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ぎりぎり合格への論文マニュアル (平凡社新書) 新書 – 2001/9/1
購入オプションとあわせ買い
オリジナリティなどいっさい不要。苦手な論文試験を最小限の努力で合格するためのコツを惜しまず公開。ぎりぎりでの合格を目指す人のための画期的かつ究極の論文指南書。
「論文の書き方」は、類書が星の数ほどありますが、この「論文マニュアル」は、良い論文を書こうとすることこそが論文執筆のつまずきの石だと主張しているという点で画期的なものです。論文とは、まずは形式であると筆者は言います。そのため、この本では、知っていそうで実は知らない論文の形式の基礎を懇切丁寧に解説しています。ここで披露されている形式さえ守って論文を書けば、不合格にはできないぎりぎりの線は確保できます。
ただ、この点ばかりを本書の特徴として強調しすぎると、ひじょうに単純なマニュアルのように聞こえてしまいますが、何度も論文で失敗したことがあるという筆者の書き振りは、体験に基づくひじょうににおもしろいエッセイでもあり、読み進めば進むほど論文執筆の深みも見えてくるという、絶妙なバランスの「論文作法」に仕上がっています。本書はマニュアルの振りをしていますが、実は良質な「学問のすすめ」でもあります。
本書を一読すれば、合格のためのテクニックが分かるだけではなく、論文を書き続けるための元気が出てきます。この本は、小論文やレポート、あるいは卒業論 文を最小限の努力でパスしたいという「要領の良い」ひじょうに多くの人々のお役にたつことでしょう。
- ISBN-104582851037
- ISBN-13978-4582851038
- 出版社平凡社
- 発売日2001/9/1
- 言語日本語
- 本の長さ216ページ
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- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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“ぎりぎり合格”や“マニュアル”などという側面を強調することは、星の数ほどある類書の中で、独自のニッチを占めようとする作戦なのだろうか。また、予備校での経験やら、日頃から学生のヒドイ論文を読んでいる経験などを強調することで、このような本を書く適任者であることをアピールしている。それに、学生の実例を挙げることは、良きにつけ悪しきにつけ、当人たちは本に取り上げられて喜ぶのだろう。また、自分の落第や失敗の経験などを語ることは、そんな学生たちに目標を与え、やる気を促すかも知れない。ときには、自虐的になってみたり、また反語や皮肉も交えたりすることで、サービス精神も発揮してくれている。結局は、そういう内容やスタイルを好意的に受けとめられるかどうかにかかっている。私の場合は、何人かの人がここで書いているように、好みに合わなかった。
大学のセンセイで、成績をつける立場からは、自分の基準がすべてなのだろうが、それがさも絶対的であるかのようにひけらかされると、ちょっと引いてしまう。分野が違えば、時代が変われば、基準も変化するだろうに。
2001年に出ているから、パソコンやインターネットの検索や、また辞書や参考書の利用方法などの“マニュアル”的な部分は、かなり時代遅れになっている。それでも未だに発行されているのは、時代を超えて、普遍的な文章論や学問論などとして、読まれるべきところがあると考えているのだろうか。
そんなことを感じながら、結局最後まで読んでしまった。それは、この本のパロディや、正反対のことを考えることで、ちょうど反面教師になると思ったからだろう。そうなることも考えて、この本が書かれているのだとしたら、著者の思惑にはまったことになるが。
斎藤の本では、「たのしい誤読生活のおくり方」として、いくつかの誤読の方法を紹介してくれている。斎藤は、選り取り見取りで、おいしいところの「見取り読み」をしたらしい。私の方は、図らずもこの本で、論文の書き方についての私なりの発想を得るということで、「見立て読み」に「ひらめき読み」を実践したようだ。
どういう訳か、著者の別の本からの検索にひっかからないので、この本だけを継子扱いにしているのかと思ったら、著者名の山内志郎が、士郎となっている。
第一章は「論文は楽しい」です。山内氏は「ブタもおだてりゃ木に登る」ということわざを踏まえて、この本はさしずめ「ブタでも書ける論文入門」だとおっしゃっています。
第二章は「論文の基礎知識」です。論文のテーマを探すときの心構えや、論文の題名の良し悪しなどが説明されていました。
第三章は「論文を書く段取り」です。第二章に引き続いて論文の主題の選び方や、論文の構成の練り方などが説明されていました。
第四章は「論文を書いている間の作業」です。この章は論文を実際に書くときに特に参考になる章だと思います。「・」や「『』」などの記号の使い方や、「pp.」や「ibid.」などの略号の使い方が網羅されていました。論文の書き出しの良し悪しなどについても説明されていました。
第五章は「論文の仕上げ」です。論文全体の体裁の整え方や、参考文献表や補註の書き方などが説明されていました。
第六章は「論文執筆あれこれ」です。論文を書くときに便利な言い回しや、論文執筆がはかどる格言が載っていました。
最後に少し個人的なことを言わせていただきますが、ギュメ〈〉と不等号<>の違いがよくわかっていない人が多いと私は常々思っています。山内氏もこの本のpp.99-100でおっしゃっていますが、ギュメ〈〉の代わりに全角の不等号<>を使うのは無様なのでやめたほうがいいと思います。そもそも<>はくくり記号ではなく不等号なので、言葉をくくるために使わないほうがいいと思います。
謳っているし、論文とは難しいものと構えている論文初心者には
ありがたいことに
本の書き出しからとても愉快で取っ付きやすくスラスラ読み進められます。
表紙裏の「必要なのは、論文という『形式』にしたがって書くことだけなのです」
という一文に え?論文ってオリジナリティは必要ないの?と思いますが
読み進むにつれて 成る程と納得します。
基礎知識、段取り、作業、仕上げと順序よく編集され、例題も多く、また
随所にちゃめっけたっぷりのコメントがあり、「私にも書けそう」と
うっかり思わせてもらえる仕掛けになっています。
最後の「論文執筆格言集」も秀逸です!
(c)上級者用
・自信のあるところは気弱そうに書け
こうして この本のタイトルが決まったんですね!
この手の本から連想する堅苦しさはなく、ユーモアを交えた語り口で、楽しみながら大事なことが頭に入ります。
〔〕と[]の違いなど多種多様な記号の使い方、脚注の付け方、構成の手法、参考文献の表記の仕方など辞書的に使える章から、頭が働かないときの仕事の進め方、題材探しのために普段からやっておくべきことなどの準備、段取りに至るまで実に役に立つ1冊です。学術論文に限らないことも多いですから、文章に興味のある方は一読して損はないでしょう。