風邪は誰もが罹る病気なのについ最近まで誰も真面目に研究しようと
した人がいなかったとは知りませんでした。著者は日本で風邪という
病気を初めてきちんと研究しようとした人でもあります。また、
著者はインフルエンザ・ウイルスが気管支、呼吸器だけでなく血液に
入って身体中を流れる事によって様々な病気を引き起こす事を世界で
初めて実験で証明した人です。
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インフルエンザの世紀: 「スペインかぜ」から「鳥インフルエンザ」まで (平凡社新書 260) 新書 – 2005/2/1
加地 正郎
(著)
カゼとインフルエンザはどう違う? この100年を席捲したさまざまな流行の不思議な関係とは? そもそもカゼは病気なの? 数々の疑問に“カゼ博士”が答える。
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104582852602
- ISBN-13978-4582852608
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 214ページ
- ISBN-10 : 4582852602
- ISBN-13 : 978-4582852608
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,226,051位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 479位感染症内科学
- - 1,218位平凡社新書
- - 140,334位暮らし・健康・子育て (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月24日に日本でレビュー済み
著者は長年にわたって「カゼ」やインフルエンザの治療・研究に取り組んできた人物。
本書では、まず、いわゆる風邪とインフルエンザの違いが説明される。症状には似た面があるが、病気としてはまったく違うものであり、混同してはならないのだ。著者の専門はインフルエンザにあり、以降はそちらを中心に話が進められていく。
面白かったのは、インフルエンザの流行と、それに関しての研究史の部分だ。インフルエンザ・ウイルスの「型」や流行の周期についての説明は、非常に説得的であり、わかりやすかった。「インフルエンザの世紀」たる20世紀のことがよく理解できた。
それに比べて、現在の予防・診断・治療について書かれた部分は、いささか不満が残る。充分な検証を経ずに語っているような箇所が散見されるし、読んだからといって効果的なインフルエンザ対策が出来るわけでもないように思う。
医学史の本として読むべき一冊だろう。
本書では、まず、いわゆる風邪とインフルエンザの違いが説明される。症状には似た面があるが、病気としてはまったく違うものであり、混同してはならないのだ。著者の専門はインフルエンザにあり、以降はそちらを中心に話が進められていく。
面白かったのは、インフルエンザの流行と、それに関しての研究史の部分だ。インフルエンザ・ウイルスの「型」や流行の周期についての説明は、非常に説得的であり、わかりやすかった。「インフルエンザの世紀」たる20世紀のことがよく理解できた。
それに比べて、現在の予防・診断・治療について書かれた部分は、いささか不満が残る。充分な検証を経ずに語っているような箇所が散見されるし、読んだからといって効果的なインフルエンザ対策が出来るわけでもないように思う。
医学史の本として読むべき一冊だろう。
2009年7月18日に日本でレビュー済み
かぜやインフルエンザの原因がウィルスだと発見されてからの研究を実際に体験されている方だけに、研究の歴史の概略としては分かりやすい本。
特にインフルエンザの歴史を解説した第一章だけでも読む価値がある。
2005年の著作だが、2009年に流行している豚インフルエンザH1N1に対して、高齢者に抗体が認められる理由も理解できる。
特にインフルエンザの歴史を解説した第一章だけでも読む価値がある。
2005年の著作だが、2009年に流行している豚インフルエンザH1N1に対して、高齢者に抗体が認められる理由も理解できる。
2005年3月30日に日本でレビュー済み
抗インフルエンザウィルス剤である「タミフル」の副作用により乳幼児の死亡が報告されている。
風邪とインフルエンザの違いについては、著者はその権威であるらしく、混同している読者にはその説明が参考になるが、ウィルスに対してクスリ(化合物)で治療しようとするのは副作用の恐さを学者として知らなさ過ぎる。原爆を作っておいて被害を知らんぷりする学者と一緒で、クスリの開発には熱心だが副作用の検証を怠るのなら医療とは言えない。
また加地医師は、インフルエンザは予防、検査、治療(抗インフルエンザ剤の服用)という流れで蔓延を防げると言うが、毎シーズン年末に予防接種が効くと騒がれ、年明けには猛威をふるうのはなぜか?嘘もいいかげんにして欲しい!余計な診療費や処方箋費を払わされて、副作用(最悪は死亡)の被害にさらされているのではたまらない。
風邪とインフルエンザの違いについては、著者はその権威であるらしく、混同している読者にはその説明が参考になるが、ウィルスに対してクスリ(化合物)で治療しようとするのは副作用の恐さを学者として知らなさ過ぎる。原爆を作っておいて被害を知らんぷりする学者と一緒で、クスリの開発には熱心だが副作用の検証を怠るのなら医療とは言えない。
また加地医師は、インフルエンザは予防、検査、治療(抗インフルエンザ剤の服用)という流れで蔓延を防げると言うが、毎シーズン年末に予防接種が効くと騒がれ、年明けには猛威をふるうのはなぜか?嘘もいいかげんにして欲しい!余計な診療費や処方箋費を払わされて、副作用(最悪は死亡)の被害にさらされているのではたまらない。