この本を書かれている降幡 賢一さんは、オウム法廷を欠かさず見ています。
そして、この本と通して、絶望的な気分にさせられるのは「思考停止」の論理です。
麻原が言うことだから・マハームドラだからという論理で、高学歴の人々が麻原に全面的に帰依する姿が、ありありと浮かんできます。
これは、第二次世界大戦に向かう、日本人のメンタリティと、全く同じように感じます。
「進め一億火の玉だ!」「一億総玉砕」
人間は理念に狂う生き物です。それがたまたま麻原だっただけで、私たちも、いつ、理念に狂うかもしれない‥そのようなことを考えさせられました。
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オウム裁判と日本人 (平凡社新書 44) ペーパーバック – 2000/5/1
降幡 賢一
(著)
オウム裁判に立ち会いつづけることは、日本社会の自画像をつきつけられることだった──。オウム法廷をライフワークとする記者が見た、事件の実相と日本人の姿。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2000/5/1
- ISBN-104582850448
- ISBN-13978-4582850444
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2000/5/1)
- 発売日 : 2000/5/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 246ページ
- ISBN-10 : 4582850448
- ISBN-13 : 978-4582850444
- Amazon 売れ筋ランキング: - 519,323位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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