物についてもっと知りたいと思いました。
2015年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
来月、四国の牧野植物園に行きます。楽しみにさせてくれる一冊です。
2017年7月14日に日本でレビュー済み
筆者の牧野に対する評として序文にて、"(国内の)科学者で最も良く世間に知られた1人"、"偉人伝にて野口英世とともに…"と言う書き方の序文から始まっています。
"(国内の)科学者で最も良く世間に知られた1人"というのには、まあ科学者自体マイナーだから牧野は知られている方かなあ…とは思いますが。
知名度でいえば野口英世と牧野富太郎では雲泥の差がありますので、
偉人伝が出るぐらいの人物で有名な日本人科学者となると、野口英世は別格扱いとしても、湯川秀樹、南方熊楠辺りと比べても、
かなりの落差があることは否めないと思います。
この序文の段階でかなり筆者は牧野贔屓な感があります。
もちろん当方も植物を囓っている身として、牧野富太郎の名は当然知っています、
日本国内で植物を囓っている方でしたら知らねばならぬ名前であります。
ただ一般人の間でとなると、牧野の知名度はゼロに近いレベルではないでしょうか?
(出生地の高知県を除く)
そんな牧野の名を知らしめている物の一つに、"牧野植物図鑑"があります。
図鑑としてのクオリティに関しては文句の付けようも無い充実した内容でありますが、
異彩を放つのは本書のタイトルにもなっている"牧野"であります。
基本的に図鑑のタイトルに著者名がしゃしゃり出てくるなんてのは珍しいのです。
"さかなクンの魚図鑑"ぐらいは出そうな気もしますが、それはさておき。
まずは筆者の名前を前出しするこの強烈な自己顕示欲を感じさせる自著のタイトルにこそ、
牧野富太郎の牧野富太郎たる要素だと感じます。
現存する写真などからは、トレードマークの蝶ネクタイに大きなキノコを手に踊る写真など、
人当たりの良さそうな笑顔の写真が多いのですが、
ところが本書からは記録に残る情報からはかなりの曲者であると言わざるを得ない人物であることがわかります。
高齢になってからは大分人間も円くなったようですが、
中年期ぐらいまでは人間性に疑問を抱かざるを得ない言動が目立ちます。
谷田部・松村両教授と牧野の確執についてはよく知られたところです。
谷田部教授については学名レースなどのこじれからか、研究室への出入りを禁じたために人間関係が壊れたことは理解に容易いのですが、
しかしながら谷田部教授の後任、村松教授が牧野の才覚を惜しんで助手にして、研究室への出入りを自由とし、色々便宜を図ったにも係わらず、
それをいいことに好き勝手しまくって人間関係にひびを入れる辺り、関係者ではない読者の身としても、
"牧野おかしいだろ"と思わずツッコミたくなります。
しかしながら教えを請う物には大変優しかったとあります。
権威に厳しく生徒に優しいあたり、フランス人でありながらフランスよりも日本での知名度が高いファーブルにも通じる物があります。
そんな牧野を本書著者は"破調の美"として評しております。
これに関しては些か贔屓が過ぎる評であるようにも感じます。
できあがった物(牧野植物図鑑等)は確かに素晴らしいのですが、
しかし彼本人を語るにあたっては、自己本位な行動の数々が際立ち、牧野被害者の会ができてもおかしくないような人物です。
学者としては偉大なんだろうけど、一個の人間としてはどうかな?と、思わざるを得ません。
逆を考えると、学歴が無いとここまで突き抜けていないと学者として名を残せないのかも知れないなとも思わせます。
破天荒な行動が目立つ日本の学者としては博物学の南方熊楠も有名ですが、
牧野の場合は破天荒と言うより基本的に問題行動であり、非常に自己中人的な面が目立ちます。
"頼まれたことは少しもやらずに、頼まれないことばかり夢中になってやる人"と言う評もあります。
学者としてはやむを得ない部分もあるとは思うのですが、
出版などが絡むと、お金が発生する話でもあり、関係者はそうそう悠長なことを言ってはいられません。
そんな出版社との関係として、牧野植物図鑑と言えば北隆館、北隆館と言えばの関係がありますが、
日本植物図鑑の発刊に当たっては、
細部に対しても執拗なまでの固執を見せる牧野の姿勢は、
自分の名前で出す以上は半端な物や間違いのある物は世に出すわけにはいかないと言う、
学者としての執念を感じます、これには解体新書と前野良沢の関係を思わせる物があります。
しかし校正に牧野を参加させてはいつになっても発行できないと考えた北隆館は、
牧野に対して校正を見せないと言う暴挙に出ます。
商売という物が絡むとこうなるのはある程度はやむを得ない気もします。
しかし、結果、三十四葉の正誤表と言う大変なことになってしまいます。
そんなこんなで、本書は"牧野植物図鑑"よりも"牧野富太郎"そのものにスポットが当たっている勘が否めません、
"牧野植物図鑑"を語るにあたって"牧野富太郎"を外せないのは重々理解はできるのですが、
それでもやはり内容と本書タイトルの乖離は否めません。
植物学の進展などよりも、牧野の引き起こす人間関係が本書ではメインと感じ取れてしまいました。
牧野贔屓と思われる著者が書いてこの有様ですから、
実態を考えると著作を読む分には結構だが実際に接することは全くもって御免被りたい人物ではありますが。
そのドギツイまでに強烈な個性があったからこそ、牧野の牧野たる人物でもあるのでしょう。
しかしながら、なんだかんだと有りながら帝大からは必要な人物とされ50年近く籍を置いていたのは、
やはり牧野本人の植物への情熱と見識が、そのマイナスな人間性を上回る物と評価されたのでしょう。
それらの結晶が"牧野植物図鑑"であることもまた事実であると思います。
"(国内の)科学者で最も良く世間に知られた1人"というのには、まあ科学者自体マイナーだから牧野は知られている方かなあ…とは思いますが。
知名度でいえば野口英世と牧野富太郎では雲泥の差がありますので、
偉人伝が出るぐらいの人物で有名な日本人科学者となると、野口英世は別格扱いとしても、湯川秀樹、南方熊楠辺りと比べても、
かなりの落差があることは否めないと思います。
この序文の段階でかなり筆者は牧野贔屓な感があります。
もちろん当方も植物を囓っている身として、牧野富太郎の名は当然知っています、
日本国内で植物を囓っている方でしたら知らねばならぬ名前であります。
ただ一般人の間でとなると、牧野の知名度はゼロに近いレベルではないでしょうか?
(出生地の高知県を除く)
そんな牧野の名を知らしめている物の一つに、"牧野植物図鑑"があります。
図鑑としてのクオリティに関しては文句の付けようも無い充実した内容でありますが、
異彩を放つのは本書のタイトルにもなっている"牧野"であります。
基本的に図鑑のタイトルに著者名がしゃしゃり出てくるなんてのは珍しいのです。
"さかなクンの魚図鑑"ぐらいは出そうな気もしますが、それはさておき。
まずは筆者の名前を前出しするこの強烈な自己顕示欲を感じさせる自著のタイトルにこそ、
牧野富太郎の牧野富太郎たる要素だと感じます。
現存する写真などからは、トレードマークの蝶ネクタイに大きなキノコを手に踊る写真など、
人当たりの良さそうな笑顔の写真が多いのですが、
ところが本書からは記録に残る情報からはかなりの曲者であると言わざるを得ない人物であることがわかります。
高齢になってからは大分人間も円くなったようですが、
中年期ぐらいまでは人間性に疑問を抱かざるを得ない言動が目立ちます。
谷田部・松村両教授と牧野の確執についてはよく知られたところです。
谷田部教授については学名レースなどのこじれからか、研究室への出入りを禁じたために人間関係が壊れたことは理解に容易いのですが、
しかしながら谷田部教授の後任、村松教授が牧野の才覚を惜しんで助手にして、研究室への出入りを自由とし、色々便宜を図ったにも係わらず、
それをいいことに好き勝手しまくって人間関係にひびを入れる辺り、関係者ではない読者の身としても、
"牧野おかしいだろ"と思わずツッコミたくなります。
しかしながら教えを請う物には大変優しかったとあります。
権威に厳しく生徒に優しいあたり、フランス人でありながらフランスよりも日本での知名度が高いファーブルにも通じる物があります。
そんな牧野を本書著者は"破調の美"として評しております。
これに関しては些か贔屓が過ぎる評であるようにも感じます。
できあがった物(牧野植物図鑑等)は確かに素晴らしいのですが、
しかし彼本人を語るにあたっては、自己本位な行動の数々が際立ち、牧野被害者の会ができてもおかしくないような人物です。
学者としては偉大なんだろうけど、一個の人間としてはどうかな?と、思わざるを得ません。
逆を考えると、学歴が無いとここまで突き抜けていないと学者として名を残せないのかも知れないなとも思わせます。
破天荒な行動が目立つ日本の学者としては博物学の南方熊楠も有名ですが、
牧野の場合は破天荒と言うより基本的に問題行動であり、非常に自己中人的な面が目立ちます。
"頼まれたことは少しもやらずに、頼まれないことばかり夢中になってやる人"と言う評もあります。
学者としてはやむを得ない部分もあるとは思うのですが、
出版などが絡むと、お金が発生する話でもあり、関係者はそうそう悠長なことを言ってはいられません。
そんな出版社との関係として、牧野植物図鑑と言えば北隆館、北隆館と言えばの関係がありますが、
日本植物図鑑の発刊に当たっては、
細部に対しても執拗なまでの固執を見せる牧野の姿勢は、
自分の名前で出す以上は半端な物や間違いのある物は世に出すわけにはいかないと言う、
学者としての執念を感じます、これには解体新書と前野良沢の関係を思わせる物があります。
しかし校正に牧野を参加させてはいつになっても発行できないと考えた北隆館は、
牧野に対して校正を見せないと言う暴挙に出ます。
商売という物が絡むとこうなるのはある程度はやむを得ない気もします。
しかし、結果、三十四葉の正誤表と言う大変なことになってしまいます。
そんなこんなで、本書は"牧野植物図鑑"よりも"牧野富太郎"そのものにスポットが当たっている勘が否めません、
"牧野植物図鑑"を語るにあたって"牧野富太郎"を外せないのは重々理解はできるのですが、
それでもやはり内容と本書タイトルの乖離は否めません。
植物学の進展などよりも、牧野の引き起こす人間関係が本書ではメインと感じ取れてしまいました。
牧野贔屓と思われる著者が書いてこの有様ですから、
実態を考えると著作を読む分には結構だが実際に接することは全くもって御免被りたい人物ではありますが。
そのドギツイまでに強烈な個性があったからこそ、牧野の牧野たる人物でもあるのでしょう。
しかしながら、なんだかんだと有りながら帝大からは必要な人物とされ50年近く籍を置いていたのは、
やはり牧野本人の植物への情熱と見識が、そのマイナスな人間性を上回る物と評価されたのでしょう。
それらの結晶が"牧野植物図鑑"であることもまた事実であると思います。
2008年4月24日に日本でレビュー済み
偉人・牧野富太郎の『牧野日本植物図鑑』の前史が掘り起こされている。1編の「恩讐の彼方に」でもある。
今は忘れられているが、村越三千男という図鑑づくりの先駆者がいた。無名の村越は、有名な(専門家の)牧野に植物図譜の校訂を依頼した。これが二人の出会いであり、ドラマの始まりでもあった。その後、二人は植物図鑑の発行で競合し、アマチュアの村越の功績と名前は消えて行く。
今は忘れられているが、村越三千男という図鑑づくりの先駆者がいた。無名の村越は、有名な(専門家の)牧野に植物図譜の校訂を依頼した。これが二人の出会いであり、ドラマの始まりでもあった。その後、二人は植物図鑑の発行で競合し、アマチュアの村越の功績と名前は消えて行く。