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超常現象の心理学: 人はなぜオカルトにひかれるのか (平凡社新書 28) 新書 – 1999/12/1

3.3 5つ星のうち3.3 15個の評価

私たちはなぜ、怪しげな現象にたやすく騙されてしまうのか? オカルトや占いをテーマに、人間が陥りやすい「思考の落とし穴」について、気鋭の心理学者が解りやすく解説する。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (1999/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582850286
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582850284
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 15個の評価

著者について

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菊池 聡
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
痛快です。楽しく、わかりやすく、科学者としての良識にあふれる傑作。
2017年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル通り人がなぜオカルトに惹かれるのかについて心理学からの分析に興味があり購入。読んでみたらタイトル内容についての記述は少ない。
内容のほとんどはオカルト批判。
タイトルが「なぜオカルトは有害なのか」であれば問題なかったんですけどね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者の本はどれもお勧めできるが、本書は他の著作のような、懐疑論的クリティカルシンキングに連なる認知心理学の解説本とは趣が違う。

 そもそも本書は、『月間百貨』という雑誌の連載記事をまとめたものらしいので、確かに章ごとに内容も独立している。

といってもさすがに菊池聡氏の著作だけあり、基本ははずしておらず、ふむふむという感じの記述は少なくない。ただ、TVに出て霊能者とやりあう話なんか、ニンマリなところがあり、知的素材というよりも、懐疑論の文脈を肯定できている人達に向けての面白い読み物、として私はお勧めしたい。

 菊池氏の著作を未読ならば、『超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ』を読むほうがいいかなとは思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オカルト批判に関してとりあえず常識的と思われる論調で書かれている本である。
心霊批判及び血液型人間学批判をふたつの軸として書かれている。
『人はなぜオカルトにひかれるのか』との副題に関する具体的な言及は無い。
論調自体に破綻は無いが、その論調はアカデミックな心理学を正しいと信じるその信念によって支えられている。これもまた信じる心のひとつの現れと言うのは野暮か。具体的な検証よりも「偉い人が違うと言っているのだから違うのだ」とでも言うような権威を優先させる面もあると感じた。
所々で強調される中道意識も気になる。菊地氏はご自身が中道であるのを表現するために他人を批判する。

血液型人間学を批判するパートでは具体性に欠けているように感じた。
心霊批判のパート「真夏の激闘」はご自身の体験談を中心に語られているのでエピソードも生き生きとしており面白い。
「と学会」の具体的な議論や血液型性格判断に関する渡邊芳之氏の丁寧な議論を目にすることができる今となっては本書を読む意義は乏しいと言わざるを得ない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
霊能者とのTV対決、面白い~~!!ぜひまた出演してほしいものです。
エピローグの「占いは煙草のようなものとして考える」に納得。
特に、「煙草や占いとも自分の意見を主張し宣伝する場が持たれなければならない。
だが、煙草と違って占いの場合は支持者側の意見が圧倒的に多い」
・・・といった記述に全くその通りですよ!と、著者と握手したい気持ちになりました。
占いにツッコミ入れてくれる人が増えればいいなと、元占星術ビリーバーの私は切に願っております。
2006年9月8日に日本でレビュー済み
 本書はかなり読みやすい語り口で書かれているが、内容は、論理的にきわめ
て筋が通っている。
 本書を読むと、思考の訓練になるのではないか。

 オカルト支持派がよく使うレトリックの否定のロジックがかなり秀逸である。
「未確認飛行物体のうち、5%程度は調べても正体がわからない。だから、宇
宙人の乗り物であることも否定できない。」には、「では、それが空飛ぶタヌ
キである可能性も否定できない。」、「心理学者たちは、血液型性格判断を調
べもせずに頭から否定している。」には、「実際に数多くの心理学者によって
検証されており、だいたい心理学者がそんなにおもしろい仮説をほっておくは
ずがない。」といった反論を紹介している。

 わら人形で人を呪い殺せるということをなぜ人が信じてしまうのか。血液型
肯定派が持ち出す、政治家や野球選手にある血液型が多いという統計データは、
どうして誤っていると言えるのか。そういったことも明快に説明されている。

 また、逆に血液型を批判する場合の間違った論理についても説明してあり、
かなりおもしろい。

 血液型性格判断について、できれば科学的な検証データが示されているとさ
らによかった。自分が読んだ本の中では、『心理テストはウソでした』(村上
宣寛著・日経BP社)に信頼できるデータが掲載されていたので、気になる人は
そちらもあわせて読んでみるとよいかもしれない。

 いずれにしても、本書は、オカルトを信じている人にこそ読んでほしいが、
たぶん、そういう人がこの本を手に取ることはないだろうことが残念である。

 血液型性格判断やオカルトを信じる人ほど差別感情が大きいという統計デー
タと、それは、流布している情報を自分で考えないで受け入れてしまう人々は、
不合理な差別感情にも流されやすいことを示しているとの解説をどこかで読ん
だが、本書のように徹底的に懐疑的に考えることは生きていく上でも非常に重
要な態度であろう。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年6月25日に日本でレビュー済み
著者は、京都大学で心理学を専攻した認知心理学と神経心理学の学者です。この本の著者はマスコミを通じて、超常現象信奉者に反論する陣営として活動しているようです。ただし、著者は「現象」の否定ではなく、オカルト的な思考や主張の態度、つまり思考停止→特定の解釈への飛躍と固執、というスタイルを批判している、という点なのだそうです。占いなどを用いて、安易にプラス思考を持つことも、責任回避や、無反省による誤ちの繰り返しにつながるため、非常に危険であると指摘しています。その点では、科学者による物理学的アプローチに対して、著者は専門の心理学的アプローチから批判していると言ってよいのではないかと思います。日本では占いは巷に蔓延していますが、これによる思考の安易化に警鐘を鳴らす本でしょう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人がオカルトに惹かれる理由を心理学の見地から解き明かすことがこの本の看板で、私もその点に興味を持ってこの本を手に取ったのですが、その点についての本書の回答はあまり目新しいものではありません。要するに、人生の厳しい現実から目を逸らす為の逃避先としてオカルトは機能しているのだということが求められています(宗教やエンタテイメントと同じですね)。むしろこの本が興味深いのは、血液型性格判断や占いなど、一般には“オカルト”とは呼ばれないものもオカルトの同類として断罪している点です。そしてまた、「信じたい人は信じればいいじゃん」という私のような無関心派にも批判の目を向けています。大半の読者がこの点で胸に痛みを感じることでしょう。
この本で指摘されている、議論のルールをわきまえないことに対する批判は、オカルトに関する議論だけでなく、広く一般に議論というものを行う際に参考になります。
雑誌に連載されたコラムをまとめたものなので、内容はやや薄いです。しかし、巻末に参考文献が数多く掲げられているので、より深く知りたい人はそちらを参照して欲しいということなのでしょう。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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