今度Jóiaさんのボサノヴァのコンサートをやるので、その予習として、ボサノヴァといえばブラジル、ブラジルといえばレヴィ=ストロースということで、『闘うレヴィ=ストロース』を読んでおいた。
流石にレヴィ=ストロースの著書を読むのにはパワーが足りなさそうなので、伝記的な本書を選んだが、こちらも読み応えは十分であった。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥880¥880 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥880¥880 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月4日-6日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月4日-6日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
新書498闘うレヴィ=ストロース (平凡社新書 498) 新書 – 2009/11/13
渡辺 公三
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥880","priceAmount":880.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"880","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"9m8R7H5Pj6x58T7dZwvm8gOK4sKclJAYiDrVwiO1dcYB0U%2FVS9kVGE%2FXPP50S0zsjix7srrRzDtMyLGnxlduU3jP1R2%2Fnlt25lrKi5G5jAWR8zYYx7FKDr4uqkqz1OMu","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"9m8R7H5Pj6x58T7dZwvm8gOK4sKclJAYo4TsSBU0qg2GRpwccg2Ex0lgENNRjsHZxVifWc%2BR83fSa0vXPCaQfc%2BfDcR%2B07HDDcKtlwwadijeYOVUfaDHI4az1KJiXc%2FagMNrWQbdRKCLcHhr%2Fdo%2Bs%2BdMhr7TiD%2FscryzFjcGHFqDnbNoaQJvYw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
レヴィ=ストロースの壮大な思想は、図式的な理解を拒むが、「闘う知識人」としての姿を追うことでこの難題に挑む。100年におよぶ生涯で、彼は何と闘ってきたのか。第一人者による最良の入門書。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2009/11/13
- 寸法10.6 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104582854982
- ISBN-13978-4582854985
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 新書498闘うレヴィ=ストロース (平凡社新書 498)
¥880¥880
最短で6月2日 日曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
¥968¥968
最短で6月2日 日曜日のお届け予定です
残り14点(入荷予定あり)
¥576¥576
最短で6月2日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
渡辺公三(わたなべ こうぞう)
1949年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。
現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、研究部長。
著書に『レヴィ=ストロース 構造』(講談社)、
『司法的同一性の誕生』『身体・歴史・人類学』(全2巻、言叢社)、
訳書にレヴィ=ストロース『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房)、
同『レヴィ=ストロース講義』(共訳、平凡社ライブラリー)など多数。
1949年東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。
現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、研究部長。
著書に『レヴィ=ストロース 構造』(講談社)、
『司法的同一性の誕生』『身体・歴史・人類学』(全2巻、言叢社)、
訳書にレヴィ=ストロース『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房)、
同『レヴィ=ストロース講義』(共訳、平凡社ライブラリー)など多数。
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2009/11/13)
- 発売日 : 2009/11/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4582854982
- ISBN-13 : 978-4582854985
- 寸法 : 10.6 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 537,155位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 524位平凡社新書
- - 1,204位文化人類学一般関連書籍
- - 67,597位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
追悼、レヴィ=ストロース。
レヴィ=ストロースの没後すぐに出た本書ですが、出版の時期が重なったのは偶然のようです。
帯には「入門書」と書かれていますが、上記のような理由から、本来はまったく入門書ではないものを出版社が勝手に「入門書」と煽っただけのよう。
内容は、重厚。入門書どころか、中上級者向け。
『悲しき熱帯』から『野生の思考』、『神話論理』に至るレヴィ=ストロースの思考の変遷の背景がとてもよくわかります。
そして、彼の軸にあった「闘う」ということ。学生活動家として。文化人類学者として。偏狭な「文明社会」との闘い。「人間」を守るための闘い。
最近はビジネスの場でも、例えばマーケティングでは参与観察の手法が採られたり、コンサルティングでは構造主義的分析がなされていることが多いです。
文化人類学者だけではなく、知的欲求を満たしたいすべての人におすすめの一冊です。
レヴィ=ストロースの没後すぐに出た本書ですが、出版の時期が重なったのは偶然のようです。
帯には「入門書」と書かれていますが、上記のような理由から、本来はまったく入門書ではないものを出版社が勝手に「入門書」と煽っただけのよう。
内容は、重厚。入門書どころか、中上級者向け。
『悲しき熱帯』から『野生の思考』、『神話論理』に至るレヴィ=ストロースの思考の変遷の背景がとてもよくわかります。
そして、彼の軸にあった「闘う」ということ。学生活動家として。文化人類学者として。偏狭な「文明社会」との闘い。「人間」を守るための闘い。
最近はビジネスの場でも、例えばマーケティングでは参与観察の手法が採られたり、コンサルティングでは構造主義的分析がなされていることが多いです。
文化人類学者だけではなく、知的欲求を満たしたいすべての人におすすめの一冊です。
2009年12月14日に日本でレビュー済み
欲張りな本だ。レヴィ=ストロースという稀代の人類学者の思想と、100年を超えるたんに長いだけではない重厚な人生を、新書という小品で扱おうとするのだから。それだけではない。文献・著作リストも充実と呼ぶのは端的に誤りでしかないほどに充溢しているのだから。第一人者が書くと入門書もかくあれるものか、の好例――というかおそらく入門書の矩を超えている。
このような欲張りな本だから、その向こうをはって、ぜひ「食い意地のはった」みなさんに本書をオススメしたい。周知のように、強欲はふるくは「七つの大罪」にも数えられる悪徳だ。こと知的な面でのそれはけれども、きっと神も嘉するはずである。
そんな祝福される者でもある〈あなた〉が、以下のような本書の問いとねらい――しかしこれらはその一部でしかない――のひとつにでも共振したならば、本書はすぐにでも手にとられるべきだろう。
・野性の生きものとの接し方に看取されるレヴィ=ストロースの「世界との接し方」と、構造主義と呼ばれる「ものの見方」とのあいだに存在する関係とは何か。
・「構造」の探求が、レヴィ=ストロースの本質的な資質を他者に受容される「闘い」という一面をもっていたことを確認すること
・政治青年レヴィ=ストロースの生きた時代と、ブラジルにわたってからの修行時代、それらと彼の思想形成はいかなる関係にあったのか
・すでに学者として揺るぎない地歩をえていたレヴィ=ストロースをして安住することなく、チャレンジングな課題でもある神話研究へ向かわしめた動因とはいかなるものであったのか
・「彼らとの出会いの場」を「私によって私の位置」において作出するというレヴィ=ストロースにとっての人類学の企図が、どのような種類の、どれほどの知的な作業を必要とされるものだったのかを計測すること
・「共感に満ちた無理解」を構造主義以前の構造主義の感覚として確認すること
・この人類学者の歴史への関心は存外ひろく深かったことを確認すること
・骨董品の文鎮に秘められたレヴィ=ストロースの人となり…
このような欲張りな本だから、その向こうをはって、ぜひ「食い意地のはった」みなさんに本書をオススメしたい。周知のように、強欲はふるくは「七つの大罪」にも数えられる悪徳だ。こと知的な面でのそれはけれども、きっと神も嘉するはずである。
そんな祝福される者でもある〈あなた〉が、以下のような本書の問いとねらい――しかしこれらはその一部でしかない――のひとつにでも共振したならば、本書はすぐにでも手にとられるべきだろう。
・野性の生きものとの接し方に看取されるレヴィ=ストロースの「世界との接し方」と、構造主義と呼ばれる「ものの見方」とのあいだに存在する関係とは何か。
・「構造」の探求が、レヴィ=ストロースの本質的な資質を他者に受容される「闘い」という一面をもっていたことを確認すること
・政治青年レヴィ=ストロースの生きた時代と、ブラジルにわたってからの修行時代、それらと彼の思想形成はいかなる関係にあったのか
・すでに学者として揺るぎない地歩をえていたレヴィ=ストロースをして安住することなく、チャレンジングな課題でもある神話研究へ向かわしめた動因とはいかなるものであったのか
・「彼らとの出会いの場」を「私によって私の位置」において作出するというレヴィ=ストロースにとっての人類学の企図が、どのような種類の、どれほどの知的な作業を必要とされるものだったのかを計測すること
・「共感に満ちた無理解」を構造主義以前の構造主義の感覚として確認すること
・この人類学者の歴史への関心は存外ひろく深かったことを確認すること
・骨董品の文鎮に秘められたレヴィ=ストロースの人となり…
2010年1月9日に日本でレビュー済み
新書という形ではあるが、大変意欲的・挑戦的な、密度の濃いレヴィ・ストロースの入門書。
もちろんレヴィ・ストロースの壮大な思想・学問体系は壮大で、なお事実上進行形といってもよく、多くの知者がそれに格闘しているところであるが、本書は安易な入門書であるのみならず、大胆にその思想の中核に切り込もうというものだ。
年表や著作・論文リストもつけられ、全貌的理解を目指すもので、読み込むのもなかなか時間と知的労力を要する。しかし、その知的格闘が、この上なく贅沢な至福の時間であることも請け合いである。
もちろんレヴィ・ストロースの壮大な思想・学問体系は壮大で、なお事実上進行形といってもよく、多くの知者がそれに格闘しているところであるが、本書は安易な入門書であるのみならず、大胆にその思想の中核に切り込もうというものだ。
年表や著作・論文リストもつけられ、全貌的理解を目指すもので、読み込むのもなかなか時間と知的労力を要する。しかし、その知的格闘が、この上なく贅沢な至福の時間であることも請け合いである。
2012年1月14日に日本でレビュー済み
レヴィの思想を教えてくれる文章がいつまで経っても出て来ない。それどころか、レヴィがどういう経歴を持った人なのか――どうでもいい部分を延々と説明する。『○○にとって××は重要であり、生涯の主題となる。』『○○年に××が〜〜を出版したが、これは重大な書物である』みたいな、固有名詞を使ったWikiをコピペしたような、教科書のような文章が続く。
そもそもフランス現代思想にありがちな、抽象的な文章―何が言いたいのかわからない文章―が延々と続く。読者に読解力を求めるのであれば、帯に書かれた『入門書』という文字はまちがいになるでしょうね。
そもそもフランス現代思想にありがちな、抽象的な文章―何が言いたいのかわからない文章―が延々と続く。読者に読解力を求めるのであれば、帯に書かれた『入門書』という文字はまちがいになるでしょうね。
2010年2月2日に日本でレビュー済み
私の誤解、無知、あるいは妄想であってほしいのですが、この本の著者はレヴィ=ストロースを神と思っているのではないかしら。著者はレヴィ=ストロースとともに生きてきたんでしょうね。ここまで心服することができるということに驚きます。昔から、この種の研究者が日本にはたくさんいました。
これは構造主義の入門書ではなく、レヴィ−=ストロースの軌跡を心象的にたどった本だと感じました。あるいは一種の伝記でしょう。「悲しき熱帯」に何度も挑戦しては、そのたびに撤退を余儀なくされて来た私にとっては、レヴィ=ストロースの軌跡がなんとなくわかったことは収穫でした。
これは構造主義の入門書ではなく、レヴィ−=ストロースの軌跡を心象的にたどった本だと感じました。あるいは一種の伝記でしょう。「悲しき熱帯」に何度も挑戦しては、そのたびに撤退を余儀なくされて来た私にとっては、レヴィ=ストロースの軌跡がなんとなくわかったことは収穫でした。
2010年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フロイトの新書を読んだすぐ後にレヴィ=ストロースが亡くなりこの本を読んだのですが彼の考えている事が少しわかったような気がします。1920年代の「社会運動家」の時期から説き起こすことで世の中の全容を相手にする中での彼のモチベーションとそこから築きあげられた彼の思想の位置が浮き上がってきました。すでにかなりの時間の実践段階を経ていた、科学的に「人間」の全容を解き明かそうとするマルクス主義。逆に個の意識を「我・欲」といった無意識に覆われたものから理解しようとするフロイトの精神分析。だがその両者では捉えられない、個・類といったものでは理解できない、コミ入ケーションをすでに組み込んだ人の関係の在り方。後半はかなり難しかったのですが苦労して読んだだけの読み甲斐は有る本でした。