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刀と首取り: 戦国合戦異説 (平凡社新書 36) 新書 – 2000/3/1

3.5 5つ星のうち3.5 13個の評価

日本刀は本当に戦場の武器として使われたのか。戦国時代の合戦資料をもとに刀の役割と特異な風習である首取りの意味を解き明かし、作り上げられた合戦のイメージを打ち破る。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2000/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4582850367
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4582850369
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 13個の評価

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鈴木 真哉
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
刀剣ファンは勿論、居合いや剣術を目指す方や今取り組んだいられる方にお薦め致します。剣術に取り組んでいられる方は、日本刀は如何なる物でも切れるのか、また刀は無敵かなどと考えたことは一度は終わりと思います。その疑問をこの本は、全てを解決してくれます。いや、先入観念に凝り固まってしまっている方には、目から鱗が落ちるようです。是非、読んで欲しい本です。
2010年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分も「日本刀が首狩り用」という筆者の推論には???である。慎重な兵士が接近戦用に拳銃を入手して携帯するのと同様(大抵は持たない)、やっぱり日本刀を使わざるを得ない近接戦闘の機会は結構あったんではなかろうか?

ただし、「日本刀が従で鑓こそが主兵器」、そして特に「日本刀は意外に脆弱である」、という事実ははっきり認めなければならないだろう。

かつて、フジテレビのかくし芸メイキングで吉田栄作が真剣を使った芸を特訓中、目釘が折れて刀身がカメラマンに飛び出し、あわや!!というシーンがあった。竹の釘一本でつなぎ止めるその構造は、やっぱり不自然だよな。もっとも、日本刀以上に頑丈だと、青龍刀みたいに重たいし、軽くするとフェンシングの剣みたいに斬撃には向かなくなる。突くにも斬るにも丁度良いサイズ、となるとやはり日本刀がベストなんだろうけど。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月27日に日本でレビュー済み
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文章が冗長で読むに耐えない.繰り返しの記述も多く,内容も歴史書とはいえない.よく編集者が認めたものだ.
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月3日に日本でレビュー済み
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日本刀は実戦の場で、武器として機能があったかの考察。基本的には弓矢、石礫、そして鉄砲が主力で、刀は接近戦どころか、首を取るための道具だった、というのが筆者の論旨。考えれば一応、兜に鎧を着用している相手にいかな切れ味のいい刀を振るっても運動を阻害するようなダメージを与えられる筈もなく、隙間とか首とかを切るのが精いっぱいの道具が接近戦でも有用なはずはない。筆者の立論では昭和になっての軍刀の修理データが大きな部分を占めているのだけど、その統計数値をきちんと翻刻する箇所が欲しかった。ないと余話になってしまうから。
日本刀の意味は、近代的な軍制で将校が携行したピストルに近いのかもしれない。接近戦で使うというより、自決用だったという意味と同様に、用途としてもっと限定的に考えるべきなのだろう。それと戦前の旧軍の中では、所謂、指揮刀としての効用。日本刀への信仰が鎧兜なしに刃を交えることが当たり前になった江戸時代中期以降に形成されたもの、謂わば水戸学にも似た思想動向であったのかもしれない。本書は意余って言葉足らず、という感じ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦国合戦において、刀は首を切り取る時の道具であって、戦場の主武器は鉄砲、弓、槍だということを初めて教えてくれた名著です。
もう購入したのははるか昔になりますが、その後の著作と比較しても、著者のベスト作品だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年12月6日に日本でレビュー済み
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 タイトルとは少し違って、もっぱら刀が合戦の中でとりわけ戦国時代にどのように使われたのかという論証が、この著者の特徴である「感状」に認められた戦場での負傷原因を統計的に分析した結果に基づき明らかにされている。
 それによれば、刀は現実的に有効な武器ではなく、遠戦では弓・鉄砲、接近戦では槍がもっぱら使用されており、刀はその構造上の弱点など(目釘が破損する・曲がる・刃こぼれする)のため、合戦において進んで使用されるということは極めて稀であったのではないかとしている。そして、そのもっとも有効な使用法が、相手を倒した後の首取りのときであったという。そういわれればそう思うが、うーむ、日本刀マニアが聞いたら血相を変えそうな推論ではある。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年9月18日に日本でレビュー済み
〈刀は、実際の戦闘で積極的に使用される武器ではなかった。〉
本書のこの論旨は、昨今では定説となりつつあるようです。
多くの一次資料、特に刀剣の使用やメンテナンスに携わった人々の実見談などを
丁寧に集めて論拠としている部分にリアリティが感じますし、
論旨と逆の事例についても資料の検証を欠かしていない点にも共感が持てる内容です。

個人的に最も面白かったひとつは、
主題と逆の事例として紹介された〈伊勢長島一向一揆〉における織田信長の失敗談。
刀を武器とした一隊に切り込まれ、手痛い目に遭ったという信長の戦場体験を通して
「刃物を武器にした戦闘自体を軽視」していたいう当時のリアリティを推論するお話しなどは
とても興味深いです。

何でも簡単に手に入る現代と昔とでは
〈道具〉に対する有り難み、価値観は当然ながら異なりますよね。
いわんや、刀剣の実物を実際に取り扱ったり、その製造工程を知る方ならば
〈いきなりチャンバラ〉という状況がリアリティとして有り得ないのは明白です。
歴史の多くは戦勝者の政策や後世の営利感情で形成されるものですから、
「実際はどうだったの?」というリアリティの考察を並行することが大切。
本書は、そういった歴史考察の一好例かと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年12月26日に日本でレビュー済み
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多くの人が刀に対してもっている常識・迷信・盲信をさながらミステリーの謎解きのごとく覆してくれます。実証は一次文献・データをあたり、そこから論理によって丁寧になされます。
私自身は刀は最強の武器だという間違った常識を持っていたので、刀の柄・目釘の部分には構造的な欠陥があるというのは非常に驚きでした。
しかし、慎重な論理展開のせいか繰り返しが多く、冗長に感じる部分もありましが、今まで常識だと思っていたことが覆されるといういい意味での知的興奮があじわえる本でした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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