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現代語訳 渋沢栄一自伝:「論語と算盤」を道標として (平凡社新書) 新書 – 2012/2/1
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渋沢 栄一=著、守屋 淳=編訳
日本資本主義の父・渋沢栄一。幕末の農家に生まれた彼が、どのようにして慶喜に仕え、新政府で働き、さらには大事業家となったのか。明治の元勲との交流も描いた自伝の現代語訳、登場! グローバリゼーションが大きな曲がり角を迎えたいま、日本のみならず世界中で、経済や効率を中心としたもの考え方から脱却しようとする動きが見えてきている。実は日本には、現在の世界が考えていることを、明治時代に資本主義を導入するにあたって、考え、世に広めようとした人がいた。それが、渋沢栄一である。
著書、『論語と算盤』で「道徳と経済は一つである」ことを説き、自身、470余りの会社の創設、経営に携わりながら、社会事業にも全力を尽くしてきた。そんな栄一の人生を、わかりやすい現代語で、一冊で読めるものとしたのが本書である。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2012/2/1
- 寸法10.8 x 1.4 x 17.6 cm
- ISBN-104582856284
- ISBN-13978-4582856286
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2012/2/1)
- 発売日 : 2012/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 4582856284
- ISBN-13 : 978-4582856286
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 17.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 77位明治・大正時代
- - 120位平凡社新書
- - 32,714位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1965年生まれ 作家/グロービス経営大学院特任教授
早稲田大学第一文学部卒業 現在は作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一などの近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。
編訳書に60万部の『現代語訳 論語と算盤』や『現代語訳 渋沢栄一自伝』、著書にシリーズで20万部の『最高の戦略教科書 孫子』『マンガ 最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』、などがある。
2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
政治ではなく、経済の世界でどれだけの功績を残された方ががよく理解出来る。
■第5章までは『雨夜譚』の現代語訳が主ですが、ところどころ、他の渋沢の資料からの抜粋が、適切な部分に挿入されています。これによって『雨夜譚』だけでは十分に語られていない内容の詳細がわかります。この編纂が本書の価値が高い部分であると評価しています。個人的には、他の資料から抜粋・挿入されたヨーロッパでのエピソードが大変興味深かったです。
■のこりの2章(第6章~7章)は、『雨夜譚』以降の、実業界に移ってからの時期の章です。しかし、ここはいろんな資料から寄せ集めた編集のために、切った貼った感が満載であり、仕方がないとはいえストーリーとしては読めたものではありません。
■よって実業界に入ってからの活躍が読みたい場合は肩透かしを食らいます。実は私も今回本書を購入するのが2回目です。初回は、実業界に入ってからの活躍が読みたかったのにその部分があまりに乏しいので古本に出してしまったのです。
■一方で今回の私の読書の目的は「いかに渋沢は、幕末から明治維新・明治初期の変革期を乗り越えたのか」を知りたかったために購入しました。どうやって農→士(一橋家→幕臣、含フランス渡航)→官(大蔵省)へと身分を変えていったのか、そこにはどういう背景があったのか、それぞれの身分のときにどのような活躍をしたのか…を知りたかったので、『雨夜譚』の現代語訳と他資料から補足した第5章までの内容が大変有益でした。今般の目的に対し有益でしたので星4つとしました。
※なお副題の「「論語と算盤」を道標として」というのはミスリーディングです…実は『雨夜譚』内では商業道徳は、ほとんど語られないのです。渋沢が実業界を退く頃(大正5年)の著作である『論語と算盤』人気にあやかった副題ですのでご注意を。(『雨夜譚』は渋沢47歳頃の口述です)
本書は、渋沢栄一の幼少期から、慶喜公に仕え、海外留学を経て、全国の長さや重さの単位統一/貨幣制度など、今の日本の礎ともなっている様々なルールを決め、実業家として様々なビジネスを築いた半生が丁寧に綴られている。
もちろん、その実績もさることながら、私が驚いたのは「渋沢栄一という人の柔軟さ」だ。
まず、渋沢栄一はしっかりと自分の意見を伝える。その意見も、自分の中でしっかりと考え抜かれたものだ。そしてそれを聞いた相手もまた、自分が正しいと感じる意見をぶつけてくる。双方の正しさがぶつかる議論は、ときに「殺すなら殺せ、刺し違えて死ぬ」と言うぐらいエスカレートする。
そこまで白熱したとき、普通の人ならどうするか?ある種の意地も生まれ、折れることも難しいのではないだろうか。
が、渋沢栄一は違う。
その議論の後、しっかり一歩引いた目線で相手の意見を見て、そちらのほうがなるほど正しいと感じたら、素直に相手の意見に従うことができるのだ。文字に起こしてみると、当たり前じゃんと思えることだが....これができる人はどれくらいいるのだろうか。素晴らしいと思った。
この本の中では、そういう場面が何度か登場する。議論する者のあるべき姿を垣間見ることができ、この姿勢を学んだ意図強く思った。
また余談だが、本書では渋沢栄一が関わりのあった人物たちに対する、ちょっとした愚痴を含む、人となりを描いたシーンもある。例えば、「他人の話を聞くより、他人に自分の話を言い聞かせる」大隈重信だったり、「常に自分が一番じゃないと気が済まない」伊藤博文だったり。
教科書でしか見たことのない偉人と呼ばれる人たちの、人間味あふれる描写は、読んでいて少しほっこりした。
その主著『論語と算盤』で説かれている、
「生きていくには、経済も大事だが、
人としての正しい道も同じように大切なことだ」
ということに、多くの人が賛同しているから、
なのだと思う。
ちょうど、
リーマンショック後、景気がこれでもか、
というくらい悪くなった今だから、
なおのこと、多くの人に、
すんなりと受け入れられたのだろう。
この本は、
渋沢栄一が半生を語った『雨夜譚(あまよがたり)』と、
それ以外に、さまざまな著作などで後半生を語ったものを、
併せて一冊にまとめたものである。
だからして、
読みどころをまとめてくれているので、
読みはじめたら止まらない面白さがある。
ざっくりとは、
「内容」のところにも書いてあるが、
とにかく、行き当たりばったりの人生なのだ。
だが、その行動の背骨になっているのが、
「論語」だったりする。
波乱万丈の人生の面白さは、
大河ドラマを見ているようだ。
楽しい。